真剣10代しゃべり場という番組をご存知だろうか。NHK教育でやっていた、全国から素人の10代を集めて討論というか、自分の世間に対する疑問を持ち寄ってダベる番組だ。第一期に出ていた右翼の高校生がサイトを運営していてネットで話題になったりした。
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また一度千原ジュニアがゲストで出て、メインで出演している中高生に対して「お前らぬるいんじゃ！！」と恫喝したらしく、その回は見たかった。
第5期だけ見ていた
僕はほとんど見ていなかったが母親が見ており、僕も夏休みにまとめてやっていた1シーズンだけ見たことがある。5期だ。当時長峰というオタクの回があり2chで話題になってgif動画が作られたりした。その時ゲストで出ていたのは大槻ケンヂで、オタクである長峰に対するフォローがすごくよかった。
その後僕は5期をずっと見ていた。そして5期の最後を飾った宮川拓也にすごく同調してしまった。僕は泣いてしまったのだ。同じ高校生であった彼の悩みに、痛みに同調して、まるで自分の痛みかのように。彼と僕とは根本的に、というよりは大きく違ったが、その生ける悩み、同じ若人が、この社会で生きていくにあたっての悩みは同じだった。
さて、その5期の最後、宮川くんのテーマというのは「自分を変えることはできますか？」だった。彼は自分に対する不満、欠点、劣等感を強くいだき、それをなんとか克服しようとしていたが、方向性や手段が定まらずに悩んでいた。10年以上前の話なので内容は詳しく覚えていない。僕は当時ビデオで録画して見ていたが、今やもうビデオデッキで再生なんてできない。テープがどこに行ったかもわからない。彼も、彼に限らず出演者たちは今頃どうしていることだろうか。wikipediaには若干名のその後が載っていた。
