クリエイティブな趣味なんて無いぞ

ないというのは、僕がやってないという意味です。自分の趣味一覧を洗い出してみたい。いわゆるクリエイティブな趣味、みたいなのは僕は全然ない。楽器をやるとか、小説を書くとか、絵を描くとか、スポーツチームに所属するとか、あとなんだ、そういうなんか閉じてない趣味がクリエイティブな趣味なんかな。

自分の趣味はいわゆる消費型の趣味ばかり。ただこの消費型というのも少し異論があって、消費することが目的ではない。言い方を変えると、インプットとアウトプットがある。物を買ったりコンテンツを消費するのがインプット型の趣味、創作や発信するのがアウトプット型の趣味、みたいな分類。このへんはそんなにはっきり分かれるだろうか。

アウトプットのためにはインプットが必要で、無からアウトプットはなかなかできないだろう。自ら生み出したオリジナルの背景にも、何かしらの体験だったり、インスピレーション的なものがあると思う。それが旅行なのか家庭環境なのか職場なのかはともかく、アウトプットの前にインプットがあることは多い。内から湧き出る何かを形にするにあたり、きっかけのようなものがあることもあるだろう。だから、インプット型アウトプット型と分けるには、どこに目的を置いているかになるのではないか。

僕にとってのインプットは、消費そのものが目的というよりも、より良く生きるために取り入れるという目的がある。より良く生きるということは、アウトプットだろうか?僕の趣味はインプット型だろうか?アウトプット型だろうか?わからなくなってくる。ただ一つはっきりしているのは、僕の趣味は閉じた趣味であるということ。自己完結しており、人と分かち合うことを目的としていない。自分さえ良ければいい。より良く生きるとはそういうことに繋がっている。

前置きが長くなったけど、最近の趣味の一覧を洗い出してみる。

主にミリタリー古着を集めだしたのが今年に入ってから。まだ入口でいつまで続くかわからない。その前からスニーカーは好きだった。何足か買って履いているけど、これは趣味の領域に入るのか微妙なところ。そんな事を言ってしまえば全部そうなんだけど。

派生して、服の本を読んだり雑誌を買ったり、古着に関するマンガを読んだりYouTubeを見たりするようになった。Instagramも服屋をフォローすることが増えた。

長らく服の楽しみからかなり離れていて、それを思い出すようになった。服の楽しみ方はなんだろう。買う楽しみはもちろんあるけど、温度感、肌触りも含めた着心地とか着る喜び、色、形、装飾のような目で楽しむ要素だったり、匂いとかもあるけど、あとは情報とか。オタク趣味的な背景を知る面白さもある。集める楽しみもある。

服を作らなくても、組み合わせやアレンジを考えるのはそれなりに十分クリエイティブだと思う。また、コーディネートや知識の発信をしている人も多い。このへんはアウトプット型に当てはまる。僕はどちらも主眼に置いていないから、閉じた趣味だと言える。

読む方です。最近は主に紙の本で読むようになった。マンガは電子版で読むことが多い。昔はよく読書感想文を書いていたけど、めんどくさくてやらなくなった。文学とかエッセイとかノンフィクションとか、日記とか新書もたまに読む。流行りの本とかミステリは全然読まない。

本を読み出したのは高校生ぐらいから。一番読んでいたのは大学生の頃で、会社員になって読む時間がなくなり、退職してからまた読むようになった。本を読む行為は、特に物語は旅行に近い。知らない世界に入っていく感覚。疑似体験というか、他人のフィルターを通して世の中を見る。本屋で本を買うという行為は、そういう旅行を予約する行為に近い。

読書という行為は一番インプットのイメージに近いけど、どちらかというとインプットというよりは体験型ではないだろうか。参考書のように知識を詰め込むタイプの本もあるだろうけど、読書体験が大まかに人生の糧になったりすることの方が多かった。読書というそれ単体の行動ではなく、その結果が生き方にまで影響を及ぼしている。このあたりは本だけでなく、映画とかドラマとかアニメにも言える。もちろん単純な消費行動で終わり、後に何も残らないことも全然ある。

本は書いてないけど、読書によるアウトプットは人生そのもの。逆に本を書いている人は、体験やイマジネーションを本にアウトプットしているんじゃないか。矢印が逆。

本の感想を書いたり、批評をしたり、本について話し合ったりするのはアウトプットだし、クリエイティブにも入るんじゃないか。本を集めるという行為も一部楽しんでいるが、それほどではない。

映画

映画は本よりも対象と距離がある。もっと外側から客観的に眺めているような感覚が強い。それもあって、映画を撮るという行為もかなり遠い。スマートフォンのカメラで映像を撮ることはあっても、映像作品を撮ることはまずない。

没入するにしても、映画を見るときはより与えられたものを享受するような、客になりがちな気がする。自分が入り込む余地が少ないというか、映画は映画そのものを楽しむから、どうしても主体的になりにくい。主体的なのは感想を言うときや、人と話し合ったりするときで二次的になってしまう。もしくは主体的になるのは、映画を見て以降かもしれない。

とにかく映画はその性質上、受け身な趣味になりがち。でも中にはスマートフォンで気軽に撮ったり、もしくはライフスタイルに取り入れたりして能動的になっている人もいる。僕自身が映画の影響をあまり受けてないのかもしれない。

でも子供の頃から映画は好きで、よく見ていた。息をするように、とまでは全然いかなくて、どれぐらいだろ、本を読むぐらいの頻度で映画は見ていたかもしれない。

音楽

音楽も好きだけど、歌ったり楽器をやったりバンド活動をする人がたくさんいるなかで、僕は聞いてるだけ。熱心に聞いているとは言えない。なんとなく聞いている。あとはゆるく盤やカセットを集めたり、ときどき音楽本を読んだり。音楽についてはかじっているとも言えない。全然聞かない日もよくある。音楽ビューとかはしたことないから、趣味の中ではかなり疎い方。

写真

写真は写真集を買って見たり、カメラで撮って印刷したりする。体系的ではなく、気になったり興味を持ったものに急に飛びつくような取り組み方。一時期教科書的な撮り方の本を買って読もうかと思ったときもあったけど、あまり気が乗らなくてやめた。ただただ熱心に撮ろうとしていた時期もあったけど、わからなくて入り込めなかった。それからはもっと大雑把になっている。

見る方としては、自分が好きな写真ぐらいは見てそう思える。音楽もそうだけど、その程度に好みははっきりしている。本や映画はもっと広いと言える。服はもっとわかってない。写真はその中間ぐらい。

ブログ

このブログのこと。これはまあ趣味と言っていいんじゃないか。ブログはクリエイティブな趣味だと言えるだろうか。人によってはそうだろう。消費ではなく創作なのか、インプットではなくアウトプットなのか。いずれにしても自分にとってはかない弱い。もはやどっちでもいい。特に今は周りを気にしてなさすぎて、かなり閉じた趣味だと思う。

ポッドキャスト

数年前からポッドキャストをやっている。これはきっと趣味だろう。クリエイティブな配信かと言えば、そうでないと言い切れる。おそらく人から見てもそうではない。かといってもちろんインプット型の趣味でもない。なんなんだろうなこれは。SpotifyやAppleで配信してはいるものの、自分としてはブログ同様かなり閉じた趣味という意識がある。

聞く側としてもポッドキャストを楽しんでいる。ポッドキャストを起点に人と話したり日記を書いたり映画を見たりすることもある。もともとかなり前から、それこそiPod時代からポッドキャストは聞いていたけど、たくさんの番組を聞くようになったのは2018年頃からで、聞く趣味としてはそこから長く続いている。

長くなったんで以下蛇足。

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