フィジカルを買う

昨年から確実に、本や音楽をフィジカルで買うことが増えた。映画はまだ今のところ、あまりDVDを買っていない。でもサブスク配信全盛の今だからこそ、DVDで映像作品を買う意味は大きい。これは #29tizu でも言及されていたけれど、特典映像や特典ディスク、その他初回特典なんかはサブスクでは配信されない。吹き替えの俳優も違ったりするから、DVDでしか見られないバージョンもある。映像作品はDVDからブルーレイになったり、今後も規格が変わる可能性があるため永久不滅のソフトとはならないけれど、配信はもっと簡単に終了する。あらゆる点において、フィジカルで買う意味は大きい。片っ端から買っているとお金も置き場所もなくなるのが難点ではあるため、数は買えない。見るためというより、所有するために買う。

あれほど推していた電子書籍も、去年はセールで少し買ったぐらい。それ以上に紙の本ばかり買っていた。それらの多くは電子化されておらず、今後もされないだろう。紙の本のいいところは、何より売れるところ。売れると思うと気軽に買ってしまう。実際に売っているかというと、あんまりだった本はすぐに売った。それ以外は読み終えても棚に残したまま。本にも特典がつくことがある。去年はCDが付いている本を買った。

音楽ソフトをフィジカルで買うとなると、なんと言っても、これまでに何度も書いてきたレコードになる。去年は手元にあるレコードを再生するだけでなく、自分が聴きたいものをいくつか購入した。良いか悪いかは別として、配信で聞く音とレコードの音は明らかに違う。そういう意味でも、フィジカルを所有して最もうれしいのはレコードかもしれない。CDだと少し弱いと感じるのは、CD世代だからだろうか。それともアナログメディアが持つ物体としての魅力だろうか。

最近欲しいレコードはこのあたりです。物を買うとかさばるため、そんなには買ってません。

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