受話器のむこうで音がしているけど
その部屋に誰か他にいるんじゃないかのかい
テレビの音って君は言ってるけど
何かが動いた音に聞こえたんだ
どうしていつもそんなに大事なことをぼくに隠そうとする
あまい果実みたいにぼくの中で熟しているんだ
したたり落ちそうなくらいに君への思いはあふれているのに
なぜ君はそんな言葉ぼくにいうんだろう
"束縛"なんてそんな幼稚なこと
君のこと全部ぼくは知ってるんだ
引き出しに隠した過去もみんな知ってる
こころを開いてくれないともう全部ダメになってしまう
あまい果実みたいにぼくの中でくさってしまうよ
君へのこんなにも深いこの想いはかわってしまうんだ
君のことを全て今すぐにでもぼくは手に入れないと
あまい果実みたいに時がたつと黒ずんでいくんだ
もうそばにいれないくらいにそのニオイは鼻をつくんだ
あまい果実みたいにぼくの中でくさってしまうよ
君へのこんなにも深いこの想いはかわってしまうんだ