2025.2.13

最近「ウォール街のランダム・ウォーカー 第9版」を読んでいる。最初の章ではバブルの歴史を振り返っていた。1929年に世界恐慌があり、その直前につけていたダウ平均の最高値は、大暴落の後四半世紀更新されなかったそうだ(P54)。日本でも、バブル時の日経平均ピークが、バブル崩壊から去年まで34年間更新されなかった。

これが意味することは、今がもし株価のピークだったら、今後25年だったり34年は今よりも株価が低いということになる。これまで買い続けていた株はどこかのタイミングでがくんと下がり、どこかのタイミングまでずっと下がり続ける。そして回復に25年なり34年かかる。インデックスでそれが起こる。そんな怖いことが現実にあった。

保有資産全体がどこまでマイナスになるかは、買い始めた時期やその後も買い続ける期間で変わってくる。暴落した後どこまで下がるかわからない状況で、淡々と買い続けるってのは並大抵ではない勇気がいる。鋼のメンタルで、機械のように買い続けられるもんだろうか。買い続けていればどこかのタイミングでプラスに転じるかもしれないが、いつどのタイミングかは検討つかない中で。

日本のバブルを数字でまとめているのも面白かった。1990年当時、日本全土の地価は、アメリカ全土の地価の5倍あったそうだ。アメリカの面積は日本の25倍ある。首都圏だけで、アメリカ全土と同じ価格だったそうだ(P93)。

また1989年の日本全体の株式時価総額はアメリカの1.5倍あり、世界全体の45%あったそうだ(P94)。1989年はNTTが世界の時価総額ランク1位だった。今の世界ランク1位はAppleで、日本企業の最上位はトヨタが43位。

バブル世代が勘違いしている理由が垣間見える。