香港旅行記2日目③「夜の街を歩く」

前回の続き

食事の最後にデザートがある。デザートだが、頼んだのは豆腐だ。大きな豆腐を薄く何度も掬って、それぞれの器に移す。

「日本ではこういう食べ方しないだろ?」

と言って彼らはシロップとカラメルのような砂糖の粒をかけ、食べる。僕もそれにならって食べた。豆腐は完全にあの豆腐だ。おかずの豆腐。違和感はあったが、デザートとして食べられなくもない。

女人街

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食事を終えると我々3人はそのまま女人街へ向かった。こんな名前だが、ただのおみやげ市みたいな夜店屋台通りだ。観光客だらけで毎日がお祭り騒ぎである。「地元の人も行くの?」と聞いたら「Tシャツを買うときぐらい」と言う。こっちの人はブランド名やブランドのロゴが入ったTシャツを着ている人がやたら多い。

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こういういかにも観光客目当てのところは一応見ておくだけで、あまり興味がわかないし何も買ったりしない。それは日本でも同じで、祭りの屋台などでは基本的に何も買わない。しかし、このように年中お祭り騒ぎでいつでも観光客が集まる場所というのは旅行者にとってありがたい。夜遅くまでやっていれば尚よし。マラケシュで言うところのジャマ・エル・フナ広場みたいな場所。香港の女人街は夜10時までだが、廟街はもっと遅くまでやっている。日本にそういう場所ってあるのだろうか。東京にはあるかもしれないが、あまり知らない。

廟街

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女人街を一通り歩くと、僕らは解散した。食事のお礼ということで僕は「多謝(ドーチェ)」と言う。そして一人で廟街(テンプル・ストリート)の方へ歩いていった。廟街は深夜特急で見てからずっと行きたかった場所だ。本が書かれた80年代当時は観光地でもなかったらしいが、今はどんな感じなのだろう。

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香港ではぜひともサイバーパンクな写真を撮りたいと思っていた。このタイミングしかない。

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店自体は女人街と変わらない、ただのおみやげ市だった。昔は飲食店が多かったはずだが、規制ができたのか一店舗もない。

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そのまま廟街を抜け、駅まで歩いて地下鉄に乗り、まっすぐ帰った。終電は12時手前。

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