グラフィックノベル、オンライン花見

なにか書こうと、できれば毎日何か書き留めておけたらいいなと思いつつ、変化のない日々を送っているとやっぱり書くこともない。

グラフィックノベル特集

少し前にアトロクでグラフィック・ノベル特集をやっていた。グラフィック・ノベルとは、端的に言えばマンガ。特徴としては連載ではなく描き下ろしの1冊モノ。社会風刺が多く、文学的なテーマを扱っている、といったところか。アラン・ムーアが大御所と言われており、ウォッチメンなどは映画化されている。フロム・ヘルは近所の本屋にも売っていたが、僕は読んだことがない。ウィル・アイズナーという人も有名で、アメリカで権威のある漫画賞としてアイズナー賞というのがあるらしい。

番組で紹介されていたのは、イギリスの文学賞であるブッカー賞候補にもなったサブリナ、シリア人の少女の目線で描いたゼノビア、ショーン・タンのアライバル、日本版が入手困難なヒアなど。話を聞いているとどれも欲しくなるけど、Amazonで試し読みした感じではアライバルかなー。同作家の他の作品も売っているから、パラパラめくってみたい。

ラジオ音源は以下より聴けます

今年は花見もオンラインか

facebookを覗いていると、タイムラインに花見中止の連絡が流れていた。自分の所属している団体ではないから参加予定ではなかったんだけど、「そっかー今年は花見的なものも全面的になくなるのかー」という気付きだった。イタリアに続き、フランスでも店舗営業停止命令が出ましたね。

現場で集まる花見がなくなっても、各自宅部屋から中継、オンライン花見ミーティング飲み会的な方向で広がれば、誰か一人が桜の木の下でライブカメラ撮影するだけで成り立つ。自宅にいても花見ができる環境づくりは、今から取り組んでいくべきなんじゃないか。どうしてもやりたい人は。

花見に限らず、人と会う、人同士集まるリスクが高まる中で、どうしても人と話したい、会いたいっていう欲が出てくるだろう。2月の時点で1ヶ月以上の自宅待機を強いられた中国ではどのように過ごしていたのか、企業だけでなく個人もそろそろ前例を参考にすべきなんじゃないか。

何か同じものを見ながらスカイプ会議で飲み会とか、往年のニコニコ動画っぽい。もしくはオンラインゲームの協力プレイで長く親しまれている手法。この機会にもっと広まればいいと思う。この機に乗じた商法にもかかわらず、飽くまで人と直接会うことにこだわったスタイルは、現状に背いているからやめてください。