密かに面白いブログを知りたい

ブログを全然読まなくなって久しい。情報源としてブログを活用するようになってからは長い。検索して単発記事がヒットするような、ためになる記事は山ほどある。そういうのではなく、ただ面白いだけのブログが読みたい。知っている人がいたら教えてほしい。じゃあどういうブログが面白いブログだと感じるのか、以下に挙げてみよう。

 

面白いと感じるブログの傾向

ブログ村に登録していない

ブログ村に登録していたって面白いブログは存在するだろう。僕があまりお目にかかったことがないというだけで。

アメブロではない

アメブロだって面白いブログは存在するだろう。僕があまりお目にかかったことがないというだけで。

アドセンス広告が多くない

アドセンス広告をたくさん貼っていたって面白いブログは存在するだろう。僕があまりお目にかかったことがないというだけで。全く広告無しか、GoogleとAmazonだけ貼っているブログは面白いことが多い。

多段改行を活用していない

多段改行を活用していたって面白いブログは存在するだろう。僕があまりお目にかかったことがないというだけで。

商業・ビジネス系ではない

商業・ビジネス系がメインでも面白いブログは存在するだろう。ただ僕が読みたいのはそういうのじゃない。商業・ビジネス系がメインでは、ときおり面白い日記が挟まれていても埋もれてしまい、ブログ全体としては興味がないからフォローする気になれない。具体的にどんなブログかというと、ブログ名に職業が入っていたり仕事や業界に関する記事が多いブログを指す。

紹介記事メインではない

ブログの面白いレビューを読んで本を買ったりDVDや映画を見たことはいくらでもある。でも今僕が求めているのはそういうのじゃない。紹介記事は飽くまで紹介されている対象がメインであり、その対象に興味が湧かなければ見ない読まない。そういう興味ある対象は、特定のブログに偏らず散らばっている。紹介記事がメインのブログは、そのほとんどが興味ない対象で占められており、ブログ全体をフォローする気にはなれない。

ライフハック・自己啓発ではない

自己肯定であったり頑張ることをうながすような内容だったり、美味しい・楽しい・快適・幸せをテーマにしたようなブログには興味が湧かない。時々心が洗われるような記事もあるけれど、1000に一つもないからその記事を見ただけでブログ全体をフォローしようとは思わない。

ブログネタばかりではない

ブログネタを扱っていても面白い記事はある。でもブログネタって基本的にはそんなに面白くなる要素がない。たまに当たりがあるだけで、それがあったからといってブログ全体を購読して読む気にはならない。だからブログネタばかりを書いているブログは基本的に読まない。当たりの記事単体で読むことはある。

テンションで誤魔化していない

テンションで誤魔化して中身ペラッペラのブログが面白いと感じたことはない。

面白いと感じるブログの条件

文章が上手い

文章が上手いかどうかっていう判断はすごく難しくてどうしても曖昧になってしまう。基準もいくつかあって、読みやすいとか見せ方が上手いとか表現が上手いとか起承転結があるとか論理的整合性が取れているとか。どの基準をどういった内容に当てはめるかも重要で、内容とスタイルが一致していることも大きなポイントになる。また、そこを敢えて外して余計に面白く仕上がるケースだってある。文章が上手いっていう事自体がなかなかうまく言い表せられない。

写真が上手い

写真がメインのブログっていうのはまた話が別で、写真を一切載せないブログもそれはそれでいい。「もし写真を活用するとしたら」という話であり写真の撮り方、選び方、サイズや配置といった活用の仕方はブログを見せる上で大きなポイントになってくる。ではどういうものが上手いのか具体例を挙げよと言われても難しい。誰か思いついたら教えて。

やっていることが面白い

原点である。ブログにおけるコンテンツと呼べるものは「やっていること」と「考えていること」の二種類しかない。それをいかに表現するかがブログの技術であり、やっていることがそもそも面白くなければどれだけ文章が上手く良い技術を持っていてもやはり面白くない。じゃあ一体どういうことをやっていれば面白いのかというと、まず定番なのは些細な事でも「人がやらないこと」。

ものの見方が面白い

これも先ほどの「人がやらないこと」と合わせておもしろいブログの定番要素だ。「やっていること」や「考えていること」はありきたりだったとしても、ひとたび視点が違うだけでその内容は化ける。ブログを読んでいて「そういう見方があったのか」「その発想はなかったわ」と思ったことは誰しも一度ぐらいあっただろう。

ユーモアがある

ユーモアがあるというのは、笑いを誘うことに特化した技術でありセンスである。これを文章でやるのって非常に難しい。ブログで笑うことって本当に少ないから、こればかりは単発の当たりを狙うしかないけれど、一度ユーモアのある記事を書いた人はまた当たる可能性がある。ユーモアのない人をフォローしていても当たりが来ることは無い。ユーモアの程度が低い人も同じ。

教養がある

教養があるっていうことも一言では言い表せないんだけど、それは知識がどうとか文体がどうとかそういうことではない。教養があるっていうことは、ただ知っているだけではなくそれらを一度自分の中に取り込み、自分のものにしてしまっているということになる。借り物ではない自分の意見として、物事を多面的に考え判断し、語っているブログが教養のあるブログだと言える。対極としては他人のいかにも正しそうな、カッコ良さそうな意見を鵜呑みにしているだけ、迎合しているだけのブログ。自分で考え判断していても内容が浅ければ同じ。

じゃあお前が書いてみろよ

努力します。

金払って本でも読んどけ

ごもっとも。

しかしそれでも、あなたが普段読んでいる世に埋もれる面白いブログを知りたい。これを人にたずねると結構な確率で「無い」と言われる。教えたくないのか、そんなこと言わずに。