そんなに映画が好きじゃないのかなあって

子供の頃から、小学校に入る前の幼児期から映画を見ていた。映画館によく通っていた。数を見てきた方ではないけれど、ずっと映画好きだと思っていた。少なくとも平均よりは。ここにもよく映画の感想とか書いたけれど、自分はあまり批評的な見方をしたくなくて、それは映画に限らず小説とかも同じで、批評は人の話を聞く分にはおもしろいから、それで十分かなあと。映画批評も文芸批評も、読み物としておもしろい。文庫の解説とか必ず読んでしまう。ただ自分では、そういう見方をしたくないだけ。だって映画の批評しようと思ったら、少なくとも2回は見ないといけない。同じ映画を何度も見るのは、本当に好きな作品でないとつらい。小説も同じ。あと、批評的な見方だったりおもしろさをやり始めてしまうと、もう気楽に鑑賞できなくなるというか、低俗な娯楽として消費するのが困難になってしまう。

それはともかく、映画があまり好きじゃないと思ったのは、最近全然見ていないから。ひろゆきが「毎日1本映画見ろって言われても全然平気」と言ってたが、僕は無理だった。今はそれぐらいの時間があるのに、週1本も見ていない。好きな人は1日に何本も見ている。僕にはそんな体力がない。映画好きか否かは数ではないとも思うけど、時間があるから「じゃあ映画見よう」となっていないのは、そんなに好きじゃないからなのかなー。かと言って、他に何するでもない。ドラマも見ていなければ、本も読めていない。アニメを時々見るのは、何も考えなくていいアニメだけで、自分はとてもじゃないがアニメ好きとはいい難い。写真も撮っていないしなー。外出を控えているからってのもあるけど。

大学生の時とか、あと3年ぐらい前の時期は、1日に2本とか映画見ていた。小説も、毎日読んでいる時期はあった。今はそういうタイミングじゃないだけなのかもしれない。映画好きかっていうと、まあそこそこ好き、ぐらいは言えるか。

じゃあ自分は一体何が好きなんだ。今の時期、ひとりでも喜んで、前向きに取り組めていることってなんだ。毎日時間を費やしても飽きないことは。そんなもんはなかった。そこそこ好き、以上に好きなもんなんて何もない。

お題「#おうち時間

目標を立てずに、候補を立てる

なにか一つの仕事なり決まりきった物事を達成するために、計画を立てたり目標を立てたりすることはある。けれど、個人的なことついては、そういうことをやらない。やったことがない。いつもなんとなくやってきた。

たとえば、去年に禁煙を始めた。今11ヶ月続いており、もうすぐ丸1年になる。きっかけは健康診断を受けるためだったかな。もう少し込み入った事情はあったけれど、大したことではない。禁煙を始めるにあたり、少しずつ減らしていったり、禁煙するための本を読んだりセラピーに通ったり、代替嗜好品を用意したりするわけでもなく、ある日突然やめた。それが今まで続いている。

どうしてもやめないといけない事情はなく、いつ再開してもおかしくない状況だった。タバコを吸っている夢を何度も見た。タバコ吸いたいと思うことは何度もあり、その都度どうするか考えた。最初のうちは、お酒を飲むと喫煙を誘発するためお酒を控えた。そしてタバコを吸わない分、食べて気を紛らわすことが多くなった。喫煙の機会がある場所や、喫煙者と会うことを避けた。禁煙がつらいことを意識しないでいい環境を作るよう心がけた。そういう場当たり的な対応を続け、今のところうまく行ってる。

今となってはお酒も飲むし、人が隣でタバコを吸っていても平気だ。レコードを仕入れている市場はおじさんばかりで、喫煙率90%ぐらい。常に誰かがタバコを吸っている。禁煙を始めた当初にここへ来ていたら、きっともたなかった。すぐ喫煙を再開していたに違いない。でも禁煙が数ヶ月続いた後に通い始めたおかげで、喫煙が誘発されることなく今に至っている。

これはもう意志の力とか、習慣の力ではない。場当たり的な対応のみ。まあ、スケジュールを決めて禁煙する人なんていないと思うけど、とにかく計画や目標みたいなものを意識せずに何かするほうが、自分には向いている。アレをやろうって決めて取り掛かるのは、僕には無理だ。勉強や筋トレ、ダイエットとかもそう。目標を立てて計画的にやろうとすると失敗する。

