去年はあまりにも読んだ本の数が少なくて、まとめなかった。数えてみたら10冊だった。今年も決して多くなかったんだけど、いくつか感想も書いたからまとめておこう。
- 泰平ヨンの未来学会議|スタニスワフ・レム
- 「国境なき医師団」になろう!|いとうせいこう
- ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死|稲泉連
- 懐かしの一九八〇年代 ‘THE SCRAP’|村上春樹
- エリック・ホッファー自伝|エリック ホッファー
- 忘れられた巨人|カズオイシグロ
- 本屋になりたい|宇田智子
- 2020年6月30日にまたここで会おう|瀧本哲史
- ブックオフ大学ぶらぶら学部
- ASIAN JAPANESE|小林紀晴
- 東南アジア四次元日記|宮田珠己
- 猫を棄てる|村上春樹
- 僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版|瀧本哲史
- 猿岩石日記|猿岩石
- さよなら、俺たち|清田隆之
- 村上ラヂオ|村上春樹
- 村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた|村上春樹
- あしたから出版社 |島田潤一郎
- インドで考えたこと |堀田善衞
- 都会なんて夢ばかり |世田谷ピンポンズ
- 90年代のこと |堀部篤史
- 愛のかたち |小林紀晴
計22冊
未来学会議はずっと前に買った本で、やっと読み終えることができた。スタニスワフ・レムは邦訳されている本が少ない。完全なる真空が文庫になっていた。国境なき医師団も竹内浩三も、ラジオ番組アトロクで紹介されていた。去年からけっこうラジオ経由で本を読んでいる。プレゼンが上手い。本屋になりたいは一番やさしい古本屋開業本。忘れられた巨人もやっと読んだ。なかなか大変だった。アジアンジャパニーズは初めて読んだ本ではないけれど、感想を書いたから入れた。宮田珠己本は今年たくさん買い集めたが、まだ全然読んでいない。村上春樹はエッセイばかり読み捨てるように読んだ。夏葉社本をたくさん買って、たくさん読んだ。まだ読み終えていないのもある。愛のかたちは後から追加。写真がテーマ。
今年の一冊を選ぶとしたら、「90年代のこと」だろうか。今年出た本ではないけれど。Mid90'sなんて映画が上映されたり、ファッションや音楽など90年代が見直されている昨今、リアル90年代はどんなだったか書かれている。僕は当時子供だった。読んでいるといろんなことを思い出す。結構昔のことなんだけど、こんなにいろいろなことをよく覚えているなー。僕は今のことも昔のことも結構忘れてしまっている。こうやって提示されたら思い出すことはできるけれど、自分一人だったら引き出しの取っ手を掴めない。記録しておくことが大事だなー。そういう内容の本ではない。とにかく、よくも悪くもリアル90年代を思い出す。
今年買った本は多かった。まだ読んでいない本も多い。ちゃんと読みたい。
今年読んだ本(2018) - Letter from Kyoto