イラク水滸伝が出るぞ…

今一番待ち遠しい本。高野本はソマリランド以降メシ系の本が続いており、食指が動かなかった。それらもいずれ読むと思うが、その次に出たのが語学本で、これも自分にとって高野本の本流(未確認生物or辺境モノ)を外れているためスルーしている。そのうち読むだろう。

しかし今年2023年7月26日に出る新刊は、紛れもない新作辺境モノ。舞台はイラク…行けないなーイラクは…自分では決して行けない。高野さんはこれまでも軍政下のミャンマーや、現在も内戦が続いている海外渡航情報では危険度MAXのイエメン、言わずもがなソマリアなど、一般旅行者は決して足を踏み入れない危険地帯へ出向き、独自の調査を行ってきた。それが今回はイラク。

高野さんは別に、危険地帯に足を踏み入れて現地を突撃取材するユーチューバー的なジャーナリストではない。そんなわかりやすい舞台としてのイラクではない。今回のテーマは「謎の巨大湿地帯〈アフワール〉」

権力に抗うアウトローや迫害されたマイノリティが逃げ込む 謎の巨大湿地帯〈アフワール〉 ―――そこは馬もラクダも戦車も使えず、巨大な軍勢は入れず、境界線もなく、迷路のように水路が入り組み、方角すらわからない地。

なんじゃそりゃ!

高野さんのTwitterをフォローしている身としては、高野さんがイラクを訪れていることはなんとなく知らされていた。その調査対象は「謎の巨大湿地帯〈アフワール〉」だったらしいです!なんなんだそれ!

というわけでイラク水滸伝を予約しましょう。

2023.7.4

アメリカの独立記念日だ。7月4日に生まれてというトム・クルーズ主演の映画があった。ベトナム戦争を題材にしていた。

トランジットの堀井さんのインタビューを読んだ。

インドのモデルコースだ。僕もインドは一度しか行ったことがなく、そのときだいたい同じコースを辿った。僕はボートには乗らなかったし、雨季だったためそんなに出歩けず、足だけ沐浴するような形になった。インドに行ったときの印象は、まさに洗礼という言葉がふさわしかった。どこの国でもそういうのはあるかもしれない。東南アジアでも、ヨーロッパでも、アフリカでも。ただ僕がインドの印象に惹かれたというだけなのか。

次もしインドへ行くなら、ムンバイ、もしくはコルカタがいいと思っていた。旅行はだいたい街が好きで、人とその文化と喧騒と雰囲気を見てみたいと思う。

それで、深夜特急のラジオがやっていることを思い出した。斎藤工が朗読している。オーディブルでも聞ける。

大槻ケンヂも話題に挙げていた。

僕は最初歴史と報道写真から旅行に興味を持ち、その過程で旅行本にも手を出すようになった。深夜特急もその流れで読んだ。バックパッカーの旅先と言えば、当時はタイかインドがメジャーだった。深夜特急はタイにはあまり触れられず、インドはけっこう長いページを割いていた。アジアンジャパニーズはタイをけっこう取材していた。

タイは、今は誰でも訪れる普通の観光地として、きれいになっている。昔のバックパッカーが訪れる旅行先ではもうなくなっているんじゃないか。インドはまだそういう空気がある。今の旅行事情を全然知らないから、10年前で情報が止まっている。

深夜特急的な旅行は、気の持ちようだとも思う。かつてと同じコースを巡っても同じような景色はないかも知れない。でも今でもきっと、初めて海外旅行をする人が一人で旅立てば、別の国でも深夜特急のような気持ちになるだろう。

今まで通して二回は読んだけど、もう一回読んでみてもいい。

真面目に生きていないなあ

マジメに、というか、なんだろう、一生懸命生きていないことがたまに後ろめたく感じる。学生の頃からずっとやる気がないと言われ続け、事実その通りで、何事にも打ち込んだことがなく、何も成してこなかった。でも「何者かに成りたい」的な焦燥感はなく、真面目に一生懸命生きてこなかったことについて、みんな頑張ってるのに俺は頑張ってないなーという申し訳なさというか、後ろ暗さというか、なんというか。我ながら碌でもないなー。手を抜くとかはあまりやらないし、人を騙すとかもない。ただ不真面目なだけ、やる気がないだけ。

