挙動不審に憧れる

そういうことってないだろうか。僕は高校生の頃にあった。映画か何かの影響だった気がするけど忘れた。
高校生の頃に、挙動不審に憧れて真似していたところ、いつの間にかそれが癖になってしまい、治らなくなった。
今は意識していないが、もしかしたら挙動不審のままかもしれない。
僕が、道を聞かれたり話しかけられたりする事がほぼゼロに近いのは、こういったエセ挙動不審のせいかもしれない。

挙動不審かのように振る舞うのは簡単で、考えながらそれを身振り手振りで表現しながら歩けばいい。
そうすると目線は自然にあちこちを彷徨い、手が自然に何かを形作っては消える。その姿はまるで、もう一人の自分と話し合いながら物事を決めているようだ。さらに独り言を足せば、もっとリアルに表現できる。さあ、明日からあなたも挙動不審。