OZ日記

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水曜日は日記の曜日にしようと思ったらもう金曜日だった。8月も中盤が過ぎ、日本では盆休みが終わり夏も終わりに差し掛かっていることでしょう。皆様いかがお過ごしでしょうか。オーストラリアのPerthは来る日も来る日も雨、というほどではないけれど週に何日かは雨の日が続いております。先日は実に暖かく、日中23℃を記録して「Perthにおいては17年ぶりに暖かい8月だった」というニュースが流れておりました。そう、オーストラリアは冬なんです。

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職探し日記

先週は肉体労働をするためのホワイトカードを取得し、シェアメイトの韓国人から「俺の友達が働いているところは簡単な仕事あるらしいよ」と言われ「どこ」と聞いたら友人に聞いておいてくれると言われたので期待して待っていた。職場、というよりは仕事斡旋のエージェント(人材派遣会社みたいなもの)を介した仕事らしく、そのエージェントの名前を教えてくれたからネットで事務所を検索して翌日そこに向かった。

エージェントって言うから街中にあるようなカウンター付き相談窓口みたいなのを想像していた。住所にあったのはオフィスビル。しかも二階。「職探しに来ましたー」って言うにはなにやら場違い感がある。事務所に入り、受付のような場所に座っていた現場の作業着のおっさんに「ここはジョブエージェントだよね?仕事を探してるんだけど」と尋ねると「アポイントメントはある?」と聞かれた。ああ、そう来たか。もちろんそんなものはない。名刺を渡され「ここにレジュメとホワイトカードを送って」と言われ自宅に戻ってメールを送り、一週間経った今も音沙汰なし。韓国人に聞いても彼は当事者じゃないからよくわからないという話だ。

レストランのトライアル

Gumtreeに仕事募集の広告を載っけており、そこを見た人から「皿洗いのトライアルあるけど来る?」という連絡が来て「わかりました。一応確認したいんですけど時給と何時間働くか教えてもらえませんか?」と尋ねたら「給料は君のパフォーマンス次第で、労働時間は客の入り次第だ。希望はあるのかい?」と返ってきた。そんな職場あるかよ。ただそれでも一応トライアルだけは行っておこうと思い、いつ行けばいいか聞いたら「明日来てくれると助かる」と言われた。メールのやり取りをしていたのは夜の11時頃。このタイミングで明日?それはないだろうと思った。いくらなんでもおかしい。朝一だったら断ろうと思ったけれど昼11時からと言われたからとりあえず行ってみた。

次の日、現地へ向かいオーナーを待っていた。昼11時から店は開くんだけど、外には客が既に並んでいる。これはまずいパターンだ。オーナーが来て面接とかあるのかなと思ったら、エプロンを渡されキッチンに入って欲しいとのことだった。えええええ。「あの、皿洗いで話来てたんだけど」「皿洗いだけではそんなに仕事ないんだ」そこには業務用食器洗い機があった。とにかく忙しいから食事の盛り付けやなにやらをずっと手伝いながらオートシンクを使って洗ったり洗った皿を振り分けたり出来上がったメニューをテーブルに運んだり、まあなんかいろいろと使われた。15人の予約があったり、店は満席で昼の11時からなんでこんなに忙しいんだと思いながら慣れないことをやり5時間経って休憩に入った。「実は昨日キッチンで怪我した人がいてね」よくよく話を聞いてみると、僕はどうやら急なヘルパー要員として駆り出されたらしい。皿洗いでもなんでもない。怪我人が出て人が足りないから求人出している人間をトライアルで賄おうっていうのは騙しみたないもんだ(トライアルは通常無給だから)。ただ「もし今日の夕方シフトも入ってくれたらそこは給料払うよ」と言われた。このまま帰るのはそれこそ損だから夕方も入った。結果的には夕方シフトのほうが楽で、今日の分ということで$85ぐらいもらった。他にも3人ほどバイト候補がいるから、雇うことになったら追って連絡すると言われ1週間が経った。

その他

ベッドメイキングの仕事などをするハウスキーパーとしてホテルやホステルに行くと「今のシーズンは閑散期で募集してないんだよ」と言って断られる。以前に履歴書を持っていったホテルでは「エージェント使ってるからそこに連絡して」と言われエージェントの名前を教えられたけれど、全部のホテルがそうでもなかった。「マネージャーに渡しておく」といって履歴書を受け取ったホテルもいくつかあったけれど連絡はなし。他に、工事現場で「働ける?」って聞くとやはり「エージェントに連絡してくれ」と言われエージェントのリストを渡された。どこもかしこも人材派遣を使っている。工事現場もホテルもエージェントを使うところと使わないところがあるのだろう。どちらも連絡していくしかない。ただ、もうさすがにそろそろどこかで働かないとまずい。お金の猶予がなくなってきた。これからどうしよう。

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オーストラリア先住民について

街に住んでいてもそこかしこで先住民を見かける。彼らは洋服を着ており、車に乗っていたりする人もいればバスを待っていたり浮浪者のように街頭に座り込んでいたり、一日中公園に座り込んでいたり様々だ。今住んでいる家の近くには公園があり、そこにも決まって数人がたむろしている。彼らはよく夜中でも大声で叫んだりしているが、誰も彼らを気にかけない。酔っ払っているのかもしれない。時々物乞いをしている姿を見かけ、白人の女性がお金を渡していた。声がでかいのが特徴のように見受けられ、すこし怖い。オーストラリア先住民については学校で習った程度の呼びし知識しかない。オーストラリアにおける彼らの立ち位置というのがいまだ掴めないでいる。

アボリジニ - Wikipedia

白豪主義 - Wikipedia