自宅BBQが戦犯扱いされている

これを読んで、自宅BBQが忌み嫌われていることを知った。何を隠そう、ゴールデンウィークには自宅BBQに参加していた。この匿名ダイアリーを読んだのはその直後で、うーんそうなのか、と直前まで自分が参加していたことを思うと複雑だった。ただ僕が参加していたのは、自宅と言っても特殊な場所だった。これまでに何度もバーベキューをやっているみたいで、周囲からも文句は言われてないのだろう。

最中も若干声のデカさなどを心配していたが、問題なかったのだろう。まあきっとそういうことのために用途地域があって、第一種低層住居専用地域なんかだったらクレームになっていてもおかしくない。その宅は全然そういう場所ではなかった。第一種低層住居専用地域でも、土地がだだっ広くて隣家から思いっきり離れていたら、バーベキューぐらいやっても迷惑かけないのかもしれない。もしくは近隣住民に参加してもらうか。うちではやれないな、と思った(そんなスペースもない)。

カナダに住んでいたとき、隣家は隣り合わせだったけどバックヤードでバーベキューしていても、誰にも何も言われなかった。あまり窓を開けないとか(基本網戸がない)、屋外で洗濯物を干さないとかそういう生活習慣の違いもあるのかもしれない。もしくは北米のバーベキューはハンバーガーが基本で、タレを使わないからニオイがそんなにしないとか。

今週のお題「何して遊ぶ?」

ヒトコトへの回答㊺:未来志向

このブログではGoogleフォームからご意見などを頂いております。それをときどき拾って回答してたりします。

93通目:未来志向

自分の未来に関することで、5つまで答えてもらえるとしたら、何を聞きたいですか?

あー僕は未来志向ではないので、聞きたことは何もないですね。この先どうなっていようとどうでもいい。今にしか興味がない。今の自分とっては、今しか存在しない。

自分以外のことなら興味あります。未来でどういう技術が発展しているのか、とか、文化がどうなっているか、地球環境がどうなっているか、世界の未来には興味がある。例えば50年前、1973年にChatGPTなり暗号資産なりテスラのEVなどを見ていたら驚いていただろう。そういう驚きは味わいたい。1973年を調べてみると、まだベトナム戦争が終わっておらず、日本赤軍が活躍しており、第四次中東戦争でオイルショックがあった。

1973年 - Wikipedia

これまでのヒトコト、回答をまとめました。

日本の素人投資マネーが米国に流れている

最近NISAについて調べていると、国策としての「貯蓄から投資へ」で流れていってるお金の行き先が、S&P500だとかVTIだとかことごとく米国だった。オルカンの指標となるACWIも6割が米国で、(こちらは5%ほど日本も噛んでいるが)NISA絡みの投資本やネット記事を見ると、だいたいこの3つ、S&P500、VTI、ACWI連動商品が推奨銘柄とされている。実際に資金も集まっているようだ。

1兆円突破、日本人の「S&P500買い」が止まらない 一方で米国では株価が下落(1/3)〈AERA〉 | AERA dot. (アエラドット)

「eMAXIS Slim 米国株S&P500」が残高2兆円を突破 - 資産運用・資産形成|QUICK Money World -

続きを読む

2023.5.1

去年アトロクで特集が組まれていたドキュメンタリー番組『オール・オア・ナッシング』の続きが気になって、ときどきアーセナルの今年の成績を見ている。イギリスのサッカー・プレミアリーグ、ミケル・アルテタ率いるアーセナルの2021年のシーズンを追いかけたドキュメンタリーで、サッカーに興味がない僕にも楽しめた。

番組はリーグ閉幕までを追いかけ、その後2022年のプレミアリーグで、アーセナルは年間を通してトップを独走している。ドキュメンタリーの続編も作ってほしい。まず間違いなく続編はないと思う。

プレミアリーグ 順位表 | Goal.com

古いMacを売るために、データを消去していたが2015年のiMacで動作が重い。ディスクユーティリティからやっと消去できて、続きは明日やろうと思って電源を切った。次の日の朝、電源ボタンを押しても起動しない。データを消去したんだからOSは起動しないんだけど、ディスクユーティリティも起動しない。それどころか電源ボタンを押してもすんっという感じで、通電している気がしない。なぜなのだ。どうしよう。

