香港旅行記1日目②「九龍寨城公園」

前回の続き

香港国際空港から市街への行き方は3つある。電車とバスとタクシーだ。例外としてホテルのシャトルバスや、ツアー客の送迎車などがある。

電車はエアポートエクスプレスという名で、駅は空港に直結しており、まっすぐ市街地へ向かうことができる。乗車時間は30分と短い。おそらく多くの人は何も考えずにこちらを利用する。便利だからだ。タクシーを利用する人はリッチな人や目的地がアクセスしにくい人に限られる。

最後にバス。実はバスも2種類あって、AバスとEバスがある。Aバスはいわゆる快速みたいなもので、停車数が少ない。Eバスは各停。ただ実際市街地までにかかる時間差は15分ほど。Aバスは39香港ドル(約560円)、Eバスは18香港ドル(約260円)、エアポートエクスプレスは100香港ドル(約1450円)、さてどちらに乗りますか?

空港から市街地へ

迷わずEバスを選びました。空港内にあるエアポートエクスプレスの駅を通り過ぎ、案内に従ってバスターミナルへ向かう。

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空港から出ると暑い。空港の中はエアコンが効いていたから外のギャップが激しい。気温は32℃、湿気もすごい。短パンはいてくればよかった。

バスターミナルは遠くない。空港のすぐ外にある。しかしEバスの停留所は一番奥に追いやられている。乗車待ちの人も少ない。なぜだ、エアコン無しのボロいバスが来るのか?バスが来るのを長時間待たされるのか?

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そんなことありませんでした。

バスはきれいでエアコンも効いており2階建て、15分間隔で運行している。満席になるようなこともなく、空席スカスカのまま出発する。

バスに乗るときは運転席の隣から乗車、前払いでお釣りは出ないが、ほとんどの人はオクトパスカードで支払う。乗る停留所によって料金が違うシステム。降りるときは該当停留所のアナウンスが流れたときにボタンを押して、車体の中央にある降車口から降りる。

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市街地までは約1時間。バス自体は快適なんだが、運転は荒い。これはなんだろう、アジア圏の文化だろうか。

空港は赤鱲角島という島にあり、橋を渡って九龍エリアに入っていく。香港は大まかには3つのエリアに分かれており、北から順番に新界、九龍、そして香港島。新界が中国側と接しており、今回は国境越え以外で訪れない。観光客がメインで訪れるのは九龍、香港島となる。

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山の頂上からゴンドラが出ていますね。ゴンドラっていうのは英語だと水上ボートみたいな意味らしいです。あれは何て言うのが正しいんだろう。ケーブルカー?

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ビル、そしてビル。

ホンコン・シティ

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ついにここから九龍だ。これぞホンコン・シティ!!音楽はサブライムでいきましょう。

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噂の 竹でできた足場!! 建設現場の人はさぞ驚かれることでしょう。これ、貧乏な会社がやってるとか発展していない地域だけ竹が使われているわけではなく、香港中どの高層ビルでも竹製足場が使われています。

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でっかい看板ババーン!ニューヨークのタイムズスクエアが洗練して見える。カオサンの看板がしょぼく見える。

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白黒で写すとこんな感じ。いつの時代ですか。

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とおりすぎ、

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バス降車。外はクソ暑い。

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香港の街だ。

九龍寨城公園

空港から九龍寨城公園へ行きたければE23バスに乗り、「リーガルオリエンタルホテル」というバス停で降りて、歩いて10分ほど。空港から直接行く人はあまりいないと思うが。

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北へまっすぐ上ると公園に辿り着く。そんなことより暑い。リュックを背負った背中が汗でびしょ濡れだ。

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中華っぽいちょっときれいな、大きめの公園だ。たたずむ老人で賑わう。こんな暑い屋外で。

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九龍城取り壊し前の面影は影も形もないんだけど、当時の写真が展示されていたりする。しかもエアコンが効いている。

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ブロンズの模型も置かれている。今この場に来てできることは、過去に思いを馳せるだけ。

「住める廃墟」こと九龍城は多くの人を魅了し、さまざまな映画やマンガ、ゲームの舞台になった。僕が知っているだけでもゲットバッカーズの「無限城」、サガフロンティアの「クーロン」、「クーロンズ・ゲート」は九龍城がまるまるモデルになっている。映画「スワロウテイル」もそうみたいだ。

クーロンズ・ゲート

九龍城の魅力とはなんだったのか。カオスである。違法建築、違法就労、麻薬密売、売春、走り回る子供、ごみと汚臭の漂う街路、トイレに捨てられる死体、無法地帯には見せかけの清浄さや綺麗事のない生活がある。生きる実感があるような気がする。そしてただ単純にかっこいい。この猥雑をかっこいいと思う感性はなんなのか。子供の頃からずっと憧れていた。この気持ち、誰か説明してください。

ウォール・ストリート・ジャーナルの特集番組で当時の様子が伺える。

大図解九龍城

大図解九龍城

この本は大学の本屋に置いてあった。高くて買えないから何度も立ち読みしていたのを覚えている。

次回、香港旅行記1日目③「チラ見の重慶マンション」へ続く

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