右京区にある愛宕山を登ってきた。愛宕山は標高924m、往復4時間ぐらいで登れる山だ。車でしか行けないと思っていたが、京都の中心地からバスで40分ほどだった。意外と近い。
バス or 電車+バス
注意しないといけないのは、市内中心地から出るバスが少ない。早朝に一本か二本出ているだけ。阪急に乗って嵐山まで行けば、バスは30分おきに出ている。また、京福も四条大宮から嵐山まで出ている。いずれにせよ電車に乗れば嵐山からバスに乗り換える必要がある。
四条大宮 | 路線図・時刻表 | 京都・嵐山の観光に、京都、四条大宮から嵐山、北野白梅町を繋ぐ、嵐電
当日は四条大宮から朝8:15発のバスに乗り、愛宕山のふもとにある清滝バス停まで直行した。6時半起きで眠い。愛宕山には今まで二度登ったことがあり、一度目は小学生の頃、7/31の夜から朝にかけて千日詣りという行事で登った。二度目は大人になってからで、かなり早いペースで登ったからきつかった覚えがある。
トレッカーズ・ハイ
今回はなぜか、大勢で登ることになった。大人ばかり総勢10名、普段運動しない人もいるということで、ゆっくりペースで登ることになった。バスの中で3人合流し、清滝で残り数人と合流、登山口で全員合流した。車で来ている人は登山口近くの有料駐車場に駐めていた。登山口までのルートは、土日であれば人が多いからついていけばわかると思う。清滝のバス停から下り、川を渡った先にある鳥居が登山口だ。
登山ルートも一本道だから、道に迷うことはまずないだろう。他にも登っている人がたくさんいてすれ違う。我々大人10人は、何か妙にハイになっていた。日常の勤労生活から一転して、浅い知り合い同士が集まり山登りと来たもんだ。まるで少年時代に戻ったかのような非日常感、異界に迷い込んだ感じがする。参加者の誰かが
「婚活パーティーみたい」
と言った。男女比がちょうど同じだったからだ。しかし実際のところ婚活パーティーっぽさはまるでなかった。そもそもこの中には既婚者だっているし。
異界へようこそ
花粉症を心配していたが症状はなく、天気の心配もしていたが曇る気配もなく、絶好の登山日和であった。登山道は以前に来たときよりも整備されている気がする。階段になっていて登りやすい。参加者はそれぞれのペースで登りながら、頻繁に休憩を挟んで全員集まり、互いに写真を撮り合ったりしている。みんなはしゃいでる、なんだろうこれ、キマってますねー。
山頂に近づくに連れ、雪が残っている。異界感が増してくる。頂上に着くと昼飯を食べ、ドローン撮影会が始まる。このあたりはもう狂喜乱舞の頂点だった。おすすめの昼飯はカップラーメンです。水と携帯ガスコンロを持って行きましょう。尚、山頂の愛宕神社では写真撮影してもらえ、twitterに投稿してもらえます。
総本宮 京都 愛宕神社(@atagojinjya)さん | Twitter
さて、帰りの下り道。我々は月輪寺ルートを通ったが、こっちを通らずともそのまま折り返せばよかったと思う。月輪寺ルートのほうが整備されておらず、一列縦隊のようになった。利用している人も少ない。
記憶がない
帰りは清滝バス停で休憩しながらバスを待った。バスで阪急嵐山駅まで向かい、阪急は桂で乗り換え、四条河原町へ向かった。電車の中で寝ている。そして打ち上げということで飲みに行った。実はここで飲みすぎていて、全体の記憶が曖昧だ。山のことも何もかも全て、撮った写真を見ながら無理矢理回想している。とにかく愛宕山は行きやすいというお話でした。