今年の日記、今年のうちに 2022

今年書いた日記を読んで、今年を振り返る。

【1/14】久しぶりにサリンジャーを読んだらどうしようもなく好きだった

「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年」と「謎ときサリンジャー」の感想。今年はサリンジャーの年だった。もう一冊の選書「彼女の思い出/逆さまの森」が出た。こちらは買ったもののまだ読めていない。今年中に読むのは無理かな。そのうち読みたいと思いながら半年経った。遅くとも来年中には確実に読む。

【1/17】2010年代との邂逅:ニート、ノマド、シェアハウス、ブログ、海外移住

文学フリマ京都に初めて行って、エリーツのブースにいたphaさんに話しかけた話。それと同時に過去と邂逅した。コメントではキモいと言われた。来年も文フリ京都には行くと思うけど、もう話しかけたりはしないだろう。

【1/29】ただ生きるだけのことが

このあたりでは父親の癌がみつかり、メンタル持っていかれてる。生きるということが根源的な苦しみであるかそうでないかは、ホルモンバランスの個人差で決定されているという話。何かしらうまく調整できたらいいんだけど。

【2/9】寺社仏閣以外の京都観光・街歩き 2022

いわゆる京都観光ではない京都観光まとめを欲している。あまりうまくまとまっていないというか、項目が少なすぎて機能しないけれど、この方向のデータベースを求めている。今年出た POPEYE 908号もその方向っちゃその方向。

【2/19】入院中の父に持っていった本、漫画

コロナ禍の病室差し入れに、頭を悩ましていた記録。検索してもあまりこういうデータは出てこなかった。試行錯誤した結果を残しておきたかった。弱っている人向けのコンテンツを考えるという意味では、その後の自分にも役に立つ発想だった。

【4/17】「光りの墓」は爆睡映画だった

アピチャッポン・ウィーラセタクンの「光りの墓」が、他にはない映画体験だった。おもしろいとかつまらないとか、質が高いとか低いではない、こんなんありか、と思った衝撃。そういう映画だとあらかじめわかっていても、劇場で寝てしまう。

【5/2】なんもしたくねー

父が亡くなり、虚脱状態だった。父の経過と、自分が頑張った記録。今も立ち直れておらず、今後も立ち直るとかそういうたぐいのものではないのだろう。背負うというか、今も父の死と共に生きている。

【6/12】あまり写真を撮らなくなった話

数年前はよく写真を撮っていた。世の中の写真に対する意識が変わり、自分もその影響を受けた結果、撮る機会が減ったという話。今もときどき撮ったり撮らなかったり。でも前みたいに路上スナップはやはりやっていない。キャンディッドフォトと言うらしい。

【7/13】体調崩して3日目

何が起こってもずっと父のことを引きずっている。抗原体検査を受け、陰性だったが、今振り返ってもコロナ疑惑が晴れない体調不良だった。医者に話しても、あの段階の抗原検査は確度が高いと言って譲らなかった。結局一週間は寝込んだ。

【7/20】待望の MacBook Air M2 ミッドナイトです

6年ぶりにMacを新調。M2 MacBook Air のファーストインプレッション回。自分的には今年一番大きい買い物だった。半年近く経つけれど、調子いい。何がいいっていうのは難しい。自分にとってパソコンは日用品だから、毎日が速くてきれいだったらそれだけで快適。

【9/2】ブックカバーをつけるか問題

今年からブックカバーをつけ始めた。もともとブックカバーは不要だと思っていたから、ブックカバーにどういう需要があるのかわからず、想像してみた。ブックカバーはひとつを交換して使い回すものなのだろうか、それともたくさん買ってつけるものなのだろうか。

【9/4】結婚して3年が経った

家族として丸3年も共同生活すると、もうかつての他人同士みたいな関係ではいられなくなり、お互いを身内として扱うようになり、その結果こじれる場面も増えてくる。かといって、よそよそしいままの関係を維持するんだったら、結婚しなくてよかっただろう。

【11/13】3年ぶりの海外、7年ぶりのタイ、バンコク雑感

久しぶりに海外旅行ができて、最近の事情を知れたメモ。今は円安が落ち着いたから、このときよりも出費がましになるはず。タイは今年人気の観光地だった。僕ら以外にもたくさんの人が訪れただろう。かといって向こうではほとんど日本人を見かけなかった。

【12/7】大腸カメラに行ってきた

胃カメラは2回やったことあるけど、初めて大腸カメラをやった。僕ぐらいの年齢だと、会社の定期検診などで検査する人がいなくもない。検査自体は麻酔で気絶している間に終わり、その前の絶食や下剤の時間のほうが長かった。一度評判のいいところでやってもらったら、次からはそんなに不安にならない。

2022年を日記で飛ばし飛ばし振り返ってみるとこんな感じ。波の高い年だった。おかげでひたすら凪を求めるようになった。

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと