日記

時をかける少女

「時をかける少女」の原作がブックオフに売っていたから買って読んだ。50年前に書かれた短編小説であり「ラノベの元祖」と筒井康隆本人が言ってるそうだ。読んで正直なところ、何故これが何度も映画化されたりドラマ化されたりしたのかわからない。おもしろくないわけではないけれど、なんせ短いしそんなに詳しく書かれているわけではない。タイムリープが当時の日本では珍しかったからだろうか。リメイクなどで扱いやすいテーマだっていう意見があり、それは確かにそうだと思った。

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ついでに細田守の映画も見た。キャラクターデザインがエヴァの人だなー。こっちは1時間40分と映画の長い尺を使っている。SFとしては雑だけど人物の自然な動きや感情表現だったり、エンタメとしてよくできた話だと思った。原作と同じタイトルだが、内容は言ってしまえば続編のような作品。設定も原作から20年後で、原作の主人公が出てきて、アドバイザーみたいな役割をする。本編の主人公は、いわゆる「時をかける少女」的な体験を現代版でやったという感じ。原作読まずに映画見た人がけっこういるみたいだけど、原作読んだ後に見たほうが倍ぐらいおもしろいはず。それにしてもこれ、公開当初わずか6館からスタートっていうのはすごい。そんな規模でこれだけのものよく作れたなあ。

細田守監督作品は初めて見た。サマーウォーズとか名前は知っていたけど、あえて見ようとは思わなかった。今回見た経緯を辿っていけば「パプリカ」を見たからだった。今敏監督は訃報で知って、おすすめ映画に「パプリカ」が挙がっていて、原作者が筒井康隆で、同じ原作者の「時をかける少女」読んで、この映画に至る。僕はジブリの映画も見ないんだけど、それは万人向けに作られているような気がするのと、あとなんか色が明るいから見る気がしない。細田守作品にも同じような印象を持っていた。見てみて実際その通りで、広くて明るい健全な話だった。評価は別として、好みとしては狭くて暗いのが好きだから、やはり進んで見るタイプの映画ではなかった。

頭が痛い

頭痛をよく意識する。寒いと頭痛いことが多いのは低気圧の関係だろうか。それはともかく、頭の外側が痛い。後頭部を触ってみると、コブみたいになっている。痛い。なんでこんなものができているのだろう、頭打った覚えもないしなーと思っていたら、どうやらベッドの木の板にもたれるときに、そこに頭を載せていたおかげで変なことになっている。木の板に頭をずっと載せていたせいで、後頭部の血流がおかしなことになりコブになった。ぶよぶよしている。若干頭の形変わっている。触ると痛いと同時に寒気がする。これって動脈瘤とか静脈瘤とかそういうやつ?後頭部だし、やばくないか。ゾゾ気ホラー。とりあえず木の板に頭を載せて首の血管を圧迫することはやめた。コブもなくなればいいのに。