鍋が好きじゃない理由

僕は鍋料理が好きではない。しかし鍋のテーマを与えられたため、これから鍋についての文句をひたすら書くことになる。鍋が好きな人は気分が悪くなるかもしれないため、ご注意を。

子供の頃から、夕食が鍋だと言われると気分が下がっていた。僕の実家は冬場になると鍋ばかりで、うんざりしていた。薄くシャバシャバで単調な味がずっと続く。カレーやチゲ鍋だって、鍋じゃない方が味がしっかりしている。鍋はただの手抜きだと思っていた。

一つの鍋を家族でつつくというスタイルも好きではなかった。だって食べにくいでしょ。取りにくいし、よそわないといけないのも面倒だ。どこまで食べていいのかもわからない。自分の分は自分の分で決められている方が楽だ。

かと言って一人鍋もしたことない。わざわざ食べたいと思わない。鍋を好んで食べる人は、野菜を摂るためと言う。僕は野菜だったら生野菜でいい。野菜は確か、生の状態が一番栄養価が高いはずだ。

鍋が苦手な一番の理由は、熱いから。猫舌だから熱い汁物の食べ物をすき好んで食べない。カレーやラーメンは食べるんですけどね。そのへんは味がしっかりしているから。