2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「持たない幸福論」感想・書評

旅行中にid:phaさん著の「持たない幸福論:働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない」を読んだ。前回の著書である「ニートの歩き方」はブログに書かれていた内容のまとめ+αといった感じで既に読んでいた内容も多かったけれど(書き足されていたから…

もう7月か

最近旅行記しか書いていないため、落ち着いて日記を書きたくなった。僕が書く日記というのはそのほとんどが同じ言葉の繰り返しであり、以前に書いた内容と同じことを思ってまた書き直すというだけの作業。時間だけが進み、自分という存在は、思考は、その時…

17日目、山を登ろうと試みる

前回の続き モスタルの街を取り囲む山がどうしても気になり、僕は登りたいと思っていた。東の方の、頂上に十字架がある山については見るからに崖が多く、僕は西側の大きな山を目指して歩いてみた。モスクがある横の道から山の方へ歩き、民家の横を通り、坂を…

15・16日目、サラエボからモスタルへ

前回の続き サラエボも最終日となるともうあまりやりたいことがなく、また朝から雨が降っておりホステルに引きこもってブログを書いたり服を洗ったり次の目的地へ向けての用意をだらだらとしていた。あれから宿泊客は、深夜に車の鍵を忘れたという男性が泊ま…

14日目、スレブレニツァは見る場所じゃなかった

前回の続き 結局あまり寝ることができないまま、同室だったフランス人の女の人と僕は早朝からサラエボバスターミナルへ向けて歩き出した。バスターミナルは鉄道のサラエボ駅から郵便局の方へ歩いて裏側にあり、サラエボ駅自体は新市街の方へ歩いてホリデイ・…

13日目、サラエボで出会った人たち

前回の続き この日は朝から雨だった。雨の中わざわざ外に出ることもなく、朝のうちはベッドに寝そべっていた。その後も朝食を食べたりコーヒーを飲んだりしながら11時頃までくつろいでいると、雨はいつの間にかやんでいた。外へ出ようと思い用意を始めている…

12日目、GALERIJA 11/07/95へ行く

前回の続き 次の日の朝、ポーランド人の二人はライダースの上下を身につけ旅立っていった。ベッドで寝転んでいる僕に対して、別れ際に挨拶をしていった。僕は10時頃にベッドから起きると、トリップアドバイザーで確認してたGALERIJA 11/07/95へ向かおうと思…

フライトアテンダントって要らないよな

最近飛行機に乗ることが多くて、まあそんな入りはいいとして、僕が初めて飛行機に乗ったのは小学校入る前の5歳ぐらいの頃で、そんな個人的な話も別に置いといて、結論から言ってみると、究極のLCCはフライトアテンダントをなくすことだと思う。よく経営上の…

カウチサーフィンを利用する際の確認事項

カウチサーフィンを利用するにあたり、今までホストとして旅行者を泊めたことが何度もあった。その際はほとんど何も考えることなく、ただリクエストが来たら受け入れているだけだった。そして今回の旅行において、初めて泊まる側としてカウチサーフィンを利…

11日目、サラエボを歩く

前回の続き ポーランドのワルシャワから乗った飛行機はセルビア航空のもので、セルビアの首都ベオグラードで乗り継ぎがあった。2時間程度のトランジットで短い間だったけれど、ベオグラードの空港ではWi-Fiも使えず時間を潰すのに少し苦労した。ベオグラード…

クレジットカードについて思うこと

僕はクレジットカード主義というほどではないけれど、普段なるべくカードを利用している。カナダにいた頃はクレジットが作れなくてほとんどデビットカードで決済していた。日本でもカナダでも、まわりの日本人でそういった人はあまり多くなかった。なんで現…

旅行小話

旅行そのものにも旅行記を書くのにも疲れてきて、今回は旅行中に感じたちょっとしたことをお伝えしたいと思う。各国を転々と旅行するのは僕にとって初めてのことで、新たな発見というのが多かった。これらのことは既に旅慣れている人にとっては常識だったり…

10・11日目、ワルシャワでのカウチサーフィン

前回の続き 地下鉄のホームへ降りるエスカレーターをおばさんが塞いでおり、僕は一本乗り過ごしてしまった。次の電車が来るまで待っていたけれど切符の20分は刻々と減っていっており、時間内にたどりつけるかどうか不安だった。次の電車は3分後ぐらいに来た…

10日目、ワルシャワ以降の旅程を決める

前回の続き 今日も朝早くに目覚め、リビングにて朝食を摂っていたところ、日本人のおじさんに会った。 「おはよう」 「おはようございます」

9日目、ワルシャワを歩く

前回の続き 最近の習慣で朝は早く目覚めた。大体7時ぐらい。このホステルは朝食付きというか、用意されているパンやシリアルを自由に食べていいホステルだったため、僕はキッチンに向かってパンにチーズをのっけて焼いていた。牛乳もあったからコップに注ぎ…

