周りが忙しいと暇だ

年末で忙しいらしい。どこもかしこも慌ただしく、疲れ切った顔でバタバタと出入りしている。一方やることのない自分は暇だ。暇と言ってもやらないといけないことはいくつかあって、それはただ日常の延長にすぎない。周辺が普段以上に忙しそうにしているから、余計に暇な感じがする。ネットを見ていてもあまり動きがなく、予定調和の年越し感しかない。自分にとっては年末も正月もあまり意味がなく、世の中がこうも一定の流れに向かっていると、周りの空気に自分を除いた一体感を感じて、普段より一層世間に取り残された感が激しい。社会から切り離されている。

「今年も終わりですね」「あっという間ですね」なんて口しても、自分には実感が全然伴わないから空虚だ。忘年会とかやっても、年が明けても自分の日常には何も変化がないから、年末とかそういう時期にはたった一人で生きている感覚がより強まる。それもこれも生活の節目がないからなんだろうけど、そういう生活を送っている人は、自分に限らず同じような感覚を抱いているのかなーと思う。ぼーっとしていても暇だから映画でも見るか。