映画観

「君の名は。」vs「まどか☆マギカ」

先月に見た「君の名は。」の流れでアニメ映画をいくつか見ており、新海誠は「秒速5センチメートル」と「言の葉の庭」を見た。それ以外にも亡くなられて気になっていた、今敏の「パプリカ」「パーフェクトブルー」を見た。他に何かあるかなーと思っていたら、…

「君の名は。」ネタバレ・感想・評価

見終わって最初に思ったのが「これ恋愛映画か?」という感想だった。恋愛の部分はほとんど描かれていない。「君の名は。」を見る前に予習として「秒速5センチメートル」を見たんだけど、そっちは思いっきり普通の恋愛映画だった。「秒速」のことは後に書くと…

ポスト宮﨑駿?邦画アニメのオススメは?

ちまたでは「君の名は。」がヒットしているようだが、僕はこの手の映画を見たことがない。この手の映画というのは曖昧だけど、つまり「オネアミスの翼」も「パプリカ」も「秒速5センチメートル」も「バケモノの子」も「時をかける少女」も「おおかみこどもの…

「ロスト・イン・トランスレーション」感想・評価

タイトルのlost in translationは、lost in が「〜の中で道に迷う」、translationは翻訳とか言い換えとかそういう意味の言葉であり、日本に来たアメリカ人が言葉の通じない中で四苦八苦する様子を描いている。これは監督であるソフィア・コッポラの実体験を…

「パラダイス・ナウ」感想・評価

現在もやっているのかな、「オマールの壁」という映画を作った監督の前作であるから見ろ、と言われ見た。「オマールの壁」同様、舞台はパレスチナ、テーマはイスラエルの支配に抵抗するパレスチナ人とその手段である自爆テロについて。イスラエル、パレスチ…

成功物語には現実味がない

自分には成功経験がない。運も悪く、努力した上での成功もない。些細な幸運や成功はあるにはあったが、それを打ち消すような不運と失敗、挫折に見舞われてきた。その不運や失敗、挫折と言ったって大したことではないんだけど、そういうことを繰り返している…

フォトグラファーズ・イン・ニューヨークが見たい

トレーラーの通りニューヨークに住み、ストリートスナップを中心に活動する15人の写真家を扱ったドキュメンタリー映画だそうだ。7月公開予定だけど劇場はまだわからない。予告編を見るだけでも、彼らの写真を撮る姿勢がすさまじいとわかる。真似できない。そ…

スターウォーズ episode Ⅶ「フォースの覚醒」を想像する

ネット界隈はスターウォーズの感想やレビューであふれている。現在劇場公開されているスターウォーズepisode7について僕が知っていることは ルーカスが関わっていない 副題が「フォースの覚醒」 それ以外無い。僕の認識ではスターウォーズはエピソード6、ジ…

「イージー・ライダー」感想・評価

イージー・ライダーは以前にも見たことがあり、久々に見たくなって見た。きっかけは何だったか忘れた。とりあえずイージー・ライダーは時計を捨てるあたりからのオープニングが一番かっこよくて、そこだけ見たかったのかもしれない。けれど最後まで見た。最…

「ゴーン・ガール」感想・評価

ずっと手元にありながらも、英語だけでは意味わからないだろうと思って放っておいた。最近やたらと話題に上がるようになったから見てみた。やはり意味がわからなかった。

「ドラゴン・タトゥーの女」感想・評価

今までこのブログでも何度か触れてきた映画「ドラゴン・タトゥーの女」について今更ながら書こうと思う。2011年に公開された映画で、監督はデヴィッド・フィンチャー。セブンやファイトクラブ、ソーシャルネットワークなどが代表作の人。これらは偶然全部見…

映画「her」感想・評価

これは僕が最近見た映画の中で一番面白かった。演技も音楽も申し分ない。何よりストーリーが良かった。出ている俳優の中で唯一知っていたのが、ドラゴン・タトゥーの女やソーシャルネットワークに出ていたマーラなんとか。主人公の元嫁役として出てくる。ち…

中東関連の映画を見ていた

僕は2010年にヨルダンへ旅行している。その予習として中東関連の映画をいくつか見ていた。それを何かのきっかけで思い出したから、見た映画をまとめてみる。 ハート・ロッカー ハート・ロッカー (期間限定価格版) [Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオ…

「ワンピースフィルムZ」感想・評価

映画づいていた延長でワンピースの映画を初めて見た。ワンピースのマンガは一応読んでいるが、別にファンという程ではない。コミックスも持っていなし、連載長いから前の方はほとんど忘れている。ワンピースのアニメは見たことない。今回この映画が初めてだ…

写真に関する映画5選

写真に関する映画というのは、あまりないんじゃないかと思う。特にメインテーマとして扱っている映画は一つしか知らない。もっと写真に関する映画を見たいと思う。

バック・トゥ・ザ・フューチャーにある違和感

バック・トゥ・ザ・フューチャーという映画を初めて見たのは小学校に入る前だったと思う。パート1の過去(1955年)編は当時あまりよくわからなかったが、パート2の未来(2015年)編に心躍っていたのを覚えている。 パラレルワールドを作る物語 変わってしま…

