しつこく禁煙ネタ

現在禁煙4ヶ月目である。そろそろ5ヶ月目を迎えようとしている。依然としてタバコを吸う夢を見る。夢ん中で「やっちまった」と嘆いており、目が覚めると夢だったことに安堵する。中身は違うがいつも同じパターン。僕の脳は一体ニコチンを求めているのかいないのか、わからない。

3年前にタバコをやめた友人が、今でも夢に見ると言っていた。3年経っても変わらんのか…。彼女は僕と違い元ヘビースモーカーで、「タバコを吸うために生きていたようなもの」「やめてから15kg太った」と言っている。今でもタバコを吸いたいと思うけれど、タバコを吸っていた自分に戻りたくないからキッパリとやめられているらしい。今でもタバコの匂いが好きで、人が吸っていると煙を浴びにくる。自分が吸う代わりに副流煙にまみれることで至福の気分を味わうそうだ。

かと思えば昔勤めていた会社に、煙を異常に嫌う人がいた。彼は喫煙者なのにも関わらず、だ。彼曰く、「タバコを吸った後にちゃんと火を消さないやつは、トイレに行って手を洗わないやつと同じ」らしい。火が完全に消えていないタバコから漂う煙をすごく嫌っていた。意味がわからない。そんなに嫌なら吸わなければいいのに。

最近依存症に関する本を読んでおり、タバコの話題も例外なく登場する。薬物の依存症になる確率は、ヘロインが35%、コカインが22%、マリファナが8%、アルコールが4%、タバコは80%らしい。なぜこんなに数値が高いのか。理由はタバコが弱い刺激を繰り返し味わうタイプの薬物であり、脳が学習してしまって習慣化することにより、依存症として定着しやすいからだそうだ。ヘロインが1日2回なのに比べ、タバコは200回の刺激を繰り返すことになる。他に合法であること、他の薬物に比べ安価であること、他の薬物に比べ健康への被害が少ない(急激でない)ことなどが挙がっていた。(p70あたり)

それにしても、以前はお酒を飲むとタバコを吸いたくなったが、もう飲んでも平気になった。だから禁煙を続けるためにお酒を断つ必要がなくなり、平気で飲むようになった。飲む場で他の人が吸っていても平気、あげるって言われても断れるぐらい平気。

ろくでなしBLUESによると、体からタバコを完全に抜くためには、吸っていた期間と同じだけやめてから時間が経たないといけないとか。僕は20歳ぐらいから15年吸っていたから、50歳になるまで完全に抜けないことになる。ほんとかそれ。

いつでも復活していいという気持ちもある。しかしながらせっかく4ヶ月もやめていたのが、今再開したらもったいないという気持ちもあり、禁煙を続けている次第であります。喫煙に代わる何かは、いまだ見つけられていません。筋トレも習慣化すると依存症になる人いるらしいのでほどほどに。