学生のときも大人になってからも、何事も真面目に一生懸命に取り組んでいる人にはどこか引け目を感じて、どこか抜けていたり一歩引いている人のほうが付き合いやすかった。奥さんは20年同じ仕事を続けている。先日家具を買ったときの家具屋の人も、だいたいそんな感じだった。同じ仕事を長く続けていることは、それだけですごい。ただそれ以前に僕は6年だけ真面目に働いてそのあとフラフラしているから、フザケてるよなあと思われてもしょうがない。

真面目に生きていない人間というのは、やはり人から疎まれがちだから、あまりそのことを公言しにくい。年取ったらどうするんだとか、後悔するぞとか、人生舐めてると言われたこともあるし、思われているだろう。アリとキリギリスみたいに、僕はキリギリスだと思われている。確かに会社員を辞めて以降は好き勝手遊んできたのかなあ。ときどき働いても、その場限りで長く続けるようなものではなかった。今もそんな本腰入れて労働に勤しんでいるわけではない。

僕自身としては他に選択肢がなかったから、しかたなくそうなったと思っている。もっと切羽詰まればもっと苦労していたかもしれないけれど、今の状態には全然後悔とかはない。大手を振って真面目に一生懸命生きることに憧れはあるけれど、自分にはできなかった。会社員の頃の同僚の順風満帆な様子がInstagramに流れてきたりすると、やっとるなーと思う。ある意味羨ましくはあるが、同時に自分には無理だなと思う。やる気がないのが一番大きい。

今はたまたまこの状態で生きながらえているが、どこかのタイミングで真面目に一生懸命生きることもあるのか。そういう事があるたびにすぐに燃え尽きそうになってブレーキを掛けてきた。苦労したという自覚はないが、同時に幸せだったという自覚も全然なかった。それなりになんとなくその場限りで生きてきただけ。

NISAってなんのためにあるのか

「新NISAは絶対得だからやるべき」なんてムードが蔓延している。何がどう有利なのか解説している人も多い。「なんだかよくわからないけど、みんなやったほうがいいと言うからやるべきなのかな?」ぐらいに思っている人もいるんじゃないか。

新NISAはただの非課税制度で、絶対儲かる話とか得する話ではない。中身はこれまでと同じ株であり投資信託だから、失敗すると当然損する。そのへんのことをちゃんと理解している人もいれば、あまりよくわかっていない人もきっといる。新NISAを活用するにしても、結局は投資をうまくやらないと失敗する。

NISAは非課税制度だから、政府の税収を減らす政策ということになる。また、現行のつみたてNISA(および新NISAのつみたて枠)は、手数料の安い投資信託だけが対象となっている。安いものが広まったところで、銀行や証券会社の旨味は少ない。なぜわざわざそんな制度を作ったのか?結局誰が得をするのか?NISAのいいところばかり注目され、その目的と言うか思惑について語られることは少ない。NISAという制度は、政府が何のために広めようとしているのか考えてみたい。

  • 貯蓄から投資へ
  • 年金の代わり
  • 悪いことばかりではない
  • 有益な情報を元に、荒波へ
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「その謎を解いてはいけない」感想

6月5日に買って、10日ほどで読み終えた。なお6月5日は発売から5日後で、まさにその日に重版かかったそうな。著者の大滝さんは10年ぐらい前にはてなブログ経由かなにかで知り、ツイキャスとかで喋ったことがあり、一回会ったことがある。当時キレやすく煽りやすい理系のジャックナイフ的な印象を抱いていた。当時のブログでは村上春樹や新海誠を茶化す記事を書かれていたが、今は削除されている。そしてそういう要素を、今回の著作では大いに発揮している。

  • これ普段の大滝さんじゃ…
  • あらすじ、物語の紹介
  • 文学性がどうとかこうとか
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カナートの新しい名前が覚えられない

カナートとはカナート洛北のことで、現在は洛北阪急スクエアという名前らしい。京阪だっけ、阪急だっけと思いつつ、どちらの沿線でもなかった。スクエアとはまた何も指していない四角である。というわけで先日カナートこと、洛北阪急スクエアに行ってきた。

現行でも1階のスーパーは「デイリーカナートイズミヤ」と言うらしい。じゃあカナートでいいんだ。「カナート行ってくる」でも間違いではない。「イズミヤ行ってくる」だと隣のイズミヤかどっちかわからない。「デイリーカナートイズミヤ」というネーミングはありなのか。カナートはミドルネームみたいになっている。じゃあそもそもカナートってどういう意味なんだ。イズミヤはせいぜい泉谷か和泉屋あたりの日本語だから意味はわかる。カナートとは?調べてみると「カナートとはオアシスを意味するアラビア語」めちゃくちゃやな。「デイリーカナートイズミヤ」は「毎日のオアシス泉谷」あたりか。「カナート行ってくる」は「オアシス行ってくる」ぐらいの意味にしかなっていない。

