2022.10.15

久しぶりに予定がない。最近できていなかったことを処理していた。保証会社の更新料を払いに行ったり。昼間から酒飲みたかった。やめておいた。昨日は外を歩いて暑かったけれど、今日は日中室内にいると暑すぎず寒くもなくちょうどよかった。

日記本を読んでいた。日記はどうやって文学に昇華するのだろう。読みたい日記とはなんだろう。読みたくないのは、簡単に思い浮かぶ。「なんとか日記」という本はけっこうあって、一時期気になり集めようと思ったけれど、あまりにも範囲が広くてやめた。古かったり外国だったり、関心のない職業日記を読み続けるのは難しい。あと、自分を良く見せたくて盛っていたり、アピールが強い日記もきついものがある。

夜はコーヒー豆を煎った。もう2年ほど自宅の鍋で煎っており、慣れてしまって今ではただの作業になっている。爆ぜの音で終わり時がわかるようになり、タイマーも必要なくなった。毎回2爆ぜが始まると終了している。うちの鍋のサイズだと一回に煎る分量は90gが最適で、それより多いとムラになってしまう。

一回の焙煎にかかる時間はだいたい15分で、今日は1時間かけて360gのコーヒー豆を煎った。来週いっぱいはもつだろう。焙煎している間は暇で、片耳にイヤフォンをつけて東京ポッド許可局を聞いていた。猪木の話をしていた。

生豆は5kgまとめて買っており、だいたい半年ぐらいで使い切る。以前はカルディなどで、焙煎済みの豆を買っていたんだけど、それはそれでしょっちゅう買いに行かないといけないからめんどくさかった。生豆は1年置いておけるけど、焙煎した豆はせいぜい2週間しか置いておけない。それでもめんどくささで言えば、買いに行くよりも煎るほうがはるかにめんどくさいだろう。

そうまでして、自宅で鍋で焙煎をする意味があるのか。ないような気がする。その行為自体には、今となっては何の面白味も見出していない。自宅で焙煎を始めた人が、手動でやるのがめんどくさくなって結局焙煎機を買うというのはよくあることのようだ。僕も一時期いろんな焙煎機を見ていたが、買うほどでもないという結論に至った。