Netflixで何見ていいかわからない人へ【2018春】

Netflixを契約しているが、見るものありすぎて、どれがおもしろいのか、何見ていいのか全くわからないまま、放置してしまっているという声をよく聞く。そのまま月額利用料だけ支払い続け、全然見ないまま解約する人もいるようだ。それはさすがにもったいないから、僕が見ているもの、見たいものを雑に並べてみよう。

映画

見たいのがけっこうあった。

この世界の片隅に」は映画館で見たが、Netflixで配信されることになった。もう一度見たい。まだ見てない人は是非。

「ツイン・ピークス」で有名なデヴィッド・リンチの映画がいくつかあった。「ロスト・ハイウェイ」とか「インランド・エンパイア」とか。見ていないんだけど。

アカデミー賞作品賞を受賞した「シェイプ・オブ・ウォーター」で話題のギレルモ・デル・トロ監督作品、「ヘルボーイ」も評判が良くて見たい。見てない。

キューバロケの「7days in Havana」も見たい。エミール・クストリッツァが出演している。

今年のアカデミー賞ノミネートとなった「マッド・バウンド」はNetflixオリジナルだ。

もう一度見たい映画としては「her」とか、ジム・ジャームッシュの「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」とか。

見た映画は同じくジム・ジャームッシュの「コーヒー&シガレッツ」。コーヒーをガブガブ飲みタバコを吸いながらひたすら気まずい会話が繰り広げられるだけの映画。

タランティーノの「ヘイトフルエイト」はタランティーノ風残酷西部劇。カート・ラッセルをめちゃくちゃ久しぶりに見た。

Netflixはオリジナルドラマが主力で、1話1時間に慣れてしまうと映画の2時間がだんだん苦痛になってきて、あまり映画を見なくなる。映画を見るときはNetflixであることを意識せず、映画を見るという態度で迎えよう。

ドラマ

ドラマはある意味鬼門だ。おもしろいかどうかわからないまま、見だすと止まらない。

今見ているのは「ラブ」で、アメリカの30代の恋愛。アメリカらしいラフな生活スタイルが良い。最近配信されたシーズン3で完結。暗いドラマばかり見ていたから、ときどきこういうのもいい。

二九地図タカシマくんおすすめは「私立探偵ダーク・ジェントリー」。ダグラス・アダムスの原作が好きな人には評価がいまいちだが、SF探偵モノ。

グッド・プレイス」はtwitter上で良い評判を見かけた。まだ見てない。

既に見たドラマは「13の理由」と「マインドハンター」。どちらも強烈に暗いがおもしろかった。まだシーズン1のみでシーズン2が予定されており、今からでも追いつける。

ストレンジャー・シングス」も見た。80年代ノスタルジーっぽいオカルトドラマでまあまあ。シーズン2で完結っぽい。

このサイテーな世界の終わり」も見た。イギリスのドラマでコメディだが暗い。1話20分ぐらいで終わるのは良かった。

ドラマは何エピソードもあって時間がかかるから、そんなにいろいろは見れない。一話完結で見れるドラマとしてSFダークコメディの「ブラック・ミラー」が人気だ。3話ぐらいだけ見た。

ドキュメンタリー

ドキュメンタリー好きな人もいるだろう。良作がそろっているようだから、普段見ない人もおすすめ。

イカロス」に至ってはNetflix作品でありながら本年度アカデミー賞ドキュメンタリー部門を受賞した。ロシアのドーピングを追いかけた話らしい。まだ見てないが、かなり評判がいい。

アカデミー賞ノミネート作品としては「ストロング・アイランド」があった。アメリカの黒人差別を取り扱ったドキュメンタリー。まだ見てない。

今見ているのは「売春: 闇の巨大産業」で、アメリカのドキュメンタリー。売春斡旋業者の男に支配され、奴隷のように働かされている売春婦の実態を調査したもの。

バカげた作品枠としては二九地図タカシマくんおすすすめの「追跡!ビッグフット」がある。ビックフット調査に本気で取り組む男たち、というよりもその取組姿勢の滑稽さが笑えるそうだ。まだ見てない。

物ブツ交換」はグルジアにて貨幣ではなくイモを媒介にして商売をする人をレポートした番組。その様子を淡々とカメラにおさめただけの短い映像で、ナマの別世界が垣間見える。

もう一度見たいのは「フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク」。ニューヨークで有名なストリートスナッパーを取材したドキュメンタリー。普段写真を撮らない人だったら、その撮影手法に驚く。ハア?肖像権??死ネ!!という態度。前は英語で見たから字幕付きでちゃんと見たい。

その他

まさか見ることになると思わなかった「テラスハウス」。現在進行中の軽井沢編を見ているが、過去シリーズも全てNetflixで見られる。知人の一人はNetflixがきっかけでテラスハウス沼にハマり、数年分の過去放送を一日7時間ペースで見ていた。

知人におすすめされて見ているのは「クィア・アイ」。アパレル、美容、インテリアなど専門分野に特化したゲイの5人が、冴えない男性を改造する番組。日本のテレビに出てくるイロモノとしてのゲイではなく、人間としての魅力あふれる人たちが活躍する。罵倒とかしない。元気をわけてほしい人におすすめ。

逆に落ち込みたい人は「デビルマンクライベイビー」がおすすめ。Netflixオリジナルアニメだ。僕はデビルマンの原作を読んでいなかったが、むしろそういう人向けだと思う。原作ファンには賛否両論みたいだ。SNSやクラブ、スラムのラッパーなど現代要素が存分に活かされている。

笑いたい人には「ハッキリ5」。2016年に放送していた深夜番組で、小藪が好きだったらおもしろい。ただひたすら文句を言うだけの内容だから、そういうのが嫌いな人には向かない。森三中黒沢がめっちゃおもしろい。エピソード16がベスト回。

新着、配信終了

【2018春】と謳ったが、ここで紹介したのは2018年春に話題の最新作ではない。今見られる番組という意味だ。Netflixは知らない間に配信が終了するため、ここに挙げた番組はいつ見れなくなるかわからない。ネットフリークスというサイトで配信終了予定をまとめてくれているから、見たいものは終わる前に見ておこう。

Netflix 配信終了予定作品リスト - Net Freax

ネットフリークスは続々増える新着作品もまとめてくれている。新作を見て今の流れに乗りたい人にもおすすめ。

Net Freax(ネットフリークス) - Netflix新着作品随時更新中-

最近は「A.I.C.O. Incarnation」とか「B: The Beginning」とか、Netflixオリジナルアニメが増えた。見てないからおもしろいかどうかわからないけど、予告編を見るとかなり力が入っている。最新の話題作をチェックするという意味では、YouTubeのNetflixアカウントをフォローするのもおすすめ。そんなに頻繁に更新されない。

Netflix Japan - YouTube - YouTube

それぞれ好みがあるので、おもしろさの保証はしません。興味ありそうだと思ったら片っ端から見ていって、イマイチだと思った時点でやめてどんどん次に行くのがNetflix時代のコンテンツの楽しみ方だと思います。コンテンツは膨大にあるから、我慢する必要はなく見たいものだけどんどん見ていきましょう。

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