「イントゥ・ザ・ワイルド」感想・評価

旅行好きへオススメの映画でザ・ビーチと共に必ずと言っていいほど挙がっていたinto the wildを見た。外国人が思い描くバックパッカーっていうのは案外こっちなんだろう。

ベイブルースの映画が観たい

アメリカの野球選手ではなく、漫才コンビの方だ。どちらかというとベーブルースと呼んでいた気がする。ベーブルースはボケの河本(かわもと)が25歳当時、若手の最前線として2丁目劇場を引っ張っている時に劇症肝炎で亡くなり、後に解散した。半年後に千原ジ…

バックパッカー映画「ザ・ビーチ」感想・評価

先日あんな日記を書いたため、もう一度見たくなりザ・ビーチを見た。僕が初めてこの映画を見たのは大学生の頃だった。その当時は旅行なんかしていなかったから、この映画で描かれている細かいポイントが掴めなかった。今回見て気づいたのだが、ザ・ビーチは…

「おい、今すぐ海外へ放浪の旅に出たくないかい?」そんなオススメ映画たち5選

バックパッカーをテーマにした映画というのは意外と少ない。というか僕が見た映画の中では全然無いと言っていい。そんな中で僕の記憶に残っているもの、今すぐ旅立ちたくなるような映画を集めてみた。 ザ・ビーチ ザ・ビーチ (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メ…

facebookやcreepは届かない想いを持ち続けた結果の産物

映画「ソーシャルネットワーク」は、冒頭で主人公マーク・ザッカーバーグが彼女に振られるところからスタートする。そして最後、映画を見た人なら知っていると思うが、別れた元彼女のfacebookをチェックして友だち申請を送ろうとするがやめたところで終わる…

トロント国際映画祭の写真など

tiffの写真がもう少しとビデオがあったのでついでに載っけておきます。 これ誰か知ってる人いますか? 来ても誰かわからない人を出待ちしていました このへんは会員制VIP出待ち席? 通行止めの道路上はおもいっきりパティオに まだ明るかった時間帯の街の様…

トロント国際映画祭へ行ってきた

誰が来るとか知らなくて完全に暇つぶしなんだけど行ってきたのだ。tiff、tiff、と言われており何だろうと思ったらToronto International Film Festivalのイニシャルだった。何故か小文字。もよおしもよく知らなくて宝の持ち腐れ的な感覚を十分に味わってきた…

「ブレードランナー」感想

SF映画の金字塔と言われるこの映画、見たことがなかった。古い映画でハリウッド映画が一番おもしろかった反面一番ダメだった80年代の映画だ。意味のわからない日本語描写が時々出てくる。 この世界はいったいどこにあるのか ここで描かれている世界は2019年…

英語学習のため海外ドラマを見てみることにした

英語学習のために海外ドラマを英語字幕で見るというのは、超ベタな手段として古くから用いられている。同様に、洋画を見るのも良いと言われているが、僕は同じ映画を何度も見るというのが耐えがたい。かと言って、異なる映画を毎回見たところで何もわからな…

事実に基づいた映画

映画日記。最近映画を立て続けに見た。それらは偶然にも「事実に基づいた映画」というテロップが初めに流れた。過去にも事実に基づいた映画はよく見ており、好きな部類だ。事実に基づいたってだけで、飽くまで映画である点に注意。 キャプテン・フィリップス…

あまりにもベタな「本当に面白い映画」5選(暗い人チョイス)

今からでもTSUTAYAで借りられる、あまりにもベタな「本当に面白い映画」5選 ベタで本当に面白いおすすめ映画10本(サブカル選者編) これらを見ていたら自分も選んでみたくなった。そこで勝手に暗い人を代表して自分なりに思い返してみた。 見た映画としては…

雨日記

レンタルDVDの返却期限が迫っているのに、雨だから返しに行くのが面倒でほったらかしている。明日には行かないと。このビデオオンデマンドのご時世に。借りたのは、「カフカ迷宮の悪夢」、「サラエボ、希望の街角」という映画2つ。どちらもかなりディープな…

kinfolkについて

オレゴン州、ポートランドの衣食住ライフスタイル雑誌だそうだ。そうやって週刊誌のような表現をすると、ひどくジジくさい雑誌のようだが、そんなことはないので、一度手に取って見てはどうか。 KINFOLK JAPAN EDITION VOLUME TWO (NEKO MOOK 1985)ネコ・パ…

村上春樹:直子について

春樹さんには高校生時代に一緒に新聞部だった恋人がいて、それが「直子」の原形なんだけど、この研究は春樹さん没後の文学課題で、まあ、10歳下の僕なんかも生きてるあいだにはわかんないだろうな。— finalvent (@finalvent) 2013年5月6日 これまでも散々ノ…