人生計画も、今まで全く考えたことがなかった。受験の半年前に理系から文系へ移った。就職は、やりたいことがないから年間休日が多い会社を選び、片っ端から受けた。業界も職種もバラバラだった。12月頃から始めて6月頃に終わった。それらがうまくいったかというと、必ずしもそうではない。

ただ自分は人生において、およそ夢らしきものを持ったことがないから、現実として目標を立てることもかなわない。仕事のように人に与えられた目標だったら、もしかすると計画を立て、実行できたかもしれない。けれどそんなものはやりたくないし、人に与えられた目標を追いかける人生なんて、自分の人生とは言えない。よく、人の喜ぶ顔が見たいとか、人に喜ばれるのが好きっていう人がいて、そういう人は誰かが喜んでくれるだけで頑張れるのかもしれない。僕はそうじゃない。誰が喜ぼうと自分には関係ない。

年間の目標、今年の目標といったものも、多分立てたことがない。気の向くままに、思いついたことがしたい、場当たり的に過ごしたい。準備に時間がかかることって、あんまりやってこなかったな。何年も勉強して資格を取るとか、そういうことに興味が持てなかった。目標設定をせず、計画も立てないまま何年も続けることはあり、そっちのほうが向いている。効率悪いけど。

計画的に物事こなして目標をクリアしていく楽しさ、っていうのがあるんだろう。そういうの楽しめる人はやればいいと思う。僕は時間が経つと飽きる。あと共同作業だったり、自分一人で行わない場合において計画や目標があったほうがお互いやりやすいと思う。情報の同期がしやすくなる。でも僕はそういことはやらない。

サラリーマンを辞めてから今まで、30歳で退職したから6年になる。その間、計画や目標というよりは、候補を立てて過ごしてきた。何をするかの候補。辞める時点でカナダ、オーストラリアへ行くこと、ボランティアへ行くことは候補にあった。とりあえずビザを取ってカナダへ行き、途中で延長して次のオーストラリアのビザを取り、帰国してからはボランティアを受けたけど落ちて、受かって、帰ってきたら6年過ぎていた。ボランティア中、帰国してから店を始めることを候補に入れていた。今やっている店だ。

他にいくつか考えた候補もあった。

  • カナダで進学する→勉強が嫌すぎてパス
  • オーストラリアで長く働く→やりたくなくてパス
  • 日本で就職する→やりたくなくてパス
  • 日本でシェアハウス兼ゲストハウス→糸口が掴めず保留
  • 東京に引っ越し→アテがなくてパス

残った候補を選んで今に至る。基準は興味があるかどうか、実現性があるか。去年の11月に、オーストラリアで知り合った子が店に来てくれた。彼女はもともと日本で働いていたが、今はシドニーの大学で学んでいる。僕と知り合った頃は、大学入学へ向けてお金を貯めていた。彼女は向こうの大学で学ぶことがめちゃくちゃ楽しいと言っている。勉強も海外生活も、何一つ負担とは思っていない。

僕はオーストラリアが好きになれず、勉強が嫌だからそういう候補を立てなかった。もし彼女のような心持ちであれば、向こうの大学へ進学することも可能だったのかな。興味がない難しい。それだけでなく、現実として楽な方へ楽な方へ行っていることは否めない。さして努力が必要ない候補を選んでいる。

結婚についても、僕は全く目標も計画性もなかった。結婚するっていう選択がもともと自分にはなかったから当然なんだけど、まさに場当たり的に結婚したと言える。1年経ったが、特に何も変わっていない。

言いにくいんだけど、知り合いに人生プランを全部考えている人がいる。20歳で何をして、30歳で何をして、っていうのを死ぬまで全部計画を立てるやつ。あれは昔孫正義がやってたことで話題になり、飛びついた人たちがこぞって真似をした。孫正義なら80歳までの自分が考えたプランに沿って行動したり、計画を修正しながら実行できるかもしれないが、他の人はどうだろうか。というか、今でもやってる人はいるのだろうか。

計画を立てることが無意味だとは思わない。有用性はこの文章の中にもいくつか挙げた。ただ自分は、自分の人生において、目標も計画もうまく扱えないという自覚がある。自分にとっては無意味どころか、やりもしない出来もしない目標・計画を立てることが、かえって妨げになることのほうが多い。そういう僕みたいな人間は、早く目標・計画型の手法から外れたほうがいいのではないか。

