酒をやめる風潮

最近けっこう感じる。まず最近の若者は酒を飲まなくなったと言うし、僕らのような中年以降にも酒をやめる風潮があるように思う。というか実際やめているという話をちらほら聞く。昔は酒も健康にいいとか、酒は万薬の長とか言ったけれど、現代では普通に体に悪いという結論で落ち着いている。

僕は15年ぐらい吸っていたタバコを昨年からやっと控えているところで、酒をやめるなんて到底無理な感じだ。ほぼ毎日飲んでいるから。しかしうちの奥さんは全然飲まなくなった。元々家では飲まない人でもあったが、こうやって周りで酒飲まない習慣に固められていくと、そのうち飲まなくなる可能性もある。タバコはまさにそうなった。

だったら酒の代替物はあるのか。タバコに関しては結局なかった。なくて苦しんでいる。もしくは食べる方向に走っている。酒を飲まなくなって、より食べる量が増えたりしたら太って健康を害して本末転倒だ。そうやってドカ食いしてドーパミンを分泌させていたら、酒であろうが食事であろうが一緒なんじゃないか。世の中には依存性の高い油、塩、糖などを控える風潮もあるようだ。それも健康のためなのか?

僕はべつに健康志向ではないから、タバコをやめたのだって健康を考えてではない。人はなぜ酒をやめるのだろう。酒での失敗をなくすため、という話も聞いたことがある。僕はだいたい自宅で飲むから、最近はあまりそういうことはない。酒をやめる必要はあるのだろうか?なんのために…

代わりに筋トレとかジョギングとかやっている人がいる。僕はそういうのやるのが嫌だから代わりにならない。