ユニクロのサングラス

サングラスは消耗品である。なぜならすぐになくすから。あと落として傷がいったり形が歪んできたりつるのネジがバカになったり形が気に入らなくなったりするため、今までよくサングラスを買い替えてきた。高いの(と言っても1万前後)もいくつかあるが、消耗品であれば安いのを買い回せばいいと思っている。通販で買ったものもあるけれど、帽子とサングラスに関しては必ず試着して買ったほうがいい。見た目が気に入っても顔や頭の形に合うかどうかはつけてみるまでわからない(サングラスを選ぶ基準の一つとして、眉毛がちゃんと隠れるとかがある)。

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これが今つけているサングラス。オーストラリアで買ったやつで、$7だった。既に何度もつるが落ち、ネジを締め直してぐらぐらきている。縁の色も剥げてきている。ファッションアイテムなんかではなく実用品であり、直射日光が当たる畑仕事中にずっとかけていた。その後も合わせて2年使用し、そろそろ限界だ。700円弱にしては大活躍した。もういつ捨ててもいい。

制服的サングラス番外編

今回は普段着の制服化を提唱している私として、汎用性の高いサングラスを買おうと思った。服を選ばないもの、あまり形にクセのないもの、壊れてもまた同じモデルを買い足せるもの、そして安いもの。消耗品だからなくしたり壊れて捨てても気にならない程度がいい。品質が良ければ尚良し。探していたのは

  • オーソドックスな形
  • プラスチック製

最近見ていた中ではTART OPTICALが良いと思ったけれど高くて全然候補外。

JULIUS TART OPTICAL

他にはクレイジージャーニーで佐藤健寿がかけているサングラスが良いと思って、どこのものだろうと調べてみたら、おそらくMax Pittionか白山眼鏡であろうと憶測されている。いずれにせよ高いんで消耗品として買うには則さない。

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クレイジージャーニー|TBSテレビ

MAX PITTON

白山眼鏡店 - HAKUSAN MEGANE|HOME

制服的サングラス本編

できるかぎり安いものを求めていくつか店を回った。まず一店舗目は河原町三条にある3megaという眼鏡屋。3000円からのメガネを取り扱っている。メガネ屋だから種類も多い。ただし、欲しいような形は5000円からだった。5000円のものを気軽に捨てられるか、うーん、あとにしょう。

次に入ったのはZoff。値段は同じく3000円からだったが、探しているような形がなく出る。雑貨屋のサングラスで十分なんだよなーと思いながらフライングタイガーに入った。そこそこ種類もあって、なんと400円だった。昔よく買っていたヴィレッジヴァンガードなんかよりも安い。捨てサングラスならここで十分だと思う。無印も近くにあって見てみた。1500円ぐらいでいくつかあったが、形が合わないので出る。

ネットで検索していたら、ユニクロのサングラスが安くて品質が良いとでてきたので行ってみた。値段は同じく1500円ぐらい。ユニクロらしく簡素だが、種類がいくつかある。それより何より、UVカットやらブルーライトカットやら可視光線透過率やら品質をやたら謳っていた。UVカットもブルーライトカットも、わざわざあえて謳うまでもなく大体どのサングラスでも標準的に備わっている。ただまあ結局その場で買った。一番オーソドックスなウェリントンという形がどうも合わなくて、ブロウ型は大昔に買ったのがあるし、今回はオーバルのものを。最初考えていたのと全然違うな。

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ユニクロ|キャップ・ハット・サングラス|MEN(メンズ)

ユニクラーな若者と中高年

そういえば最近やたらとユニクロ商品で済ませている人の話を聞く。オーストラリアで同居していた日本人の大学生も基本ユニクロだったし、服に特別お金をかけずなんでもユニクロで済ます人をユニクラーとか言ってた。そんな言葉全然知らなかったけれど、結構前からあるんですね。

ユニクロと言えばなかなか変な歴史を辿っており、日本が不況になると脚光を浴びて、好景気になると侮辱の対象になることを繰り返してきた。今はそういう浮き沈みもなく、ポジションが確立されたように伺える。特に若い人と中高年は気兼ねなく活用しているが、僕らの世代となるとまだ過去の印象を引きずっている人も多いんじゃないだろうか。

「ユニクロ=フリース」だった時代、値段が安くてもデザインはかっこ悪く、インナーや下着しか買わないという人も多かった。しかし今やファストファッションが天下を取っており、H&MやZARAよりはユニクロという人も多い。無印は一時期落ち目だったが、今再び盛り返しているように思う。ファストファッションをWikipediaで見てみたら、アバクロもアメリカンイーグルもファストファッション扱いなんだな。幅広い。

ファストファッション - Wikipedia

僕自身はなぜかユニクロとの接点がほとんどなかった。かと言って中高生にありがちなBEAMSとかセレクトショップは滅多に行かなかったし、そもそも服を全然買わない。服を全然買わない人がユニクロで済ますこともよくあるんだが、どうしていたんだっけ、ああ古着を買っていた。社会人になってからはZOZOTOWNで買うことも多かった。とにかく服に時間もお金もかけなかった割にはユニクロと接点がなくて、世の中のユニクロを取り巻く事情に疎かったという感じです。