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生まれ変わったら男か女どっちがいいか

くだらないことを考えていこう週間です。先日こういうアンケートを見かけたので、考えてみたい。「生まれ変わったら男か女どっちがいいか」基本条件としては、現代に生まれ変わったら。付加条件については語られなかったため、それについても考えてみたい。ちなみにアンケートの結果では、男性回答者も女性回答者も、生まれ変わったら「男性」を選ぶ人数の方が多かった。割合としては男性回答者の方が多かったと思う。あなた自身はどうだろうか?またその理由は?

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男性優位社会

アンケート結果に「男性」が多かった理由として推測されたのは、現代日本はまだ男性が優位な社会だからだろう、ということだった。男性の方が得である、男性というだけで社会的優位な立場にある、だから生まれ変わって選べるとしたら「男性」という結果が多いのだろう。このあたり想像でしかないが、実にわかりやすく納得できる理由となる。他の理由で男性を選んだ人もいるだろうし、女性を選んだ人もいる。男性が女性を選ぶ理由は、今まで経験しなかったことに出会える冒険心とか。もしくは女性になってやりたい何かがあるとか。女性が女性を選ぶ理由は、女性ならではの良さを知っているから、とか。

自分ならどうか

ではちょっと自分ごととして考えてみたい。「生まれ変わったら男か女どっちがいいか」、正直なところ、どっちでもいい。どっちでもいいというのは、どちらにも興味がないと言ったほうが正しくて、どちらを選ぶ理由もない。だから、どちらかを選ぶのは非常に難しい。「男性の方が得だ」という一般的な見解を前にしても、「得だからどうした」と思ってしまう。得をしたいのか、なんのために?そりゃあもちろん生きる負担を軽減するためだろう。ではなんのために生きる負担を軽減するのか、楽に、幸せな時間を過ごすためだろう。それは男女という選択に限らず、あらゆる場面の選択においての基準となる。じゃあ、なんのために楽に、幸せな時間を過ごすのか。こんなことを考えても意味がないんだけど、その方が満足度が高いから、効用が高いから、というループになってしまう。結局のところ、その先に理由なんて求められない。それ以上は「人類の生きる目的は何か?」というところにまで行き着いてしまい、ただ生きることそのものが目的であり、目的を維持継続しようとする働きかけに必要な活力の源が、幸福とかそういうものだから、ということでこの話はそれ以上先に進めなくなってしまう。

じゃあ結局、人間は自分にとって損か得かでしか物事を選べないのか。男性が女性の経験をしてみたい、というのも、これまで体験できなかった何らかの発見であったり、自分にとっての得を求めて、ということになるだろう。それ以外の理由は何かあり得るのだろうか。例えば、人類平和のために、世の中を憂いで、信仰のために、ルールだから、それらが当人の利害と相反するかは別として、それらを理由に「男か女か」というのは選べない。この国のために革命を起こしたいから男に生まれないと不利で、などという理由は「生まれ変わったら男か女どっちがいいか」という質問から遠すぎる。こんなことを延々考えたところで話は進まないため、自分の話はひとまず置いておこう。

付加条件.男女平等

男女の社会的地位が均等だったとしたら、アンケート結果はどうなるだろう。男性が得だとも女性が得だとも言えない社会、そういう場合に考えられる回答結果は、やはり五分五分である。男、女、という回答をするにあたり決定的な要素となるのは、個人的な知識や経験、興味の違いになるだろう。もしくは性別人口の差がそのまま結果に反映されるかもしれない。よし、では男女の社会的地位が均等であったとしたら、つまり、男に生まれても女に生まれても、それ自体が得ではないとしたら、あなたはどちらを選ぶか?

同性と答えた人は保守的で、異性と答えた人は今までにない新しい刺激を求めるタイプの人、なのかもしれない。または今の性別に満足しているかどうかで、別の結果も考えられる。本当は女性に生まれたかったけれど今男性で、今度は女性に生まれたいという人もいれば、別の男性として一からやり直したいと思う人もいるかもしれない。その場合は保守的な理由で異性、新しい刺激を求める理由で同性になる。

男女が平等になった場合、男性、女性ならではの特徴とは一体なにがあるだろうか。男性に絶対できないのは、子供を産むことだ。つまりその場合の「生まれ変わったら男か女どっちがいいか」という選択は、肉体的な構造の違いでどちらを選ぶか、という質問になる。男女の肉体の違いとは、ホルモンのバランスによって現れる違い、そして臓器の違いだ。

女性は子を産む体験ができる代わりに、生理の苦しみがある。男性はそのどちらもないが、例えばアスリートを目指すなら男性の方が肉体的適性が高く生まれる可能性が高い。男女平等の社会であれば女性にも同じ競技があるだろうけど、より高い水準を求めて男性を選ぶという選択もあるのかもしれない。男性であることのマイナス要素はなんだろう。ハゲやすい、とか。毛の多い少ないが必ずしも肉体的なプラスマイナス要素に分けられるかというと難しいが、ハゲがプラスというのはあまり考えにくい。髭や体毛はどちらとも言えない。

他に何があるだろうか、あまり思いつかない。とりあえず子供を産む機会があるかどうかが大きな焦点になる。女性だから子供を産みたいと思うのか、男性でも産みたいと思うのかはわからない。個人的には子供に興味が無いため、生理を背負ってまで女性に生まれたいとはやはり思わない。あれ、やっぱり男女平等だったとしても、肉体的に男性優位になってしまうのだろうか。産みの苦しみと言うけれど、フランスでは97%が無痛分娩だと言う。子供を産む体験、母親になることをやってみたいという人はどれぐらいいるのだろうか。女性的なファッションを楽しみたいから女性に生まれたい男性というのは、そこまで多くないだろう。女性には多いかもしれない。うーん、わからない。Twitter利用者の方はよかったら答えてみてください。あなたは仕方なく、男性女性をやっていますか?