Uberイーツの夢を見るのか?

Uberイーツを街中で見かける。いつ頃からだろう?去年日本に帰国してから、割とすぐ見かけた。その前はどうだったか?Uberイーツのサービス開始年を調べてみると、本家サンフランシスコは2014年から、日本では東京が2016年からだそうだ。さすがに早い。私が住んでいる京都は2018年の夏からだそうです。そのとき僕は東北にいて、9月に一度帰ってきたけれど10月にはアフリカだったから、全然見かける間もなかったですね。

去年僕が帰国した当初は、外国人の配達員が多かった印象。外国人が日本で働くのはいろいろと大変だから、Uberイーツみたいなアメリカ発祥のサービスによる、日本社会のしがらみから外れた独自の労働体系はすごく重宝したんだと思う。

しかしそんな外国人たちもコロナで帰国しまして、今見かけるのは日本人ばかり。やはり若い人が多い印象。もともと自転車ばかりだったけれど、最近はバイクの配達員を多く見かけるようになった。普通に考えて、自転車よりも原付きとかのほうが効率いいもんな。疲れないし。

僕はUberイーツを使ったことがない。一度使おうとする機会があったけれど、店で注文するのと料金が全然違って、上乗せされていたから利用する気をなくした。別に忙しくないんだから、買いに行けばいい、ってことになった。だから使っている人は忙しい人が多いんじゃないかな。知人はコロナ以前もよく会社に配達させたりしていた。アトロクのスタジオにもUberイーツ呼んでた回があった。

僕が使ったことはないけれど、友人宅で食事をするにあたり、友人がUberイーツを呼んだことはあった。そこで受け取る係をした。普通だった。普通の人が普通に持ってきて受け取って終わり。時間はそれなりにかかるが、注文してから受け取るまでめちゃくちゃ簡単でスムーズだった。

また、飲食店に行くと、めちゃくちゃUberイーツが取りに来るのを目にする。割と人気の台湾料理屋なんかに行ったとき、店内に滞在していた1時間から2時間の間に10人はUberイーツの配達員が来ていた。Uberイーツで注文入ってしまったら店のキャパとか関係ないから、さばくの大変だなー。

29tizuの山田さんがUberイーツの配達員をやっていて、ときどき裏話的なことをポッドキャストで喋っている。初めの頃には説明会の様子や、紹介料が大きいとか、バッグを売ると高いとか言っていた。そのうち配達員がたむろするエリアであったり、配達員同士の会話があったりなかったり、という話もあった。コロナ直前には配達員が飽和気味だったみたいだけど、コロナ中に少し盛り返して、今はどうなんでしょう。コロナ以降配達員がめちゃくちゃ増えた印象。

他にも、割と注文が入らない時間、つまり待機時間が長いというようなことを言っていた。だから、「Uberイーツは副業としてならおいしいけれど、本業だと成り立たない」というようなことも言っていた。山田さんは本業がラッパー?音楽活動の合間にUberイーツやってるっぽいです。ケン・ローチ監督の映画「家族を想うとき」回でも「まんまUberイーツ」と言っていた。

僕がもし結婚していなければ、帰国してUberイーツをやっていただろうか?コミュ力とかも全然いらないし、移動手段さえあれば誰でもできる。全くやりたいとは思わないけれど、実際なくはないと思う。続くかどうかは別として。僕がやるとすれば、原付きだったかもしれない。自転車でやる人はダイエットを兼ねていたりするのだろうか。そういえば、女性のUberイーツをまだ見たことがない。東京は女性も多かったりするのだろうか。

Uber株には注目しています(持ってない)。Uberタクシーも含め、今後世界でUberのサービスがなくなるとは思えないんだけど、今のところ全く上がる気配なし。利益率が悪すぎるのか?