もどかしいことになっている

物事を成す場合に、何かが支えになると、その何かが目標へと転じてしまうことがある。そして、その何かが欠けた場合、その物事は目標を失い、意味を失い、その一連の流れは消え失せてしまう。
ある人に励まされ、ある人が居たから頑張れた、ある人が自分の活動の支えになった、という場合、それはいつのまにか、ある人のために頑張り、活動することになってしまうことがある。その後、ある人が居なくなると、頑張る気力は失せ、活動を行う意味もなくなり、取りやめてしまうだろう。


元々の目標、目的は何だったのか。何を目指していたのだろう。そこに戻ることが出来たならば、流れから脱落せずに済む。ただし、目標が入れ替わる時点にて物事のハードルを上げていることが多い。そうなると流れは強く、元に戻すことはやや難しくなる。もしかするとそのまま流されるかも知れない。
元々の目標が無かった場合もある。そうであれば、流れは無くなるだろう。こちらも、そのまま流れる可能性が無くはない。何かが欠けた反動が大きければ、一連の流れ以外の物まで失う。