嘘だらけ

この世の沙汰は嘘だらけ。嘘はいけないという嘘、嘘をつくなという嘘、嘘も方便という嘘。その嘘に対する自信がわからない。開き直りどころではない。嘘こそが真実かの如く、嘘を最も重く置く。嘘を探り合い、真実は遠ざける。嘘こそに価値があり、真実は負荷でさえある。