週刊日記

「記録キューバ旅行」に触れてもらった

「記録キューバ旅行」を3月中旬からKindle書籍としてAmazonに載せている。これはブログで公開しているキューバ旅行記に大幅な修正と写真を追加したもので、一冊にまとまっており読みやすくなっているはず。買ってくれた人はこの2ヶ月で10数人と非常に少ないが、そもそも存在すら知られていないだろうし、テーマもかなり偏っているため仕方ない。おもしろいかどうかは読んで判断してもらうしかないが、大体の部分はブログ上で公開しているため買う前に中身を確認できる。

さて、そんな「記録キューバ旅行」が他のブログで触れてもらった。嬉しかった。また、内容を見る限り好意的な印象を持ってもらえたみたいで良かった。と思っていたら、この人は去年に巨乳ポールダンサーの記事で注目を集め、現在webライターとしても活躍されている人だった。僕も自称ネットヲッチャーだから存在は知っていた。

触れてもらった記事

話題になったポールダンサーの記事

連載されている媒体

Vivaldiに乗り換えられない

Operaの後継ブラウザであるVivaldiが評判良くて乗り換えようかと思いつつ乗り換えていないのは、ChromeがGoogleアカウントでエクステンションを覚えてくれているから。

Macを使い始めて10年ぐらいになる。つい数年前まではMacもiPhoneもSafariを使用していたが、ChromeがGoogleアカウントと結びついてからは便利すぎて乗り換えてしまった。Chromeで使用している拡張設定やパスワード、検索履歴、お気に入りなんかは全てGoogleアカウントに保存されている。だからパソコンを変えたり環境を変えたり、OSをクリーンインストールしてもGoogleアカウントにログインすれば、Chrome側で全て設定を同期してくれる。これが非常に便利でChromeを抜け出せない理由になっている。重いんだけどね、Chrome。ちなみにChromeエクステンションそのものはVivaldiでも使用できます。ツール→拡張機能から。

自分の今の環境は本当にGoogle製品だらけで、一昔前はApple製ばかりだったのがGoogleドライブを中心としたオンライン同期の使い勝手の良さに負けてしまった。iCloud周りはどう考えても使いにくいでしょ。

Vivaldi - きっとお気に召していただけるWEBブラウザです。パワフルでカスタマイズが自在で、安全で自由。Vivaldi Technologiesがお届けする、WEBが楽しくなるブラウザです!

最近読んだ本

巨流アマゾンを遡れ

飢えたオオカミが子羊の肉にくらいつくように、虫たちが私の日焼けしていない尻に群がってくるのを黙って耐えながらウンコをするのは、男として誠に情けないものがある(女には、情けない以上のものがあるだろうが)。

高野秀行. 【カラー版】巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫) (Kindle の位置No.1817-1819). . Kindle 版.

アマゾン川を河口から遡り、4ヶ月かけて源流にまで到達するという旅行記「巨流アマゾンを遡れ」をようやく読み終えた。著者はノンフィクション作家の高野秀行、写真家の鈴木邦弘が同行して本に写真を添えている。もともとは「地球の歩き方・フロンティアシリーズ」の観光ガイドを書くという企画だったのが、いつのまにか旅行記になってしまい内容も普通の旅行者が到底真似できないルートとなっている。企画としても元々のガイドブック路線から外れ「地球の歩き方・紀行ガイド」というシリーズを新たに立ち上げ刊行されたそうだ(シリーズと言いながら他の本は出なかったみたいだが)。

ただの旅行記ではなくガイドブックの側面があったためか、アマゾンに関連するあらゆる書籍に触れてその一説が紹介されたりしている。レヴィ・ストロースの「悲しき熱帯」やM・バルガス・リョサの「世界終末戦争」なんていうのが出てくる。この人は本当にたくさん本を読んでいて驚く。