「街とその不確かな壁」ネタバレ有りの感想・書評

2023年4月13日に出た、村上春樹の新刊です。これまで村上春樹の新刊を、リアルタイムで読んだことはなかった。初めて同時代の波に乗っかる。ただ今回は、前回『騎士団長殺し』や前々回『1Q84』の時ように大々的に騒がれていない。一冊だけど650ページ超えで、長編のはずなのに。世間はもう村上春樹に飽きたのか。ノーベル賞も獲れなさそうだしね。

そもそも騒がれだしたのが、『海辺のカフカ』でノーベル賞の前哨戦と言われるフランツ・カフカ賞を獲ったあたりからだった。「大江健三郎以来か」とにわかに沸き立ったがその後何度も逃し、「どうやら見込みがなさそうだ」というところで落ち着いたのかもしれない。

  • なぜ村上春樹作品を読むか
  • ネタバレ有りのあらすじと感想
  • 読書メモ
    • 第一部
    • 第二部
    • 第三部
続きを読む

なるほど、新書リスト41

どこかで読んだ新書リストが挙がっていたので、自分もリスト化してみたいと思った。覚えてないのやどうでもいいのも含まれている。

  • 岩波新書
    • 非ユダヤ的ユダヤ人|I.ドイッチャー
    • 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍|大木毅
    • ユーゴスラヴィア現代史|柴宜弘
    • 魔女狩り|森島恒雄
    • パレスチナ〔新版〕|広河隆一
    • 香港―過去・現在・将来|岡田晃
    • ルポ 貧困大国アメリカ|堤未果
    • 日本人の英語|マーク・ピーターセン
    • 知的生産の技術|梅棹忠夫
    • 写真の読みかた|名取洋之助
    • 日本の思想|丸山眞男
    • 歴史とは何か|E.H.カー
    • インドで考えたこと|堀田善衞
    • やさしさの精神病理|大平健
  • 講談社現代新書
    • 世界史の中のパレスチナ問題|臼杵陽
    • 日本を降りる若者たち|下川裕治
    • 「国境なき医師団」になろう! |いとうせいこう
    • 教養としてのキリスト教|村松剛
    • はじめての金融工学|真壁昭夫
  • ちくま新書
    • ニッポンの海外旅行 若者と観光メディアの50年史|山口誠
    • ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる|梅田望夫
    • はじめての哲学的思考|苫野一徳
    • 本屋になりたい: この島の本を売る|宇田智子
  • 新潮新書
    • 関西赤貧古本道|山本善行
    • 大人の見識|阿川弘之
    • 国家の品格|藤原正彦
    • 損をして覚える株式投資 (PHP新書)|邱永漢
    • 人間を幸福にする経済―豊かさの革命 (PHP新書)|奥田碩
    • 人新世の「資本論」 (集英社新書)|斎藤幸平
    • 他人と暮らす若者たち (集英社新書)|久保田裕之
    • 下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)|三浦展
    • 人格障害かもしれない (光文社新書)|磯部潮
    • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)|村上春樹,柴田元幸
    • ”俺様国家”中国の大経済(文春新書)|切込隊長・山本一郎
    • 2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義 (星海社新書)|瀧本哲史
    • 僕は写真の楽しさを全力で伝えたい! (星海社新書)|青山裕企
    • 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)|山崎元
    • 勝ち続ける意志力 (小学館101新書)|梅原大吾
    • 物語 ヴェトナムの歴史―一億人国家のダイナミズム (中公新書)|小倉貞男
    • 人にいえない仕事はなぜ儲かるのか? 角川oneテーマ21|門倉貴史
    • 間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに (コア新書)|ロマン優光
  • 俺的、三選
続きを読む

2023.4.14

ナイト・エージェント見終わった。内容はあくまでベタだから、ベタが楽しめる人向け。最後までけっこうしっかり作り込まれた展開だった。シークレットサービスにこんなモデルみたいな人いるんだろうか。今回は爆発とかあったけど、そんなにお金がかかっていた印象はなかったにも関わらず、アクションとして見ごたえあった。シーズン2は予算がつけばもっと期待できるかもしれない。

