この手の内容は検索すればそれこそ山ほど見当たるんだけど、今回自分がyoutubeに音声をアップロードするにあたってやった手順を一通り残しておこうと思った。事前にやっていたことは
- youtubeのアカウントを取る
- Skypeを入れる
- マイク付きヘッドフォン所持
これぐらい。ここから始めるにあたって準備したことは
- Soundflower、LadioCast、Audacityを入れ、設定する
- QuickTimeを設定する
- 話す内容
- 話す相手
これだけ。超簡単だった。
尚、一人で録音したり話す相手と集まって録音する場合はSkypeもSoundflowerもLadioCastもいらない。僕がやったように遠方の人と通話して録音した物をアップロードする場合に必要になってくる。
また僕の環境はMacなので、Mac以外の人はサウンドフラワー、ラジオキャスト、QuickTimeをそれぞれのOSで対応した何かに置き換えればいいと思います。AudacityはWindowsでも使える。それでは各項目についても具体的に書いていこう。
事前準備編
youtubeのアカウントを取る
youtubeを利用した理由というのは、単に簡単だから。別にPodcastでもツイキャスでもラジコでも載っける媒体はなんでもいい。Podcastに関してはめんどくさいかなと思ったこと、ツイキャスは会話にあたりタイムラグが激しすぎて厳しかったこと、他はよく知らなくて検討していない。
youtubeのアカウントについては、おそらく利用している人はみんな持ってるんじゃないだろうか。アカウントさえ持っていればアップロードできるけれど、15分以上のビデオをアップロードするにあたっては電話もしくはsms認証が必要になってくる。それぐらいか。
YouTube でアカウントを作成する - YouTube ヘルプ
15 分を超える動画のアップロード - YouTube ヘルプ
Skypeを入れる
Skypeを利用した理由は、通話にあたりタイムラグが少なかったから。通話アプリとしてLINEやfacebookメッセンジャーなど色々あるけれど、今まで利用してきた印象からしてSkypeが一番音質が良くタイムラグが少なかった。また、ウェブ上で実況の仕方などを検索してもSkypeを利用しているケースが多く、その解説を見ながらその通りにやればいいだけで始めやすいというのもある。Skypeはマイクロソフトが買収したためマイクロソフトのアカウントでも利用できる。
マイク付きヘッドフォン
この部分は厳密に言うと、唯一無料ではない。ただパソコンに内蔵マイクがあれば内蔵マイクでもできないことはない。他にはiPhoneのイヤフォンとかでもいいんじゃないかな。最近のヘッドフォンやイヤフォンには元からマイクが付いていることが多いから、わざわざ新しい物を買わなくても対応できる。良い物を買えば確かに音質や使い勝手が上がるだろうけれど、その辺はこだわりたければどうぞ。僕が使ったのはURBANEARSのPLATTANという普通のヘッドフォン。普段はiPodに利用している。

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実践編
Soundflower、LadioCastで録音環境を整える
さて、ここからが本番となる。ただ実際この部分ついて僕はサイトを参考にしながら見よう見まねにやったため、具体的な解説は各ページを見てもらったほうがわかりやすい。
Soundflower、LadioCast、Skype、QuickTimeの設定についてはここに全て載っています。追記するとすれば、ここには16chと記載されているけれどそれを64chでやるぐらい。
最新版のSoundflowerはこちら
Audacityで編集環境を整える
録った内容をそのまま使うのであればここで終了。編集したければAudacityを使う。僕は導入と最後の部分に著作権フリーのBGMを追加するためだけにAudacityを利用した。
QuickTimeで録音したファイルをAudacityにて編集するにあたり、FFmpegというのが必要になった。またAudacityで編集したファイルをmp3で書き出すには、LameLibraryというのを入れないといけない。両方ともこちらからダウンロードして入れた。
Audacityは他にもエフェクトをかけるとかノイズ除去とか何でもできるみたいで応用したい人は解説しているページがあります。本当は録音もAudacityでできるんだけど今回はやらなかった。
GarageBandでも編集できるみたい
GarageBand使ったことがないんだけど、Podcastの項目があってPodcastの作成に適したメニューが予め用意されているっぽい。見た感じこちらの方が簡単そうだから、次回に使ってみたいと思う。GarageBandの最新版は有料(600円)だけど、古いのが無料で使えるっぽかったのでダウンロードした。App Storeの購入済の欄にあれば無料で使える。
いざ、録音
環境が整えば録音しよう。話す内容や話す相手は各人で見つけるしかない。それを見つけるのは一番最初の段階かもしれない。
いざ、アップロード
mp3をyoutubeにアップロードするにはファイルの変換が必要になるそうだ。エンコーダなんかでもできるけれど僕はウェブ上にあるサービスを利用した。
MP3TUBEに関しては35MBまでしか対応しておらず、僕が録ったファイルは35MBを越えていたためtunestotubeを利用した。
サービスを利用しない手段としてMacユーザーであればiMovieを利用してmp3からyoutubeへアップロードする用の動画ファイルを作成することもできる。
終わりに
このへんで大体終わり。録音、編集には時間がかかるかもしれないけれど、環境の準備に関しては1時間もあれば終わると思う。いやまあ、ニコ生から始まりツイキャスやらビデオ最盛期の今になんであえて音声のみなのか、そんな需要があるのか疑わしいけれど、何かの参考になればと思います。