本読み

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「ちょっとした夢」本

夢本、本読みなら誰しもあるんじゃないでしょうか。全集っていう人もいるし、買ったまま眠っている本や、欲しいものリスト、カートに入ったままの人もいたり、途中まで読んで挫折したけどあきらめきれない本だったり。 というわけで自分には、いつかは読みた…

最近読んだ本

読んだ本の感想をあまり書かなくなったため、本を読んでいないに等しい日々と別れを告げるため、実は読書メーターに記録だけしていました。 最近読んだ本といっても数ヶ月単位のなんらかを並べていきたいと思う。 ワインズバーグ・オハイオ きみのまち バン…

「森山大道 路上スナップのススメ」を読んだ

ススメというタイトルだけど、一般人に路上スナップを勧めている本ではない。また、いわゆる写真論や撮影手法について解説している本でもない。ただひたすら森山大道の撮影に同行している本、森山大道的撮影スタイルを紹介していると言えばいいか。 写真や撮…

「パーティーが終わって、中年が始まる」を読み終えた

phaさんの本はこれまで、「ニートの歩き方」「持たない幸福論」と「曖昧日記」1,2を読んできた。僕が読んだ以外にも10冊以上の本をコンスタントに書かれている。かつてニートを自称されていたのが、割と早いうちから著述業が本業になっている。はてなダイア…

「パーティーが終わって、中年が始まる」を読んでる

まだ全然序盤なのですが、本の感想というより、読んでいて自分が思ったことをただ書き残しておこうと思います。まだ読み切ってないので、本の感想はおいおい書けたら書く。今回は、恋愛観のところを読んで。

写真家、小林紀晴が書く「写真はわからない」を読んだ

ここ最近写真にまつわる本をいろいろと手にとってみては、よくわからないなーと思っていた。まず写真を見てもわからない。ヒントを得ようと思ってそれらしき本を読んだら、今度は本に書かれていることがわからない。何言ってるのかさっぱりわからない。写真…

スティーブン・ショア/スチール・タウン

Steel Town作者:Shore, StephenMACKAmazon 仮想通貨を売っぱらったお金で(言い訳)またもや写真集を買った。アメリカンニューカラーのどれかをほしいと思っていて、結局スティーブン・ショアにした。アンコモン・プレイセスとトランスペアレンシーズとも迷…

ダイアン・アーバス作品集:アウトサイダーとは誰のことか

これまでにも写真集は買ったことあるけれど、たまたま見かけて買ったものばかりだった。「写真集を買おう」と思って買う最初の一冊は、ダイアン・アーバスしかない。理由はまず、テーマがわかりやすかった。写真のことがわからない自分にも、とっつきやすい…

今年読んだ本(2023)

今年は本読めてないなーと思っていたけど、思っていたより読んでいた。今年はなんといっても、高野本の新作、それも辺境本が出た。最近出ていたのは飯系や言語の本だったから、辺境本はソマリア以来ではないか。 今日マチ子のコロナ日記が完結した。あの頃、…

#イラク水滸伝 を読んで「あれ、もしかしてイラク行けんじゃねえの?」と思った

辺境作家、最近は普通にノンフィクション作家と名乗られている高野秀行の最新著書「イラク水滸伝」を読んだ率直な感想は「あれ、もしかしてイラク行けるんちゃうん?」だった。実は以前の著書「謎の独立国家ソマリランド」でも同じことを思った。僕は結局訪…

イラク水滸伝が出るぞ…

今一番待ち遠しい本。高野本はソマリランド以降メシ系の本が続いており、食指が動かなかった。それらもいずれ読むと思うが、その次に出たのが語学本で、これも自分にとって高野本の本流(未確認生物or辺境モノ)を外れているためスルーしている。そのうち読…

「その謎を解いてはいけない」感想

6月5日に買って、10日ほどで読み終えた。なお6月5日は発売から5日後で、まさにその日に重版かかったそうな。著者の大滝さんは10年ぐらい前にはてなブログ経由かなにかで知り、ツイキャスとかで喋ったことがあり、一回会ったことがある。当時キレやすく煽りや…

今週のお題「読みたい本」: #その謎を解いてはいけない

その謎を解いてはいけない作者:大滝 瓶太実業之日本社Amazon 著者の大滝瓶太は前にSF小説を書いていたから、そういうのを書く人なんだろうなと思っていたら、今回まさかのミステリー小説が単著となって出た。どういうことだろうと思い、買って今読んでいると…

ネタバレについて厳しい

お題「皆さんのネタバレNG基準はどこですか?」 自分はけっこうネタバレしていくスタイルだけど、自分が聞きたくないネタバレも積極的に避けていくほうだ。ネタバレの苦い思い出は、今でも記憶に残っているのが『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド…