世の中において、目標を立て、計画的に行動することが、絶対正義のように扱われている。というか、やって当然、アタリマエのこととして。世の中全体を良くするためには最も効率的であり、汎用性も高く、必要なことなのだろう。ただ僕にとってこの手法は功を奏したことがない。合わない手法だ。だから僕は、目標を立て、計画的に行動することが善とされる環境で生きていけない。僕は目標や計画ではなく、候補を立てて場当たり的に過ごしてきた。

目標を立てても達成できず、計画を立てても実行できないまま、失敗の感情や、無力感、無能感をつのらせ、ストレスで自棄になるぐらいだったら、始めから立てないほうがいい。目標も計画も、絶対正義などではない。

無糖炭酸水も歯に悪いって、マジかよ…

そんなこととは知らずに、寝る前とか夜中目覚めたときとか普通に飲んでたわ。これからは1日1本ペースで飲むとか寝る前に飲むとかやめよう…。

お問い合わせあった 炭酸水を 調べてみました – お砂糖博士®の情報発信サイト

上は市販されている炭酸水のpH値測定結果。2015年のものだけど、今もそんなに変わりないだろう。pH値がアルカリ寄りの飲料は豆乳とか牛乳らしい。でももっとpH値の高い飲み物があった。それは…ジンです。

ボンベイ・サファイア [ ジン 750ml ]

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ただ僕はジンのアルコールが分解できない体質なので、寝る前に飲んでしまうと翌朝必ず二日酔いになります。

アンカットダイヤモンドを見た

Netflixオリジナルの映画、アンカット・ダイヤモンドを見た。アトロクでも29tizuでも取り上げられており、暇だからどうせならラジオで感想を聴ける映画を見ようと思って。一応予告を貼っておこう。

予告を見てもらっても何の映画なのかさっぱりわからない。この映画に関しては、本編を見始めてもどういう映画なのか全然わからない。主人公は、どうやらニューヨークを拠点とするユダヤ人の宝石商のようだ。いろんな人が出てくるんだけど、素性が知れない。物を売ったり買ったりお金を預けたり借りたりしている。いつも誰かに追われている。借金取りらしい。そして何やら、オープニングに出てくるブラックオパールを取り巻く物語のようだ。

この映画がどういう映画なのか、全部見た上で一言で言ってしまえば、「ダメな奴がやらかしてしまうのをずっと見守っている映画」。ダメな奴とはアダム・サンドラー演じる主人公のハワード。そのダメな奴と言っても嫌な奴のほうで、嘘つきまくり、変なところで運があって金持ってる、けど借金しまくり、口先だけは上手い、いわゆる何も出来ないタイプのダメな奴ではなく、世渡り上手でのし上がってきた嫌な奴の方。典型的なユダヤ人のイメージなのかもしれない。そういうダメな奴が、ついに行き詰まってやらかしてしまいそうになるのを2時間15分ずっと見守っている映画。

僕は見るのがめっちゃしんどい映画だった。「とにかく落ち着け」と言いたくなる。「全員落ち着け」と。特に競売で値段を釣り上げているシーンなんかは見ていられず、一度中断して休憩を入れた。この映画は緊張感のあるハラハラするシーンがずっと続く。そう言ってしまえばいいように聞こえるが、この映画におけるハラハラするシーンは、スリルとかアクションとかではなく、不安なのだ。それも、ダメな奴がやらかしてしまう不安。それを2時間ちょっと見せられるんだから疲れる。おもしろかったと言えばおもしろかったけど、僕は苦手です。もっと緩急あるか、平穏な作品のほうが好みだ。

不安の中には主人公ハワードが、いつ殺されてもおかしくないという緊張感もある。とにかくウザイ人だから、出会う人出会う人あちこち全員から恨みを買う。本人は多分ずっとそうやって生きてきた感じでお構いなし。気付いてないのだろうか?それすらも楽しんでいる感じに見える。バスケ選手を紹介した黒人とかに対して、なんでこんな態度取れるのかわからない。殺されてもおかしくない。不倫相手の女性には、なんで好かれているのか全くわからない。いつ裏切られてもおかしくないと思って見ていた。

