ネタバレについて厳しい

お題「皆さんのネタバレNG基準はどこですか?」

自分はけっこうネタバレしていくスタイルだけど、自分が聞きたくないネタバレも積極的に避けていくほうだ。ネタバレの苦い思い出は、今でも記憶に残っているのが『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』で、新潮社文庫の下巻だったかな、はい今からネタバレをします。さて、新潮文庫の裏表紙には、本の紹介文が載っている。下巻のそこには「意外な結末」と書かれていた。『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』は、世界の終わり編で主人公が壁の中の街から逃げ出さないと世界が終わってしまうという話で、追っ手に追われ必死に逃げ出そうとする。最後川に飛び込んで渦から壁の向こうに逃げてしまえばゴールっていうところに来て、主人公は「やっぱりこの街に残る」と言って物語が終わる。世界も終わる。そういう結末だった。これ、本の裏表紙に「意外な結末」って書いてあったらそれだけでもうネタバレやん!!最後絶対飛び込まへんやん!!オチ言うてもうてるやん!!わかってしまうやん!!読む前に全部わかってしまうやん!!

っていうぐらいネタバレに厳しい。しかし人にはズケズケとネタバレをしていく。歩く災厄のようだ。

ちなみに、本当に見たい映画は予告編も見ない。おかげでときどき失敗する。