久々に行ったカナートは、「あれ、こんな感じだっけ?」という印象だった。無印が入ってると思ってたら入ってなかった。ダイソーに寄ったが、紙の斜め切りA4ファイルボックスが存在しなかった。ペットショップとアカチャンホンポがやたらデカかった。どちらも用事はない。GU安いなーと思いながら店内に入らなかった。地下のレストランで温野菜の定食を食べた。

カナートはもともと高野アリーナで、冬はスケート場、夏はプールだった。僕はスケートでしか訪れたことがなかった。プールはどちらかというと、八瀬遊園だった。今はどちらも存在しない。子供の遊び場みたいな場所は、少子化の影響で年々縮小してしまったのか、京都の人口減少によるものか。今の子供はどこでスケートするのだろう。僕らの世代は保育園からも高野アリーナでスケートしていたし、小学校の授業でも来ていた。今の子供は、八瀬のプールみたいな大きなプールで遊ぶことは全然ないんじゃないか。そういうのをやりたいかどうかはともかく。

北大路ビブレもイオンになってしまったし、大垣書店の本店ビルは塾になっていた。深夜遅くまで営業していた丸山書店は大垣書店になっていた。

そんなに前だったんだ。丸山書店は千本通にもあった。カナートに入っていたアバンティブックセンターは、商業施設に入っている無難な本屋という感じだった。京都駅南のアバンティブックセンターは、かつては学術参考書が一番揃っている本屋だったけれど、数年前に訪れたら様変わりしていた。少子化の影響によるものか、学参コーナーは著しく縮小され、売り場面積はそもそも1フロアに満たなくなっていた。最近久しぶりに実店舗で買い物をして、結局ネットにしか在庫がないということが多々あった。ヨドバシに行っても「ガーデニングエリアは梅田店にあっても京都店にはないんです」ということだった。京都駅前のビックカメラは全然行かない。名古屋にいた頃は、電気屋と言えば駅前のビックカメラだった。大阪ミナミの電気屋と言えばヤマダ電機だった。

今週のお題「読みたい本」: #その謎を解いてはいけない

著者の大滝瓶太は前にSF小説を書いていたから、そういうのを書く人なんだろうなと思っていたら、今回まさかのミステリー小説が単著となって出た。どういうことだろうと思い、買って今読んでいるところ。過去作は以下など。

『その謎を解いてはいけない』はまだ100ページぐらいしか読んでいない。第一印象としては、とにかくふざけている。ふざけているというのはけなしているわけではなく、ミステリー的な探偵小説の体をとったコメディー小説だった。

ネット文体をこれでもかと駆使し、今の30代から40代の特定の分野に精通している人なら目にしたことのある言葉、表現がこれでもかと散りばめられ、特定の層にグサグサ刺さるピンポイントな笑い。これは好き嫌いが分かれそう!Amazonレビューも荒れてる!正直ミステリ要素とかどうでもいい(ミステリファンが怒ってるのだろうか?)。

ただ今のところは最初の方を読んだだけだから、読んでいくうちに印象が変わるかもしれない。最後まで読んだ時点では感想も違ってくるかもしれない。違わないかもしれない。どうだろう、このまま来週中には読み終えます。ふざけた本が好きな人にはおもしろいと思います。発売5日で重版かかったそうです。

今週のお題「読みたい本」

読んだ感想

「人生は一度きり」だから贅沢するのか

定期的に貯蓄をしていると回答したのは黒人で33%、ヒスパニック系で36%だったのに対し、白人は29%にとどまった。「人生一度きり」といった考え方の影響も表れた。「世界的な困難を考えると、きょう一日だけを生きればよいと思う」との文章に共感すると回答したのは48%。

文脈からすると、「人生は一度きり」だから貯蓄しないで使ってしまうそうだ。世の中にはきっとそういう人もいるのだろう。けれど貯蓄をする人も、みんながみんな我慢して将来のことを考えて貯蓄しているわけではないと思う。中には「貯金が趣味」と言う人もいて、貯めることそのものが楽しい人だっている。

