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mixiのコミュニティだけ復活してほしい

ネット

復活と言うかmixiのサービスは一応現役なんだけど、いまさらmixiを使おうって人はいない(僕は10年近く前にアカウントを削除した)。facebookグループが一応今のところ一番それに近いサービス形態なのかもしれないが、利用されているのだろうか。LINEグループのような内輪グループか、もしくは組織グループのようなかっちりしたものが多く、情報交換の場として適しているのか、機能しているのか、あまり馴染みがない。mixiコミュニティの良かったところは

  • 参加しやすかった
  • 新たに作りやすかった
  • 人が集まりやすかった
  • トピックを立てやすかった

などなど結構あった。承認不要のコミュニティが多く、気軽に参加できた。参加者が一人や二人しかいないできたばかりのコミュニティにもよく参加していた。よりマニアックなコミュニティを探していたような気がする。世界が違うとかわけのわからないコミュニティに入っていた。

mixi 趣味のコミュニティ

mixi 趣味のコミュニティ

  • mixi, Inc
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料
僕が利用していた頃とはロゴも変わっている

僕はグラース家というコミュニティを作ったりしていた。サリンジャーのグラースサーガについて語り合うコミュニティだった。今見ると389人で多いのか少ないのかわからない。実際に何を語っていたかは覚えていないけれど、プロフィール欄の参加コミュニティにこの写真が表示されるためだけに作ったように思う。

当時はmixi自体の参加者が多く、みんなアクティブユーザーだったし全国から人が集まった。大きいところだと何万人という人がコミュニティに沿った内容のトピックを自由に立てて盛況だった。今だったらTwitterなんかと連動したら人は集まりやすいかと思うんだけど、TwitterでできるのはせいぜいDMのグループチャットぐらいで、コミュニティ機能はない。外部サービスの試みもあったみたいだが、当たらなかったようで現在はなくなっている。Twitterとの相性はよくなかったのかな。

Twitter、日本独自のコミュニティ機能「Twicco」を公開 - CNET Japan

特定の話題について情報交換しようと思えばそれこそ検索したり個別に尋ねたりすればいいんだけど、もっと雑に情報が行き交う場のようなものがあったら便利だなっていうのは今でも思う。facebookグループはちょっとみつけにくいし、実名だから本気度が高いのか発言もそんなに見受けられない。

ソーシャルネットワークとは一体何だったんだろう。結局はWebを介して元から存在した繋がりを可視化しただけに過ぎない。ただの電話帳みたいになっている。そこから二次的な関係が波及するようなことって全然なかった。特定のテーマについて場を設け、関わり合うmixiコミュニティのようなものこそが、実生活とは離れた、Web上におけるソーシャルになるはずだったんじゃないだろうか。

ネットを介した人との関わりっていうのは一元化されることなく、テーマ別に整頓されることもなく、個々にバラバラに行われるだけのものとして今も続いてる。何か特定の話題について、Twitterなどを通じて人が集まり炎上することはあっても、内容が精査されることなく、経緯経過や前後関係が整理されることもなく、その場限りで一過性のものとして消費され終わってしまう。個々の議論はあっても、拡がりは見えないし共有されない。ソーシャルとはなんだったのか、今は思いだせない。

ネットを介して人と繋がらなくてもいい。それは確かにそうだ。ただネットを介したほうが便利だから、それがもっと便利になればいいと思う。どこで何を検索して誰に当たるかわからない玉石混交の中からノイズを選り分けていくのはやっぱり不便だ。個々で繋がればいい。それも確かにそうだ。しかし個々で繋がっているだけでは、拡がりがなくそこで終わってしまう。それではネットを介さない関わりあいと同じだ。集合知は幻想だったみたいなことも言われているが、オープンかつ狭いコミュニティの中なら実現したかもしれない。それがどこか一箇所で一元管理されて、入り口が明瞭だったら、元々関心がなかったようなおもしろいものに、もっといろいろ出会えたのになーと思う。