ナイト・エージェント | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

「街とその不確かな壁」を買った。村上春樹の新刊です。新刊を単行本で買うのは初めてで、「海辺のカフカ」あたりから横目で見ていたけれど手を出さなかった。高かったから、というのもある。「海辺のカフカ」は上下巻の2冊「1Q84」は3冊「騎士団長殺し」も2冊で、5000円ぐらいするのかな。「多崎つくる」は一冊だったけど、あまり買う気にならなかった。後日文庫で読んだ。

今回も特に買うつもりはなかったけど、機会があったから買ってみたという感じ。最近アナログ回帰の話を聞いて、一度くらい初版の単行本を新刊で買ってみてもいいだろうという気持ちになった。今回の「街とその不確かな壁」は一冊600ページ越えでかなりごつい。

鬼滅の刃の続きを見始めた。長くやってるなー。まだ全然終わる気配ないんだけど、原作もそんなに長かったっけ。

2023.4.10

邦キチ映子さんで、また池ちゃん回が話題になっていた。

Season10/3本目 映画を早送りで観る人たち(前編) / 邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん - 服部昇大 | COMIC OGYAAA!! (コミックオギャー)|おもしろい、がうまれるところ

タイパとか、新書「映画を早送りで観る人たち」の話題だった。その手の話題は聞いたことはあったけど、中身はよくわかっていなかった。ハンチョウも同じテーマを扱っていた。

1日外出録ハンチョウ - 福本伸行/萩原天晴/上原求/新井和也 / 第124話 歩花 | コミックDAYS

この手の話題を検索してみると、けっこういろんなところで取り扱われていた。新書が出たのが去年の4月だから、新しい話題でもないのだろう。岡田斗司夫とか、落合陽一も話題にしていた。共感強制力だって。

タイパ、タイパなータイパとか言ってる人本当にいるのかな、ネットではときどき見かけた。ビジネス書などは、確かにいらないページ多すぎる。要約で理解できるならそれでいいかもしれない。小説とか物語はちょっと違うと思うけど。

それにしても落合陽一とか東浩紀を久々に見た。落合陽一はもともとあまり知らなかったけど、茶道とか仏像の木彫りやってて立ち位置変わっている気がする。東浩紀はいろいろ考えを進めてるんだなー。シンギュラリティとかあったなー懐かしい響き。その延長で、宮台真司の動画を見た。

宮台真司は刺されていて注目されたけど、近年また活動していたってことを全然知らなかった。TikTok動画で知った。YouTubeでも活発に活動しているようだ。宮台真司のNISAに対する見解もおもしろかった。日本が勧める、本質なき投資教育。

ヒトコトへの回答㊹:何者問題

このブログではGoogleフォームからご意見などを頂いております。それをときどき拾って回答してたりします。

94通目:何者問題

はじめまして。 「何者かになりたい」ってなんぞやと探していたらここに辿り着きました。 30歳を目前に学友と集まったのですが、私はどうやら彼らの言う「何者か」になれる(?)らしく、彼らはもうなれないと嘆くのです。訳がわからない。 有名人でもプロでもなくSNSも興味がなければ仕事も今や辞めてしまって、他人との差異はやりたい放題生きてることでしょうか。しかしそれもレールに「乗れない身体」だからと開き直っている些細な事ばかりな上、経済的には身を削る一方です。
ふと「でもいつだってできることだよ」と返した時の「何者にもなれなかった俺には無理なんだよ」と言ったあんなに頼もしかった友人の顔が忘れられません。病気を差し引いても私に対して彼は充分に立派な働くお父さんです。何が不満なのか。彼はその健康な体と社会人として培った信頼、金銭を持ってしていつでももっと大きなパイに噛み付ける。
どうしたら自分の足元は意外と道があると気づいてもらえるのだろう。外れても大丈夫とわかってもらえるのだろう。様々なサイトに記載された単純な上昇志向や憧れでは足りない何かを求めているのかとウンウン唸っていた最中、散々例を挙げ検証した上で「わからん」と投げ捨てたこのエントリーに救われました。