僕も明日や未来に備えるより、今日を十分楽しむという考え方に近い。でもそれが=贅沢する、お金を使う、にはならない。お金を使う楽しみにあまり興味がないのだろう。食べ物は全然関心ないし、物は増えれば嵩張るからあまり増やしたくない。良い物を持つと扱いにも慎重になり、気が重くなる。貧乏性なのかもしれない。お金を使うことに抵抗がある。

「いい暮らし」みたいなのにも全然興味がない。僕が貯蓄なり投資にお金を回すのは「使い道がないから」が一番近いんじゃないか。僕以外にもきっとそういう人は多いと思う。趣味人ではないから、何かを集めたとしても一時期的、良い物を買ったとしても飽きてしまう。探究心や慈善の心もない。めんどくさいが勝ってしまう。見栄を張りたい気持ちもない。

お金の使い道が豊富な人は、それだけ人生を楽しむ幅があるのだから、いい人生を過ごしている。うらやましい。興味の幅が広かったり、喜びを感じる物事が多く、それらをお金を使うだけで得られるなんて、そんなに幸せなことはないんじゃないか。自分は足りているから、それはそれでいいのか。

当たり前のように防水仕様を選びがちになった

防水と言っても、基準は撥水、耐水、防水と段階があるらしく、いわゆる完全防水みたいなものはほとんど持っていない。IPx8といった規格もいつからか主流になった。僕はワイヤレスイヤホンを選ぶときによく見かけた。水に濡れても大丈夫というのは心強い。これまで何度雨に濡れていろんな物をダメにしただろう。教科書とか。本はさすがに防水仕様はない。

10年前、長期旅行をするにあたり、荷物をダメにしたくなくて、なるべく水に強い旅行カバンを選ぼうと思った。その当時買ったのは、クレッタルムーセンというスウェーデンのアウトドアブランドの65Lバックパック。今も売ってるのだろうか。今はきっと、もっといいのがあると思う。

香港に行くとき、短期旅行用・機内持ち込みサイズのリュックを買おうと思った。ちょうど雨季で、防水仕様は必須だと思った。そのときに買ったのはCHROMEのバックパック。今もよく使っている。ビニールが分厚く重いが、今はもっと軽量化されているらしい。

旅行中は防水靴を持ってなくてたびたび靴の中が水浸しになった。最近になって雨用の靴を履くようになった。重宝している。もっと前から履いておけばよかった。防水と言ってもGORE-TEX使ってるだけで、浸水を防ぐとかではない。まずはアウトドアブーツを買った。ダナーフィールド。

ブーツは脱いだり履いたりが大変で、普段履きができるスニーカーもほしいと思った。イノヴェイトのFLYROCというのを買った。トレランシューズらしい。履き心地がいいかっていうと普通。雨の日はダナーフィールドかイノヴェイトを履くようになった。

普段はニューバランスの996を履いていて、去年あたりからこのモデルもGORE-TEX版が出るようになった。今度ニューバランスを買うときはGORE-TEXにしたい。2002もGORE-TEXモデルがいくつか出ていたが、すぐ売り切れる。880やXC-72などはいつでも買えそう。

onの靴も防水仕様がたくさんある。いつかほしい。HOKAもALTRAもGORE-TEXモデルがある。いつかほしい。

生活していると、梅雨に限らず普通に雨が降る。にもかかわらず、防水加工は標準ではない。靴でも鞄でも、雨対策をすると雨の日の外出も思いの外快適に過ごせることに気づき、自然と普段から防水仕様を選ぶようになりました。

今週のお題「レイングッズ」

その後、と他に気になった投資記事

以前にまとめた『日本の素人投資マネーが米国に流れている』のその後の話。NISAつみたて枠に米国ブラックロック社のiシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV, 手数料0.03%!)が承認されて気になっていた。

新NISAつみたて枠についに海外ETFが!と思ったが、今のところそう簡単な話でもないらしい。

つみたてNISA初となる「米国ETF」が認可 黒船来航になるか(山口健太) - 個人 - Yahoo!ニュース

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#私を構成する42枚 が流れてきたので

無理矢理選んでみた。

ツイートの通り、特別音楽に時間と情熱を割いてきたわけでもない人間にとって42枚は多すぎなので、無理矢理詰め込んだらこうなった。特に後半はここ数年で買ったレコードで無理矢理埋めているところがある。私を構成するというからには、構成に見合ったエピソードでもあればいいのだろう。以下、エピソードがあれば軽く書いている。