ハワードの一挙一動は何もかもがギャンブルで、なんか変な自信を持っているけれど全く根拠がない。だから見ていて不安になる。そういう文字通り綱渡り映画でした。この映画で学んだことは、アメリカのユダヤ人はNBA狂だってこと。

アンカット・ダイヤモンド - Netflix

お題「#おうち時間

読ませる仕組み、読まれる構造への違和感

ブログごっこみたいなものやってきて、今更だけどやっぱりそういうのは向いてないなと心底思う。今はnoteでも書いているけれど、そっちは営業っぽいマガジンを別にして、完全に日誌スタイルに戻した。やっぱりその方がしっくりくる。読ませる文、読まれることを意識した文章って、自分はやっぱり読みたくないんだよな。特にそれが情報だったりすると避けがち。noteにおいてもそういう営業スタイルがはびこっていて、ほぼ読む気がしない文章ばかり。

自分がはてな匿名ダイアリーを好んで読み続けるのは、読まれることを意識していたとしても、それが「おい、ちょっと聞いてくれよ」程度のもので、あとは完全に個人の駄文でしかないから。そういうものだけ、ついつい読んでしまう。そういう読み物ではない書き物が好きで、そういうものは近年見つけにくい。玄人ぶった鼻につく文章か、商業主義丸出しの文章ばかり。文句言うなら金出して好きな本を買えっていう話なんだろう。

YouTubeも同じで、金儲けを意識して作られたような営業スタイルのYouTubeは2秒で閉じる。だったらドキュメンタリー番組見てろって話なんだろうな。クオリティを求めるなら。いや、僕が本当に求めているのは、大学のサークルの悪ノリの延長のような素人感、そういうクオリティです。ウェブコンテンツが金になる前はそんなのばっかりだったから。こんな事言うとまた老害の懐古になる。

つまり、金にならないサービスはおもしろい可能性ありです。はてな匿名ダイアリーしかり。あそこでいくら受けようと一銭も儲からない。noteがおもしろくないのは、金を生むからどうしてもカス寄りのコンテンツがはびこってしまう。YouTubeも同じ。わかりますか、この水曜どうでしょうのサイコロは1〜3までがおもしろかった、という感じ。

まあでも大半の人は現状の儲かるコンテンツに金を払っているわけで、僕の言ってることとは真逆の行動をとっているから僕がこんな事を言っても「はぁ?何いってんの?」という感じなんでしょう。とんちんかんなのでしょう。だって僕が受け付けないものが世で受けているんですから。

いや、なんだろうね、タイトルに戻ると、はいどうぞって読み手に配慮して与えられたものは、味気ないというか。僕は料理とかでも、見た目にめっちゃ気を遣っているのは苦手だったりする。見た目が悪くとも、おいしければいい。そのハードルを下げる感じ、お客に配慮する感じがあまり好きじゃない。もっとそのまま出ているものがいい。そのまま出ているからこその味わいがあって、そういうのを欲しているのだと思う。飾り気のない、下心のないもの。

だからそういう、読み手を意識した巧妙なテクが散りばめられているような文章だったりYouTubeって、それ自体が作品のクオリティを上げる要素でなければ享受したくないのであります。だって、金がほしいだけやん。別に欲しがってもいいだけどさ、そんなの見たくない。要するに、ウケを狙って作られたコンテンツを見て喜ぶ低俗な連中と一緒にすんな!

「ホドロフスキーのサイコマジック」を見た

映画館で見る予定だったが、今はどこも開いていない。開いていても行けない。そんな中UPLINKがオンデマンド配信してくれた。4/24から先行上映、寄付も込めての72時間1,900円から(映画は1時間44分)。早速見た。

今回の映画はドキュメンタリーで、ホドロフスキーがこれまで行ってきたサイコマジックを紹介するという内容。冒頭でサイコマジックとはなんなのか、という説明から始まる。

  • サイコマジックとは
  • そんな映画!?
  • サイコマジックを受ける人
  • サイコマジックで何が起こるのか
  • ホドロフスキーにしかできない
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アベノ10万円を何に使うか

政策の是非についてはともかく、何に使うか。普通に考えれば生活費、家賃などに充てる。「消費して応援、経済を回せ」とは言うが、仕事が止まっていない人、収入が絶たれていない人、余裕がある人はそうすればいい。

