薬について

薬を飲む習慣が全然なく、どちらかというと苦手で飲み続けることが難しかった。忘れてしまうのと、持ち歩くのがめんどくさい。今はかろうじてアレルギーの薬を飲んでおり、それも毎日ではない。以前は毎日飲んでいたが、症状がましになったから減薬している。

Phaさんの曖昧日記を読んでいたら、たまに薬を飲んでいることが書かれている。市販薬だろうか、精神安定剤的なものだと思う。phaさんに限らず、意外と薬飲んでいる人多いよなーという印象。カジュアルなのか、切羽詰まってなのかは人によるけど、僕みたいな苦手意識は古いのかもしれない。アメリカのドラマなんかはけっこう薬の描写が多かった。

睡眠薬も飲んだことない。薬を飲むほど追い詰められたことがないのか、そもそも医者に通っていないだけで、服薬したほうがいいタイミングもあったのか、わからない。飲まないに越したことはない、っていうわけでもないようだ。飲んで健康でいられるなら、飲んだほうがいい。サプリなども一切飲んでいない。

酒とタバコが欠かせない時期はあった。これはリラックス目的だから、薬とはまた違うだろう。自分にとって薬は、馴染みがないの一言に尽きるのか。女の人は生理痛なんかがあって、痛み止めなどを含めた薬に縁がない人は少ないのかもしれない。

薬に縁がないから、もしかしたら自分の生活も薬によって改善されたりすることがあるんじゃないかと、ときどき思う。自分は割と不安とか落ち込みが大きく、そういうのは生活環境の深刻さよりも、脳内ホルモンのバランスに関係することが多く、薬物により人為的にバランスを調整することで、もっと前向きに楽観的になれるのかもしれないと思ったりする。

自分に足りないのは、幸福ではなく幸福感を覚えるホルモンではないか。真に改善すべきはそこではないか、という気もしないでもない。やる気も向上も生活の質も、そこから始まるってことはないだろうか。それが薬でなんとかなるってことはないだろうか。

そういうことをなんとなく考えることはあっても、自分としてはそこまで深刻に現状を変えようなんて思っていないから、これといって医者にかかったり服薬したりはしないわけです。