来年の旅程

今年も12月に入り、さすがにもう旅行することはない。来年にはまた旅行を予定している。日程も決まっており、航空券も買った。航空券については先日パリのテロがあったため前倒しで買うよりも今買ったほうが安いという噂だったけれど検索してみたらそれほどでもなかった。とにかく今はその旅行の日までオーストラリアでお金を貯める生活をしている。

 

スペイン

行き先の一つはスペインになる。スペインと言ってもアンダルシア地方だけ。冬にアンダルシアへ行くという話を同居人にしたら「冬に行ってもヒマワリは無いしコスタ・デル・ソルでも泳げないよ?」と不思議がられた。冬のスペインはおすすめではないらしい。そういう観光がしたければ夏に行きましょう。基本はどこへ旅行するにも夏が良いと言われる。暑すぎる場所を除けば。

バルセロナなんかも機会があれば行ってみたいけれど、あえて行くのはグラナダ、コルドバとなった。コルドバについてはクロアチアで会った人にメスキータを勧められて寄ってみるだけ。グラナダが主な目的地となる。なんでグラナダか、グラナダに何があるのかっていうと、実はよく知らない。ただそれでも「スペインに行くならグラナダ」とずっと思っていた。元々イスラム教徒に支配されていた地域で文化が混在している、という程度の印象しか持ち合わせていない。調べていたらエル・シドとか出てきたけれど、あまりよくわからない。行く前にもう少し知識を蓄えないと。

グラナダ - Wikipedia

イスラエル

イスラエルはエルサレムだけ。それ以外のところはベツレヘムに寄るが、あれはイスラエルではないそうだ。エルサレムについてもそこまで詳しいわけではない。まさか巡礼者ではない。僕の印象ではこちらも文化が混在する街。イスラエルとユダヤ人については旧約聖書の解説を読んだ程度で、最近のことはあまり知らない。イスラエル建国から中東戦争、PLOの活動からパレスチナ建国、その程度か。あとはブラック・セプテンバーとかの話をミュンヘンって映画を見ただけ。もはや最近ではない。

嘆きの壁はイスラエル神殿の残った一部らしいけれど、彼らはイスラエル神殿を再建しようとは思わないのだろうか。このイスラエル神殿についてGoogleで検索してみると、現在岩のドームがある場所にあったらしく、仮にイスラエル神殿を再建するとなるとイスラム教の聖地の一つである岩のドームを破壊しなければいけないとか、またイスラエル神殿が再建される時は預言によるとキリストが再来する時であるとかなんとか、そもそもユダヤ人の聖地奪還は救世主によって行わるものであり、一部のユダヤ人にとってシオニストが救世主なわけないから今あるイスラエルなんて国は認めていないとか、とにかくイスラエル神殿はそう簡単に再建なんてできないらしい。再建したところでそこに収めるアークは一体どこにあるんだろう。

失われたアーク(聖櫃)

エルサレムはなんか最近ちょっと危ないらしくて、注意喚起なんかも出ている。

海外安全ホームページ: スポット情報

来年の旅行は失われたアークを求めて、というわけではなく、アンダルシア地方とエルサレムに行ってこようと思います。尚この二箇所にどのような繋がりがあるかというと、レコンキスタ完了後にアンダルシア地方において異端審問が広がり、ユダヤ人追放の歴史があるそうです。来年の過越祭はエルサレムで。もっと本を読まないといけないなあ。てきとうに入門書から読もう。 

世界史の中のパレスチナ問題 (講談社現代新書)

世界史の中のパレスチナ問題 (講談社現代新書)

 

これを買った。グラナダに関する本はKindleには無かった。