もし「好きに使っていいよー」と仮定した場合、自分なら何に使うか考えてみた。

  • iPhone SE
  • AirPods Pro
  • MacBook Air
  • iPad Pro
  • RX100
  • PS4+FF7R、シェンムー3
  • Kindle Oasis
  • レコード回り
  • コーヒー回り
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今のうちに見ておきたい、Netflix・Amazonプライムで見れる定番

こんな機会だから見ておきたい、最近見逃していた定番の映画やドラマを羅列しておきたいと思います。近年の作品で、僕が見たもの、見たい定番ものだけをピックアップ。

ドラマ

ドラマシリーズはとにかく長いものが多い。長いものは見始めるまでが大変で、見続けるのも大変だ。はまらないと続けられない、時間がないと見ない。けれど、世界中を魅了した良作はたくさんある。

ゲーム・オブ・スローンズ

[asin:B018LZGH2K:detail]

今や、見ていることが前提に語られるようになったゲーム・オブ・スローンズ。おもしろいからとおすすめされつつも、ファンタジーだしシーズン8まであって長いしなかなか手を出せなかった人、今このタイミングです。ゲーム・オブ・スローンズを見終わるまでにはコロナが収束していてほしい。

This is us

ディス・イズ・アスは去年NHKでシーズン2が放送されていました。今年はおそらくシーズン3が放送されるのではないでしょうか。それまでに、Amazonプライムでシーズン1、2を見ておきたい。見放題です。3が現状有料。近年まれに見るハイクオリティなホームドラマ、群像劇です。

ザ・ボーイズ

こちらも去年話題になったAmazonプライムオリジナルのドラマ。MCUが好きなら見ておきましょう。アメコミヒーローの裏側、マーベルを皮肉ったドラマです。シーズン2が決定していますが、コロナでどうなることやら。

ウォーキング・デッド

ウォーキング・デッド - Netflix

超定番ゾンビドラマ。こちらもシリーズが長くて、こんなときしか見る気がしない。NetflixにもAmazonにもあります。

ストレンジャーシングス

ストレンジャー・シングス - Netflix

シーズン3まである、アメリカでめちゃくちゃ人気が出た80年代懐かしドラマ。グーニーズとか、スタンド・バイ・ミーが好きだったら見るべし。

映画

映画は近年公開された真面目な作品を中心にピックアップ。ドラマシリーズより短いけれど、中身はこっちのほうがハードル高かったかもしれない。ぜひこの機会に。

アイリッシュマン

アイリッシュマン - Netflix

宇多丸さんが2019年映画評をした中でベスト1に輝いたアイリッシュマン。マフィアの時代のマフィア物が現代に蘇る。映像、演技、演出、全部一級品。

マリッジ・ストーリー

マリッジ・ストーリー - Netflix

今をときめくアダム・ドライバーと、一皮むけたスカーレット・ヨハンソンの名演、ただしテーマは離婚と訴訟。それでもここで挙げた映画の中では一番軽く見られる。

ローマ

ローマ - Netflix

Netflix発のアカデミー賞3部門受賞で話題になったローマ。地味だけど一応目を通しておきたい。モノクロで不思議なカメラワークと、中で繰り広げられるなんかちょっと、おかしな不幸話。

わたしは、ダニエル・ブレイク

わたしは、ダニエル・ブレイク - Netflix

これはすごく最近の映画っていうわけではないんだけど、福祉制度から漏れて苦労する初老の男性の話。今コロナにもいろんな支援制度があるけれど、実質機能してないっていうから、近いのかな。

ブラック・クランズマン

[asin:B07VC14L65:detail]

黒人警官がKKKに潜入して計画や活動を暴く犯罪伝記映画。色んな所で話題になっていたが見ていない。見たい。

パターソン

パターソン(字幕版)

パターソン(字幕版)

  • アダム・ドライヴァー
Amazon

ジム・ジャームッシュ監督、アダム・ドライバー主演。またアダム・ドライバーか!でもずっと見たかったパターソン、見るタイミングがないまま放置していたらいつの間にかプライム入りしていた。

ここに挙げた作品は現時点で追加料金無しで見られるものばかりです。半分ぐらいは見た。全部見たいし、他にも見たいものはたくさんある。外出自粛している間に片っ端から見てしまいたい。