「街とその不確かな壁」ネタバレ有りの感想・書評

街とその不確かな壁作者:村上春樹新潮社Amazon 2023年4月13日に出た、村上春樹の新刊です。これまで村上春樹の新刊を、リアルタイムで読んだことはなかった。初めて同時代の波に乗っかる。ただ今回は、前回『騎士団長殺し』や前々回『1Q84』の時ように大々的…

なるほど、新書リスト41

どこかで読んだ新書リストが挙がっていたので、自分もリスト化してみたいと思った。覚えてないのやどうでもいいのも含まれている。 岩波新書 非ユダヤ的ユダヤ人|I.ドイッチャー 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍|大木毅 ユーゴスラヴィア現代史|柴宜弘 魔女狩り|…

「逆さまの森」のネタバレ感想

今年に入ってから「彼女の思い出/逆さまの森」を読み始めて、読み終えた。最後の「逆さまの森」がひときわ印象的だった。他はもっとスムーズに、心地よく読める。以前の翻訳では「倒錯の森」というタイトルだった。読んだことがある人もいるかもしれない。…

ボーイミーツガールには、素敵な出会いが必要だ

選書「彼女の思い出/逆さまの森」を読んでいた。4つ目の話「ボーイ・ミーツ・ガールが始まらない」は、ニューヨークに住む冴えない男、ジャスティン・ホーゲンシュラグの物語を書きあぐねる作家の話。ホーゲンシュラグはバスの中で見かけたシャーリー・レス…

2022年に読んだ本

数は少ないけれど、一応例年のごとくリストアップしておこう。 読んだ順 傾向 特に印象的だった本 これまで

ブラックフライデーセールで気になったKindle本

こういうセール、とにかく対象の本が多すぎるので、気になったのだけをただ羅列します。読んでない。 【ブラックフライデー】最大80%OFF Kindle本キャンペーン 魔除けの民俗学 家・道具・災害の俗信] 40代からの心と体を整えるゆるランニング! もちろんや…

今日の積読本⑧

View this post on Instagram A post shared by kawazoi (@kawazoi) 「失われた時を求めて」を読んでいると、やたらとドレフュス事件が話題にあがっている。本が書かれた当時の社会で、注目を集めた大きな事件だったのだろう。僕はまともに世界史も学んでい…

ブックカバーをつけるか問題

今年が結婚3周年ということで革婚式なるものに則り、僕はブックカバー、奥さんは革のポーチを使い始めた。 View this post on Instagram A post shared by kawazoi (@kawazoi) もともとブックカバーを使用する習慣はなかった。あまり用途がわからなかったと…

今日の積読本⑦

View this post on Instagram A post shared by kawazoi (@kawazoi) 積読が発生する原因は読む本がいっぱいあるからで、目についたものを次々買っていくと、読むスピードはとうてい追いつけない。今日の本「東京の生活史」は、積んでいい本だと思う。思いつ…

今日の積読本⑤

View this post on Instagram A post shared by kawazoi (@kawazoi) 積読になる経緯とは、目について購入したものの、今読んでいる本があるから後回しになり、そのらせんが連なり本のタワーと化す。その一端を担うのは、担いやすいジャンル、SF小説です。 な…

今日の積読本④

View this post on Instagram A post shared by kawazoi (@kawazoi) 買った本は、買ったことを記録しておかないと、買ったことを忘れてしまったり、同じ本をまた買ったり、いつまでたっても読まなかったりしてしまう。買ったけれど読んでいない本(積読本)…

今日の積読本③

View this post on Instagram A post shared by kawazoi (@kawazoi) 買った本は、買ったことを記録しておかないと、買ったことを忘れてしまったり、同じ本をまた買ったり、いつまでたっても読まなかったりしてしまう。買ったけれど読んでいない本(積読本)…

今日の積読本②

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今日の積読本①

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今週のお題「SFといえば」:SF小説入門

あれもこれもSF 今週のお題は「SFといえば」です。 『ドラえもん』から『ガンダム』『新世紀エヴァンゲリオン』に『スター・ウォーズ』『ニューロマンサー』『スノウ・クラッシュ』など、SFと呼ばれる作品はさまざまなメディアを介し世界中で楽しまれていま…

本棚に置きたい本:今週のお題「本棚の中身」

自分はあまり家に人を招いてどうこうってことがなかったから、いわゆる「見せ本」というのは本棚になかった。本棚に置きたい本は、ときどき開きたいか、再び読み返したいか、もしくはあることを認識したい本になる。他に未読の本や読んで置きっぱなしの本も…