2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

写真撮ろうの会

欲求に逆らえない姿が醜くもかつ美しい

欲望に支配された人間の姿はただ醜いと感じる。理性がなく、節度を知らず、思慮の痕跡も見られない、本能という電気信号の赴くまま我欲をフルスロットルでどばどば垂れ流している姿からは獣の臭いが漂っており、汚れと恐怖を連想させる。そういう姿に惹かれ…

後輩だった一人が会社を辞めた

後輩だった、というのは僕が3年前既に辞めた会社の人であり、その後連絡を取っていたわけでもなく、今となってはもう全く関係のない人だから元後輩と言えばいいのか、とにかくそういう人が僕より後に会社を辞めているという話を耳にした。これがなかなかひど…

Google+のソーシャルボタンいらなくね?

先日ブログ上のソーシャルボタンをいじっているときに、一つの疑問が湧いた。ソーシャルボタンはブログの記事をTwitterに投稿したりPocketに保存したり、気になるものをマークしたりお知らせするために利用されている。そんな中に紛れるSNSとしてのGoogle+、…

本を読んでいる人が、頭が良く見えるとき

僕は普段本を読まない。最近やや読んでいるけれど、読むときにたくさん読んで読まないときには全然読まない。その読むときというのが滅多に来なくて、ここ3ヶ月ぐらいが久々にそのときであった。それでもここ3ヶ月で読んだ本というのは、何冊だ、1、2、15冊…

写真撮ろうの会

simple is best! はてなブログ設定メモ

はてなブログは新機能が増えたり設定をいじったりしているうちにわけがわからなくなってきたので、このあたりで一度整理してみようと思った。基本的に知識もなければめんどくさいため、あまり触っていない。また、機能を追加しすぎると見た目がごちゃごちゃ…

写真撮ろうの会

ベーシックインカムについての真面目な議論

をネット上でやっている人たちがいます。スイスの国民投票でベーシックインカムはなぜ否決されたのか、来年から始まるフィンランドのベーシックインカム、現行で実現している国、その他外国における社会実験の事例、日本でやるとすればどういう効果があるの…

退屈な日常にスパイスを。「アヘン王国潜入記」感想・書評

辺境作家、高野秀行の本を続けざま読んでいたが、ソマリランド、西南シルクロードと共に代表作とされている「アヘン王国潜入記」をやっと読み終えることができた。この本に書かれていた内容は1995年のことで、もう20年も前の話になる。当時僕はまだ小学生だ…

いくつになっても若さを羨む

大学生の頃に付き合っていた彼女は、高校を卒業して18歳の年を終えたときに、何かを喪失していた。 「あの頃の自分は何でもできると思ってた。多分、他のみんなもそうだと思う。女子高生ってだけで世界の中心にいるような気持ちだったし、友達と集まれば無敵…

日記

スーパーアニュエーションというオーストラリアの年金の返金手続きをほったらかしていて、めんどくさいから代理店に投げようと思ったらそれでもやっぱりめんどくさかった。なにやらオーストラリアに郵送しないといけない、受取りも郵送で小切手で送られてく…

快楽と依存の仕組み

依存症という言葉をよく聞く。パチンコ依存症だとか買い物依存症、共依存だったり、タバコもそうだがアルコール依存、薬物依存はあまり馴染みがないけれどテレビを賑わせている。パチンコは韓国で禁止されたのに日本のパチンコ企業は韓国系ばかりで依存性を…

ブログ没ネタ供養集

まとめてブログに書こうと思っていたが、思いの外情報が集まらなかったり気が進まなかったことによって没ネタと化してしまったテーマの供養をしたいと思います。

「君の名は。」ネタバレ・感想・評価

見終わって最初に思ったのが「これ恋愛映画か?」という感想だった。恋愛の部分はほとんど描かれていない。「君の名は。」を見る前に予習として「秒速5センチメートル」を見たんだけど、そっちは思いっきり普通の恋愛映画だった。「秒速」のことは後に書くと…

短編小説の集い「のべらっくす」第23回に参加

お題「短編小説の集い「虫」」

世界の料理好きにおすすめ「移民の宴」感想・書評

実は「知っておきたいマルクス資本論」を読んでいたのに難しくて、手を付けてしまった「移民の宴」を先に読み終えてしまった。 「移民の宴」は日本に住む外国人を訪ね、各国の食事をご馳走になりながら日本での生活を取材するという、日本にいながら海外を体…

関心を持ってきたこと

今まで自分が関心を持ってきたことを書き留めてみる。 ジェノサイド ユダヤ教 北欧 ベトナム戦争 共産主義

旅行者をタイプ別、ランク別に分類してみた

旅行を始めた当時、いわゆるバックパッカーに対しての憧れがあった。「深夜特急」や「何でも見てやろう」「アジアン・ジャパニーズ」を読んだ影響かもしれない。そして旅行を何度か繰り返すうちに、世界一周してきたようなバックパッカーたちに何人も会って…

ポスト宮﨑駿?邦画アニメのオススメは?

ちまたでは「君の名は。」がヒットしているようだが、僕はこの手の映画を見たことがない。この手の映画というのは曖昧だけど、つまり「オネアミスの翼」も「パプリカ」も「秒速5センチメートル」も「バケモノの子」も「時をかける少女」も「おおかみこどもの…

幽霊を見たことがない

母親が心霊番組やホラー映画が好きで、子供の頃からよく見ていた。昔だと夏休みの昼にやっていた「あなたの知らない世界」とか「ワイドウォッチャー」とか、つまりワイドショーをよく見ていた。ゴールデンだったら宜保愛子とかも流行っていた。瀬戸内寂聴も…

ブックオフの迷走と、せどり

これを読んでいた。ブックオフはいつ頃からか市場調査・買取査定をしっかりやるようになり、そのおかげで以前よりも買取価格が上がった。しかし同時に販売価格も適正になってしまったため掘り出し物がなくなった。売る側からの魅力は以前より増したものの、…

Amazonで買う意外な日用品

トイレットペーパー スコッティ フラワーパック 2倍巻き ダブル 114mm×50m 6ロール入 出版社/メーカー: 日本製紙クレシア 発売日: 2015/10/08 メディア: ヘルスケア&ケア用品 この商品を含むブログを見る これは買って持って帰るのが嫌だから。デカイから。…

日記

実は空を飛べます 今日は空を飛ぶ夢を見た。空を飛ぶ夢はよく見る。しょっちゅう見る。あまりにも多く見るため、自分は空を飛べるんじゃないかと勘違いしてしまう。これらの夢は、ときどきは明晰夢で、自由自在に動くことができる。あまり意識していると目が…

「異国トーキョー漂流記」感想・書評

外国人と一緒にいると、目に映る風景も外国人のものになる。東京がトーキョーになる。 日本にいて外国人と関わることはそうそうない。外国人好きであったり仕事で関わる人は別として、それ以外は歩いているときに観光客に道を聞かれるのが年に1回もないだろ…

「ワセダ三畳青春記」感想・書評

青春記とあるが、この「ワセダ三畳青春記」(通称:三畳記)は辺境作家、高野秀行が大学時代の22歳から卒業後も33歳まで11年間過ごした、わずか3畳しかないアパートにまつわるエピソードを綴った本だ。大学は通常、浪人留年無しだと22歳で卒業する。高野さん…