  • Radiohead - Kid A
  • Nirvana - In Utero
  • NUMBER GIRL - Sappukei
  • The Supreme Jubilees - It'll All Be Over
  • Amy Winehouse - Back to Black
  • Terry Callier - What Color Is Love
  • Sam Cooke - Live At The Harlem Square Club
  • Nujabes - Hydeout Productions (First Collection)
  • Sublime - Sublime
  • Steve Hiett - Down on the road by the beach
  • Marvin Gaye - Live
  • Ahmad Jamal - Ahmad Jamal'73
  • Billy Harper - Knowledge Of Self
  • Kenny Rankin - The Kenny Rankin Album
  • Donny Hathaway - Live
  • Cy Timmons - The World's Greatest Unknown
  • Brian Eno - Small Craft on a Milk Sea
  • Hiroshi Yoshimura - Music For Nine Post Cards
  • The KLF - Chill Out
  • Thee Michelle Gun Elephant - カサノバ・スネイク
  • Wu-Tang Clan - Enter The Wu-Tang
  • Cocco - ブーゲンビリア
  • Capsule - FLASH BACK
  • Jackie Mittoo - The Keyboard King
  • Loris S. Sarid - Music for Tomato Plants
  • 尾崎豊 - 回帰線
  • 森田童子 - マザー・スカイ
  • Vanessa Amara - Music For Acoustic Instruments & Feedback
  • Monica Zetterlund & Bill Evans Trio - Waltz For Debby
  • Alvin Curran - Fiori Chiari, Fiori Oscuri
  • Wee - You Can Fly On My Aeroplane
  • Chaweewan Dumnern - The Sound Of Siam
  • Various Artists - The World Is A Cafeteria: American Soul Music 1955-1998 [Cairo v.5]
  • George Winston - Autumn
  • Sun Ra - Lanquidity
  • Green-House - Six Songs For Invisible Gardens
  • The Humble Bee - a miscellany for the quiet hours
  • Björk - Homogenic
  • The Yellow Monkey - SICKS
  • Skrillex - Scary Monsters and Nice Sprites
  • The Simple Carnival - Girls Aliens Food
  • Aerosmith - Nine Lives
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いつからコーヒーを飲むようになったか

あまり覚えていない。マンガを読んでいると、子供や学生がコーヒーを飲めないとかまずいとかって表現が出てくる。僕も中高生のときはさすがにコーヒーは飲んでいなかった、かな?いや、思い返せば缶コーヒーを飲んでいた。お昼ごはんに合わせて飲んでいた気がする。菓子パンを買ってブラックを飲むとかやっていた。ということは、わりと幼い頃からコーヒーに親しんでいたことになる。さすがに家で飲んだりはしていなかったかな、覚えていない。

人がどういう経緯で、いつからコーヒーを飲むようになるのか考えていた。やはり最初は単体で飲むのではなく、ケーキやお菓子と一緒に飲むようになるのだろう。子供の頃は甘いパンと甘い飲み物を合わせることにも抵抗がなかったが、いつからか苦いものと甘いものを合わせることを覚えた(中学生の頃に、塾の先生に言われたことを覚えいている)。そのうちコーヒー単体でも飲むようになった。多くの人は、受験勉強を始める頃から眠気覚ましにブラックも飲むようになるのかもしれない。僕は中学受験をしたから、小学生の頃から飲んでいた?覚えていない。

缶コーヒーやインスタントコーヒーではなく、ドリップコーヒーを飲むようになったのは、社会人になってからかもしれない。スターバックスのようなところも、大学生の頃はあまり行かなかった(高くて)。喫茶店、カフェに行くようになったのは、就活ぐらいからかもしれない。選考の合間に昼食を摂ったり、書類をまとめたりノートを書いたりする場所として使っていた。その流れは会社員になってからも続いた。ドリップコーヒーを最も多く飲んでいたのは、会社員の頃だった。缶コーヒーや砂糖ミルクを入れたコーヒーは飲まなくなった。

会社員の頃は、一日何杯も飲んでいた。それこそ眠気覚ましという体だった。朝ごはんはウィダーインゼリーかレッドブルだった。カフェインに浸かりすぎて、もはや効果がなかった。飲まない期間を空けると、またカフェインに弱くなりCoffee jitters が出てくる。お酒も長く飲んでいない期間が続くとすぐ酔うようになるから、そういう体質なんだと思う。

最近は、多くても2杯しか飲まない。朝イチと、昼に飲むか飲まないか。外で飲むことはあまりなく、ほとんどは家と職場。出かけたときは外で飲むこともある。フラペチーノを除けば、だいたいブラックで飲む。コーヒーを初めて飲んだときは、きっとなんでこんな味のものを飲むんだろうと思っていた。嗜好品は、ビールとかタバコもそうだけど、口に含んだときの味が美味しいというものではない。舌で味わうものではないんだと思う。

