日常のなんでもない話2

先日、辞める話を後輩の人にしたら、

「いいなー私も辞めたいです。連れて行ってくださいよカナダ。私の周りでもみんなめっちゃ会社辞めてるんですよ。いいなー」

そんな感じだった。潜在的な退職希望者多し。
「君はまだ早いよ。まだ若いし、お金も貯めないと行けないから。」
「今だからまだ行けるんですよーだって女で30近くになって海外回ってたら終わってるでしょ?
友達は50万ぐらい貯めて海外行きましたよ。お金は後でなんとかなりますよー。
いいなー私も連れてってくださいよー」
なんとかなるんだろうな。この人だったら。僕はなんともならないけど。
 
今日、少しびっくりしたのが、何ヶ月か前にルームシェアを見に来た人と偶然に会った。会った場所が職場で、向こうは業者だった。とっさのことだったので、気づかないふりをした。
その人は中国人なんだ。台湾人かもしれない。香港人かもしれない。とにかく中華系だった。
そして日本語がめちゃくちゃうまい。どれぐらいうまいかというと、名前の漢字を聞かれた時に、よく日本人が使う例えがあると思う。あれを理解した。例えば、島本であれば、列島のシマに本のモトとかそういうの。あのニュアンスを外国人が聞いてぱっと理解できると思えない。
それが二つ目の驚き。
 
世間は梅雨入りのニュースで賑わっている。この時期に梅雨、というのはよく考えたら日本独特のことなのかもしれない。
ずっと日本に住んでいるから予定調和というか、当たり前になっているけれど、この季節の移り変わりは、他の国に住めば事情が全く異なる。日本では当たり前のことが、世界では当たり前でもなんでもない一番簡単な例。
梅雨とは関係ないけれど、僕は花粉症に幼い頃から悩まされてきた。日本にいる限りは症状の改善を諦めていたけれど、渡航すると変わるかもしれない。別の病気もあるかもしれない。