「ほんとにあった呪いのビデオ」シリーズを見ている

「ほんとにあった呪いのビデオ」シリーズは現在54巻まで出ている。
昔リングという映画が流行って、それに触発されてか、このシリーズが出てきた。
いわゆる、心霊写真のビデオ版を集めたもので、日常のビデオ撮影や、監視カメラにたまたま映った不可解な現象を、一般投稿から募集し、まとめて作品にしている。

僕はホラー映画とか心霊モノについては、幼い頃から親が好きだった影響で、かなり見た。そのせいで、大抵のそういうものは何も怖く感じなくなった。
作り物はその時点で興が削がれるし、本物っぽくした作り物もやっぱり作り物でしかなくて、全然怖いと思わない。
ホラー映画やVTRよりも、ただ実体験を喋ってるだけの方が本物で、怖く感じる。

よく、びっくりするのと怖いのとを混同している人がいる。ホラー映画なんかは特に、音響や映像の切り替えで、驚かせるだけの事が多い。このシリーズはそういうものではない。恐怖心を体験すると思う。

このシリーズが本物か作り物かどうかはわからないけれど、今まで見た中では一番リアリティがあって、怖い。その、映った映像というのが、まさしく実体験そのものであり、ドキュメンタリーのような形式になっている。怖いというか、気持ち悪い。
投稿者から寄せられてくるビデオテープやDVD、SDカードなどを元に、投稿者に話を聞いて、現場を確認したり、原因を調査したりもしている。

人気のシリーズなので、よくテレビ番組にも映像提供をしている。どこのレンタルDVDに行っても置いていると思うから、興味があったらどうぞ。類似品が多いので注意。類似品は多分、全く怖くない。 

僕は大学生の頃にこれをよく見ていたけれど、会社に入って忙しくなってからは見なくなった。また、3年ほど自殺部屋に住んでいたので、その部屋では流石に見る気がしなかった。申し訳ないというか、軽々しいので。
最近辞めたので、また見だしたというわけです。