8日目、ワルシャワ到着

前回の続き オルガ・パブロ宅からクラクフの空港へ向かおうとトラム乗り場へ来た。トラムがいつ来るのか確認しようと電光掲示板を見たら、何か文字が点滅している。これなんだろうと思って時刻表を見ようと思ったら、そこには時刻表が全て剥ぎ取られていた。…

遠い昔の話

今週のお題「私がブログを始めたきっかけ」 ブログに限って言うと、始めたきっかけというのは単純に憧れからだった。当時、アルファブロガーアワードというのが始まった年、切込隊長Blogや極東ブログ、R30、ARTIFACTなどを僕は読んでいた。彼らのようになり…

7・8日目、さようならクラクフ

前回の続き ヴィエリチカ岩塩坑からの帰りは304のバスに乗り、旧市街へと向かってスーパーでビール4本とトイレットペーパーを買って帰った。僕はとにかく何らかの形でオルガ・パブロへお返しがしたかった。と言ってもこっちのビールは安いから4本買っても11z…

7日目、ただ全てが憂鬱だった日

前回の続き この日は朝から調子が悪かった。オルガは朝早く仕事に出かけ、パブロは休みということで寝ている。僕は朝早く起きたものの、気分が優れずにただリビングでじっとしていた。いろいろ悪いことばかりが頭に浮かぶ。彼らにこんなに良くしてもらいなが…

6日目②、クラクフ市内観光

前回の続き 僕たち3人は来た時と違うバスに乗り、クラクフの中心地へと向かった。朝からソフトクリームしか食べていなかったため、食事にしようという話をしていた。僕は彼らに付いていくだけで、どこに向かうのかも全くわからないままバスを降り歩き出した…

6日目、3人でNowa Hutaへ

前回の続き この日は祝日であり、泊めてくれているオルガ、パブロと僕の3人で出かけようということになった。行き先としては家からバスで40分ぐらいのところにあるNowa Huta(ノバフタ)というところに決まった。そこはクラクフの中心とは少し趣が違い、ソビ…

5日目、アウシュビッツ=ビルケナウ

前回の続き 僕がアウシュビッツへ向かう話を、オルガやパブロとしていた。パブロ曰く 「あそこはすごく広いから、全部見るには5時間ぐらいかかるよ」 ということだった。そのため朝から向かうのが基本らしい。その時既に深夜だったため次の日早朝に起きるの…

4日目②、クラクフの街と宿泊先のホストたち

クラクフへ来てからバスで宿泊先へ直行したため、トラムという乗り物にはまだ乗っていなかった。オルガにバスかトラムかどちらが早い?と聞いたら行き先によると言われた。そりゃそうだろうな。ただ普段トラムを使うことが多いということだったから、トラム…

4日目、ポーランドのクラクフへ到着

前回の続き 平日の早朝ストックホルムからヘルシンキに向かう飛行機の中は、スーツを着た会社員風の中年男性が多かった。彼らはスーツこそ着ていたもののネクタイをしている人は一人もいなかった。飛行機の中だからだろうか。飛行機自体も小さく、乗客も少な…

3日目、スウェーデンの空港でデザイン性を見る

前回の続き ストックホルム、アーランダ空港ではそこそこ快適に寝られた。多少暑かったり寒かった時間もあったものの手持ちの服で対応できる範囲であり、汗だくになるとか風邪をひきそうになるというほどのことはなかった。朝6時頃発の飛行機を予約したため…

2日目、ストックホルム・アーランダ空港で立ち往生

前回の続き 一つ目の飛行機に乗る 航空機遅延の保険 ストックホルム、アーランダ空港 // 一つ目の飛行機に乗る 結局飛行機は予定より4時間遅れ、乗り継ぎは予想通りどう頑張っても無理な状況となった。今までにも旅行は何度かしたが、飛行機が4時間遅れて乗…

旅行の初日は最悪だった

1年半に渡るカナダ・トロント滞在のうち9ヶ月間住んでいた部屋を次に住む人へと引き渡し、バスで国境を越えてアメリカのニューヨークへと渡る日、2015年5月30日。トロントは洪水になるんじゃないかというぐらい雨が降っていた。トロントに滞在していた間にこ…

高城剛「黒本 弐」感想・書評

胡散臭さで有名な高城剛。しかし根強い信者も多く、また堀江貴文のように庶民をバッサリ切り捨てることもなくサービス精神旺盛で堀江貴文ほどメディアの露出もないためファンの間でひっそりと熱く信仰されている。そうは言っても著書がかなり多く本業のDJで…

旅行先のトイレ

旅行先ではトイレに気をつけている。トイレに気をつけるというのはどういう意味かというと、コントロールするようにしている。初めて行く場所だとどこにトイレがあるのかわからない。トロントなんかはほとんどの駅にトイレがない。公衆トイレも見たことがな…