最近飲んでいるコーヒーは、ネットの生豆屋で5kg買って、一週間おきに鍋で煎って、コーヒーメーカーで淹れて飲んでいる。一度に200g煎ることを覚え、だいたい30分で400g煎れる。抽出は、前はサイフォンとか使っていたけれど、これまで2回割ってしまった。やはり僕は陶器とかガラス製品とかワレモノの扱いにストレスを感じる方で、ボタンを押すだけのコーヒーメーカーか、金属のマキネッタで飲んでいる。ハンドドリップはめんどくさいからやらない。

世界で最も富裕層が多い都市、京都が27位

世界で最も富裕層が多い都市ランキングのニュース記事を見た。

世界で最も富裕層が多い都市、ニューヨークが再び首位-東京2位 - Bloomberg

1位がニューヨークで2位が東京、3位はサンフランシスコ、4位がロンドンと続く。だいたいトップ10のことしか書いてなかったが、元のデータを辿ると27位に京都が入っていた。日本でランクインしているのは東京、大阪、京都のみ。なぜ京都?横浜でも名古屋でもなく京都なのか?

ランキングの基準は「100万ドル(約1億3000万円)以上の投資可能な資産を有する富裕層の人口が最も多い都市」ということで、京都には4万400人の億万長者がいるらしい。そして100億長者は26人、1000億長者(ビリオネア)は2人という数字が出ている。4万人となるとぼんやりしているけれど、26人とか2人とかになるとやけに生々しい。具体的な数字だ。

京都でトップ2の金持ちといったら誰なんだろう?一人は日本電産の永守重信かもしれない。Forbesの長者番付では資産5950億円となっている。だとしたら、もう一人は誰だろう?京セラの稲盛和夫は昨年亡くなったが、2017年のForbesによると840億円で、1000億は行かない。京都で稲盛和夫以上の資産家って、他に誰なんだろう。

ネタバレについて厳しい

お題「皆さんのネタバレNG基準はどこですか?」

自分はけっこうネタバレしていくスタイルだけど、自分が聞きたくないネタバレも積極的に避けていくほうだ。ネタバレの苦い思い出は、今でも記憶に残っているのが『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』で、新潮社文庫の下巻だったかな、はい今からネタバレをします。さて、新潮文庫の裏表紙には、本の紹介文が載っている。下巻のそこには「意外な結末」と書かれていた。『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』は、世界の終わり編で主人公が壁の中の街から逃げ出さないと世界が終わってしまうという話で、追っ手に追われ必死に逃げ出そうとする。最後川に飛び込んで渦から壁の向こうに逃げてしまえばゴールっていうところに来て、主人公は「やっぱりこの街に残る」と言って物語が終わる。世界も終わる。そういう結末だった。これ、本の裏表紙に「意外な結末」って書いてあったらそれだけでもうネタバレやん!!最後絶対飛び込まへんやん!!オチ言うてもうてるやん!!わかってしまうやん!!読む前に全部わかってしまうやん!!

っていうぐらいネタバレに厳しい。しかし人にはズケズケとネタバレをしていく。歩く災厄のようだ。

ちなみに、本当に見たい映画は予告編も見ない。おかげでときどき失敗する。

ヒトコトへの回答㊻:カメラ持ち歩き

このブログではGoogleフォームからご意見などを頂いております。それをときどき拾って回答してたりします。

96通目:カメラ持ち歩き

カメラっていつも持ち歩きますか? 今日カメラ持っていこうかな〜と出かけるたびに一瞬悩むのを辞めたいです。

カメラは全然持ち歩かない。重いし邪魔だし、持っていても撮らないことが多い。すぐ撮れるようにしておかないと、持っていても撮れない。写真を撮る機会はあまりない。昔ほど撮らなくなったというのもある。

出かける際にカメラ持っていくか悩むときは、どっちでもいいんじゃないか。今日は撮ると決めていたら迷わない。迷うならどっちでもいい。例えば旅行にカメラ持っていくかなんて、迷うことない。出かけてから「カメラ持ってくればよかった」って一瞬思うことがあっても、撮る気で待ち構えていないと、持っていてもどうせ撮れない。撮る気があるなら、持っていくかどうか迷うこともない。

これまでのヒトコト、回答をまとめました。