続きを読む

若いうちに身につけるといい、人前で話すスキル

数年前に、研修で人前で話すスキルを習ったことがある。これが実際、けっこう人生で役に立つなーと関心した。と言うのも僕は、子供の頃から人前で話すことはずっと苦手で、なんなら憎悪していて、なるべくそういう機会を避けてきた。だからこんな研修も本当は受けたくなかったし、やってる間もずっと憂鬱だった。でも内容はとても有用で、もっと早くに学んでいれば、いろんな場面で役に立ったのに、と思うところもあった。今は人前で話す機会はないけれど、苦手意識は薄くなった(今もやりたくはないけど)。

続きを読む

ヒトコトへの回答㊸:加齢に伴う体調の変化

このブログではGoogleフォームからご意見などを頂いております。それをときどき拾って回答してたりします。

92通目:加齢に伴う体調の変化

30代以降の体の変化、不調などがあれば教えてください。

30代以降っていうと、正直あまりない。31歳頃が人生で一番痩せていて、体力もあった。もちろん老けていってはいるが、加齢に伴う衰えと言うよりは、生活習慣の影響のほうが大きい。痩せていて体力があった31歳頃は、毎日ほどよい肉体労働をしていた。

男性は女性に比べて、ホルモンバランス的な著しい変化がない。内臓が違うから、生物としての仕組みが根本的に違う。体調という意味で言えば、十代の頃はアンバランスで困っていた。30代以降の変化は、むしろ落ち着いてきたと言える。とはいえ、病気やケガなどもしていないから、なってみれば前より大変かもしれない。

これまでのヒトコト、回答をまとめました。

Lightroom 3 がついに使えなくなった

2010年か11年頃に買った Lightroom 3 をずっと使っていた。LightroomとはAdobe社のRAW現像ソフトで、RAWで写真を撮る人にはお馴染みの商品。Adobe製品は海賊版の流通に耐えかねていつ頃からかサブスクになり、月額課金制となった。いや、本当は全然そんな理由ではなく、時代の趨勢。Adobeがサブスク化することによって10万していたPhotoshop、Illustratorが月額2千円ばかりで手が出るようになったのだから、みんなにとって万々歳なのだろう。これもブロードバンドと大容量ストレージ時代の賜物。

僕は買い切りのLightroom 3をずっと使っていた。10年以上。Lightroom 4 も買ったけど何故かずっと3を使い続けていた。LightroomはRAW現像ソフトで一番評判がよく、買って使ってみて案の定使いやすかった。しかし10年も前の代物で、mac OS Venture にアップグレードしたらデータを読み込まなくなった。保証はずっと前に切れている。サポートも何もかもが終了している。いまだに買い切りのAdobe製品を使っているのは、OSのアップグレードを拒み続けている層ぐらいだろう。

それでも最近のmac OS Monterey まではかろうじて動いていた。Ventureにした途端、データの読み込みエラーが起こり、無用の長物と化してしまった。

さて、どうしたものか。念の為、再インストールしてみた。ダメだった。エラーメッセージをGoogle検索してみたら、同じ状態に嘆いている人がいた。

LR3.6 Mac new import error | Lightroom Queen Forums

わかるよ、君のその気持ちは。しかし何も解決はしない。手段としては、OSをダウングレードするか、Lightroom 3をあきらめるかの二択。ダウングレードしたところで、これからもMacを使っていくのなら必然的に壁にぶち当たることになる。現実的ではない。Lightroom 3 をあきらめるしかない。

今後もRAW現像を続けるには、Adobeサブスクを使うか別のソフトを使うことになる。僕は別に写真のプロでお金を稼いでいるわけではないから、サブスク課金はなかなかハードルが高い。RAW現像もできればフリーソフトがいいなーと思っていくつか試してみたが、まあそんなに使い勝手がよくない。

一応Mac標準の写真アプリでも、RAW現像はできる。しばらくそれかな…。僕の中でLightroomの時代が終わった。