お題「#おうち時間

今の世の中がどうなろうと知ったこっちゃねえ

そう思う人がいてもなんら不思議ではない。「むしろ今騒いでる奴ら、我慢していたり気を引き締めたり不安を感じている奴らって、平時は幸せだったんだな」と思っている人もいるだろう。「今死ぬのを怖がっているのとか、普段あまりそういうことを考えなくてよかった人なのかな?」って。経済の心配をしている人とか、人生うまくいってたんだろうなって。なんか、熱くなっている人たちを見ると冷めるというか。

日常の大切さを思い知って、以前の日常に戻りたいって思っている人は、多分その日々に幸せを感じていた人たちなのだろう。今よりも前が良かったって言える人は。そうじゃない人からすれば、今は返って生きやすいと思うかもしれない。不安の渦中で、みんなが幸せを感じていないと、疎外感が薄れて返って安心するとか。肩身の狭い思いをしなくていいとか。

世の中を良くするために、って思える人は、多分社会に対して恩を感じている人なんじゃないかと思う。何らかの恩恵を受け、感謝の念があるからだろう。じゃあ逆に、社会から阻害され、搾取され、排斥されてきた人は?そういう人が、社会の崩壊を案じるだろうか。喜ぶだろうか。さんざんな目に遭ってきた以前の社会がどうなろうと、どうでもいい。知ったこっちゃねえと思うんじゃないだろうか。お前らはお前らで勝手にやってろよって。自分を否定し続けてきたこの世の中に対して、怨みこそあっても恩など微塵も感じないだろう。

感染症について、本から学ぶ

イタリアの小説家、パオロ・ジョルダーノという人が書いた『コロナの時代の僕ら』というエッセイが早川書房より日本語に翻訳され、現在全文無料公開されている。全27章仕立てのnoteとなっているが、一章あたりは短いため読みやすい。無料公開は本日4/11の19時(※12日に延長されました)までなので、今日中に読んでしまおうと思う。

本書は、イタリアでコロナウイルスの感染が広がり、死者が急激に増えていった本年2月下旬から3月下旬に綴(つづ)られたものです。感染爆発を予感しながらも、最悪の事態を阻めなかったみずからとイタリアの人々、そして人類のふるまいを振り返る、著者の思考と後悔の記録です。

4月11日時点の、イタリアの感染者は147,577人、死者は18,849人を数える。

[asin:4152099453:detail]

『流行性感冒 「スペイン風邪」大流行の記録』という本が、PDFで全文無料公開されている。こちらは3,000円もする本だが、無料公開をきっかけに重版がかかったそうだ。ダウンロードは4/30まで。こちらも気になる。

岩波新書のサイトでは、本ではないが『パンデミックを生きる指針』という文書が公開されて話題になっているそうだ。こちらは京都大人文研准教授の藤原辰史さん(農業史)による、歴史の検証から書かれた指針。PDFでダウンロード可能。A4で8ページと本よりも短いため、入門に丁度いい。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/215446

ノーベル文学賞作家であるアルベール・カミュの作品『ペスト』は、少し前に品切れが話題になった。中古書店からは姿を消し、メルカリ等では1,500円、2,000円近い値がついている(僕は2016年にブックオフで100円で買った)。

しかしこの本は電子化されているため、Kindle版であれば現在742円で読める。医者の主人公は、ロックダウンされた町の中で日々増え続ける患者と向き合い、変わりゆく町の様子を淡々と記録している。正直読みにくいと思った小説だ。エモーショナルな表現は少なく、業務日誌に近い。

他に読みたい本としては、『世界史』のマクニールが書いた『疫病と世界史』。歴史家の書いた歴史本であり、疫病の専門家ではなく、今役立つ本ではない。これまで疫病が歴史にどのような影響を与えたか、単純に興味がある。今後の参考にもなるかもしれない。こちらは在庫がなく、電子化もされていない。中古価格はやや高騰している。

「疫病と世界史」はスゴ本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

集英社の特集ページ、『コロナブルーを乗り越える本』では、感染症について学ぶ本だけでなく、今このタイミングで読みたい本が紹介されている。各方面から選者が集まっており、ライナップと紹介文を読むだけで楽しい。『コロナの時代の僕ら』も入っていた。