アマゾン川ではピラニアに遭遇したりピラルク釣りに参加したりといった定番コースも登場するが、船旅や街のエピソードもおもしろい。この旅行ではアマゾン川の下流から上流へ船を乗り継いで移動していくんだけど、船の中は揺れるし寝るときはハンモックだし虫が多かったり酔ったり眠れなかったり結構な地獄絵図だ。それが7隻も船を乗り継いでいる間に慣れていく様子がリアルで何とも言えない。アマゾンの首都と著者が読んでいるマウナスは気温がめちゃくちゃ高くて40℃はむしろ涼しいほうなんだって。意味がわからない。香港の重慶マンションやコルカタのサダルストリートに並ぶほど旅行者が集まるジョアキン・ナブコという通りを訪れたりもしている。

ブラジルからペルーへ入ると雰囲気がガラッと変わり、雪が降る山を上ったり奥地のインディオたちが文明化に伴い追いやられていった歴史を調べたり、内容は多岐にわたっている。1991年に出た本で内容は古いが、いつもの高野さんが行くぶっ飛んだ取材よりもやや一般向けの旅行書となっており、ほんの少し身近で楽しく読める。

パレスチナ

今読んでいるのは報道写真家の広河隆一という人が書いた「パレスチナ」という本。60年代にイスラエルのキブツに参加していた著者は「ユダヤ教徒さえ良ければいい」というラエリーの態度に疑問を持ち、パレスチナについて調べ、現地のあらゆる人を訪問した。白黒だけど写真があり、嘆きの壁周辺にあったパレスチナ人地区をブルドーザーで整地するイスラエル軍など、かなり踏み込んだ内容になっている。

あのアウシュヴィッツを経験した人々が、他人にそんなひどい仕打ちができるはずがない、と多くの人々が言った。まして非武装の村民たちを虐殺することなど想像もできない。しかし現実には、そうしたことがしばしば起こっている。(p14)

その後ドキュメンタリー映画を作られたり雑誌を刊行されたりしている。

hirokawaryuichi | Palestine

岡田斗司夫ゼミ

最近は流し見していた岡田斗司夫ゼミだが、今回(先週分)紹介されていたテレビ番組「関ジャム 完全燃SHOW」の解説はおもしろかった。いろいろな音楽の良さを、曲を聞いてわかってもらうのではなく言葉で説明してわかってもらおうとする、アメトークやマンガ夜話的な番組だそうだ。岡田斗司夫おすすめ回は以下など。

  • 7月24日 平井堅が憧れる歌手トップ3の解説
  • 8月28日 東山紀之がマイケル・ジャクソンの凄さを振り付きで解説
  • 10月16日 蔦谷好位置、ヒャダインの音楽プロデューサー回

関ジャム 完全燃SHOW|テレビ朝日

その前に取り上げられていたおぎやはぎのラジオに出てきた発言「高いバッグを持っている女は十中八九嫌な女」「いい女も高いバッグを買い与えると嫌な女になる」という話も話題になっていたみたいで初めて知った。女性向けの高価なバッグはマウントの道具以外に使い道がないという話。

岡田斗司夫ゼミ5月7日号「関ジャム完全燃焼で夜話ロス解消ヒャダインにJ-POPの面白さを教わった話と大量のコレクションが手元に戻ったので今回からちょっとずつ紹介」 - YouTube

岡田斗司夫ゼミはシン・ゴジラの解説以降、YouTubeの視聴者が圧倒的に多くてニコ生は衰退している。ニコニコ動画自体がやばいっていう話はもう去年から続いているが、岡田斗司夫の悪い噂が蔓延してからニコ生ユーザーの岡田斗司夫離れが進み、2万以上いたアクティブ視聴者も現在は3000〜4000にまで減った。一方YouTubeの方は新規のチャンネル登録数も視聴数も続々と伸びている。個人としての岡田斗司夫の評価は今や地に落ちているかもしれないが、芸人としての岡田斗司夫はコンテンツがおもしろければいいと思う。内容の信憑性は、この人に限らず自分で判断するしかない。