What's up?の文化について思うこと

コミュ障の僕にとってどうしても馴染めないのがこのHow are you?から始まる文化だったりする。How are you? What's up? How're you doing? これが普通の挨拶として毎日どこでも繰り広げられる。

学校に通っていた頃、毎朝学校に行くと先生から"Good morning, how are you?"と挨拶されるのだ。みんな必ず。それに対して毎日goodだのniceだのHow are you, too?など心にもない言葉を返さなければいけない。これはただの礼儀であり挨拶であって深い意味はないんだけど、とにかくめんどくさい。僕は日本でも挨拶をしない挨拶不要論者なので、この当たり前の習慣が苦痛だったりする。

驚くことに、スーパーやコンビニなどの店、飲食店などでもこの習慣が生きているのだ。日本だったら考えられないが、この一連の流れに沿わないと失礼に当たる。会ったら必ず挨拶するという習慣は日本でも同じだけれど、コンビニやレストランの店員に対して「最近どう?」とは言わない。

これは文化なので慣れるしかない。鼻をすするのがNGであるとかクシャミのあとにbless youだとか同じでルールみたいなもんで、自分のやり方を貫くとか日本の習慣のままいるとかそういうのはそぐわないだろう。僕は日本で既に十分なほど失礼な人間だという認識を広めてしまっているからといって、こっちでも構わないという判断はそう簡単にできない。こっちで失礼であることの意味合いが違ったりするため、慎重になる必要がある。