マイ・ソーシャルゲームライフ2020春

ゲーム機はドリームキャストしか持っておらず(スイッチは僕のじゃない)、相変わらずiPhoneでアプリのゲームをやっている。新しく始めたのはなく、これまでやめたゲームはポケモンGO、モンスト、どうぶつの森ポケットキャンプなど。どれも現役でやってる人がいるんじゃないだろうか。

  • マリオカートツアー
  • ロマサガRS
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#あつまれどうぶつの森 通称敦盛

最近はどうぶつの森ばかりやっている。奥さんの友人たちがTwitterで盛り上がっていたため奥さんが購入したんだけど、彼女は今仕事で忙しくて、代わりに僕がやっている。どうぶつの森はアプリのポケットキャンプをやったことがあるぐらいで、ゲーム機のをプレイするのは今回が初めて。

今3日目ぐらいだろうか、ようやくたぬきの店がオープンして、川に橋をかけることができるようになった。まだ店には行っておらず、橋もかけていない。毎朝プレイしているんだけど、朝の時点では店に入れなかった。8時オープンだそうだ。

店を建てるために資材を集めないといけなくて、木材は木を切ればいいだけだが、鉄鉱石の集め方がわからなかった。結構長い間、桃を食って岩を叩き割ってしまっていたせいで、なかなか長くかかった。攻略サイトを見ると「叩き割ってはいけない」とあり、もう遅かった。他で岩を叩くため、マイルチケットを交換しまくって他の島を訪れ、せっせと鉄鉱石をためて店のオープンにこじつけた。

マイルで行ける島には一匹だけ動物がいて、何度も話しかけていたら自分の島の住人にならないかと勧誘できる。そんなことはつゆ知らず、一言話しかけてあとはずっと無視して帰ってしまっていた。もったいないことした。そういうルールを知らないためのもったいないエピソードにはことかかないプレイスタイル。

家は2回増築して、部屋が一つ増えた。でも家はゲームを進めるために増築しているだけで、実際は物置と化している。奥さんからは「こんな雑な家初めて見た」とか「インテリアとかガーデニング楽しむゲームなんだけど…」とか言われる。僕はマイルを取得するために物を置いているだけで、あまりちゃんとしていない。

今のところ無念は、サソリが捕まえられていないこと。5回ぐらい刺されて気絶している。他に、色のついたカブトムシっぽいやつを何度も逃している。基本的にはやることなくて、ひたすら貝を拾って虫を採って魚を釣って、それらを売ってお金を貯めては、家を増築するだけの毎日。博物館にも寄贈している。

などと言ってたら捕まえられた

スイッチオンラインに加入していないため、オフラインでずっとやっている。集まるにはローカル通信しかないから、スイッチ持参でお願いします。

[asin:B084HPGQ9W:detail]

[asin:B084H8S45Q:detail]

「夜遊び映画」に求めるもの

夜遊びはあまりしないほうだ。夜遊びと言えばなんだろうか。夜遊びなんとかっていうサイトは確か風俗情報サイトだったと思う。そういう夜遊びはほとんど滅多にしない。会社員のときに2回あっただけ。もっと広く、夜遊びと言うと、ただ夜飲み歩いたりすることも夜遊びだろう。クラブに行ったりするのもそうかもしれない。僕が求める夜遊びにも、そういうのは含まれる。厳密に言えばイコールではないにしても。

定型化してしまった夜遊びには、あまり魅力を感じない。例えば、風俗に行くとかクラブに行くとか、何が起こるか予想のつくこと、予想の範囲内で遊ぶ夜遊びをやりたいとは思わない。だから、ロスト・イン・トランスレーションの夜遊びはそんなに好みじゃなかった。予想の枠を超えない。

スプリング・ブレイカーズも、定型化された夜遊び像を求めに行っている感じが、自分のやりたい夜遊びと違った。単純にこういうノリを受け付けないっていうのもある。

もっと地味なやつ。だけど涼宮ハルヒのエンドレスエイトも、夏祭りとか花火とか、イベントがあまりに定型化され過ぎていて物足りなかった。

僕が夜遊びに求める本質は、「何が起こるかわからない感じ」にある。予想ができないもの。結果的に何も起こらなかったとしても、先に何が待っているかわからない状態を望んでいる。

  • 夜遊び映画①「アイズ・ワイド・シャット」
  • 夜遊び映画②「ミッドナイト・イン・パリ」
  • 夜遊び映画③「アメリカン・スリープオーバー」
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