週刊日記

読み上げ(16:26)

ネタ帳改め週間日記です。ついに梅雨入り、時期は例年通りらしい。雨の音がいいって言える人はなかなかよい環境にお住まいで、自分は周囲にプラスチックの屋根があるせいかうるさくて窓を開けていられない。外にでも出ればいいんだけど、最近は再び肌寒くて用事がなければあまり外出していない。

向こうで香港人と会う

香港旅行がやっと今月末にせまってきたところで、宿泊先は既に決まったんだけどカウチサーフィンの「泊めてくれよ」メッセージ出しっぱなしにしていたら他の人からもメッセージが来てしまった。とりあえず泊まるところは間に合っていると返し、飯だけ食うことになった。なにやら奢ってくれるらしい。いいのだろうか。

ちなみに45歳の男性と21歳の女性、それぞれ別の日。宿泊先の家もこちらからお願いすることなく向こうから誘ってくれた。香港の人はフランクなようだ。今までに会ったことのある香港人はトロントに住んでいた大学生ぐらい。その人はめっちゃ日本語喋れたが、今回旅行先では英語の会話になるだろう。英語もう話せる気しない。香港は1997年までの100年間英国領だったからブリティッシュ訛りの英語話者だらけ。

香港といえば先日Twitterで流れてきたミュージックビデオの舞台が香港だった。向こうでたくさん写真を撮ると思うけど、こんな視点は持てないだろう。

満島ひかりが情熱ダンス!モンドグロッソ「ラビリンス」MV - FEELY

深センを訪れるかどうかはまだ迷っている。気が向いて時間があればというところ。深センについてはダイヤモンド・オンラインの記事がおもしろかったが、続きを連載していたことを知らなかった。

変化し続ける街 知られざる深セン | ダイヤモンド・オンライン

最近読んだ本

パレスチナ

やっと読み終えた。かなりひどい話だった。全体的にひどかったが特にファランジストによるサブラー・シャティーラ虐殺事件のあたりは凄惨だった。この本は著者の取材を元に書かれたものだが全体的にパレスチナ寄りになっている。気になるのは、イスラエル建国以前のユダヤ教徒は、アラブ圏で本当に迫害されていなかったのかという点。迫害されていなかった地域もあっただろう。著者いわく、ユダヤ人に対する差別観というものはキリスト教圏であるヨーロッパにて育まれたものであり、アラブ圏には存在しなかった、と。ヨーロッパのユダヤ人が大量にパレスチナへと押し寄せると同時に、このユダヤ人に対する被差別意識、そして民族主義・国民国家という概念が持ち込まれ、イスラエル建国に至った、と述べている。

イスラエル建国後は各アラブ諸国に残っていたユダヤ教徒も迫害を受けるようになり、イスラエルに逃げ込んだためアラブ圏のユダヤ人街メッラハからユダヤ教徒は姿を消したと言われている。その理屈はわかる。ただ、それ以前はどうだったのだろう。アラブ圏のユダヤ教徒は肩身の狭い思いなどしていなかったのだろうか。「来年の過越祭はエルサレムで」というのは決まり文句かも知れないが、アラブの地では迫害に耐えながら本気でそう願っていた人などいなかったのだろうか。

ユダヤ教におけるディアスポラとイスラエル居住の矛盾について長年疑問を感じていたんだけど、ネット上に説明があった。ガルートとディアスポラは違うんだって。

シオニズムとディアスポラの関係:パレスチナ情報センター:Staff Note

他にもアラブ、ユダヤ関連の疑問はまだまだいくつかあったんだけど忘れた。そういえば最近トランプがイスラエルを訪れたと思ったら、パレスチナを支援しているカタールが周辺国に禁輸措置を食らった。

国交断絶、小国カタールがここまで目の敵にされる真の理由 | ニューズウィーク日本版

本は80年代に書かれたものだからパレスチナ解放闘争はPLOが主体になっている。オスロ合意以降から現在に至るまでの内容をもう一度どこかで読まないと頭の中で抜けている。

パレスチナ新版 (岩波新書)

パレスチナ新版 (岩波新書)

ヒドゥン・オーサーズ

まだ半分も読めていないが、あとでまとめて感想を書こうと思う。全体的に言って、とにかくブッ飛んでいてカリカリに尖っている。前衛的って言うのかな、一般向けに売られている書物がいかに素人向けにわかりやす書かれているか実感する。つまり、正直よくわからんです。よくわからん気持ちをもっと噛み締めていきたい。酔っているときに読むといいかもしれない。

今読んだ中では「マジのきらめき」って歌集がよかった。自分もときどきネット上に短歌を上げていたりするけれど、そんなのに比べるとかなり自然で理想的な形、すっと入ってくる歌を詠まれている。「短歌の目」なんかにはさすがにこのレベルの人はいない。

ヒドゥン・オーサーズ Hidden Authors (惑星と口笛ブックス)

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  • 作者: 相川英輔、大滝瓶太、大原鮎美、大前粟生、岡田幸生、小川楓子、斎藤見咲子、杉山モナミ、谷川由里子、谷雄介、照子、西崎憲、野村日魚子、ノリ・ケンゾウ、伴名練、深沢レナ、深堀骨、みみやさきちがこ、若草のみち
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「謎の独立国家ソマリランド」 が今月やっと文庫化される。欲しい。

最近見た映画

Kids

これを見るに至った経緯はなんだったかな。クロエ・セヴィニーの記事を見たからかもしれない。

still in love with you: looking back at chloë sevigny and gummo, 20 years later | read | i-D

まーひどい映画だった。この映画と同列の語られるのがトレインスポッティングだそうだ。あーいう感じです。トレインスポッティングの舞台はスコットランドでKidsはニューヨーク。シティ・オブ・ゴッドも似たような系統かもしれない。年代的には若干後だが。

ラリー・クラークという写真家が監督を務めている。この人が70年代に撮った『タルサ』は、マーティン・スコセッシ監督の『タクシードライバー』、ガス・ヴァン・サント監督の『ドラッグストア・カウボーイ』に影響を与えたと言われている(Wikipediaより)。ガス・ヴァン・サントはKidsにも関わっている。

こうやって聞くとおもしろそうな映画だが、トレインスポッティングやシティ・オブ・ゴッドのようにエンタメ調にわかりやすく作られていない。エンタメ映画のおもしろさを期待するとハズレ評価になるので注意。

東京物語

今まで見たことなかった小津安二郎、小津安二郎と言えばフィンランドの映画監督であるアキ・カウリスマキがファンだったり、外国で評価が高い。アキ・カウリスマキと言えば、「ラオスにいったい何があるというんですか?」で村上春樹がフィンランドを訪れた際にカウリスマキめぐりをしていた。そのうち映画作品を見てみたい。小津安二郎は「秋刀魚の味」がいいということだったので、そちらもまた見てみたい。

「東京物語」はというと、お父さんの雰囲気がすごく良かったのと、どうしても原節子の見た目に気がいってしまった。あれはちょっと浮いている。映画の構成としてはわかりやすかったし、展開の切り替えがテンポ良かった。日常のささいな風景だったが途中までは全然先の読めない話で、見ていてどうなるんだろうって気持ちは掻き立てられた。ただその、世界中ですごい評価を受けているのがどういうところなのかはよくわからない。

小津安二郎 大全集 DVD9枚組 BCP-027

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その他

寺社・伝統以外で京都に遊びに来れる若い人向けの穴場観光はどこだろうって考えていたけれど、そもそも遊ばない人間だから思いつかなかった。恵文社、ラーメン屋、カフェ、メトロ?