ティアキンをクリアできない

ゼルダの今の状況は、メインストーリーは賢者を全員集め、マスターソードを手に入れラスボス直前まで進んだ。他はデカい馬を捕まえたり、精霊の装備、鬼神装備、暗闇装備を揃えたり、クジラの骨を見に行ったり、マイホームを倉庫にしたり、海賊を討伐してレースができるようにしたり、遺跡の謎を全部解いたり、ペリカンの仕事も全部終わらせた。トロコン的なものからは程遠いが、遊べる要素としては一通り遊んだんじゃないか。もうゴールしてもいいと思う。

やろうと思えばクリアできるのだろう。ただやる時間がないというだけで。先日ラスボスのいる穴に落ちて先に進んだところ、瘴気にやられすぎて回復の料理を持っておらず、奥深くの賢者の力が届かなくなったあたりでゲームオーバーとなった。これはまあまあ時間がかかるな。料理は材料があるからすぐ準備できる。でも防具を強化しないと心もとない。防具の強化は材料集めがクソめんどくさい。

そんなこんなをやっていたら1 時間やそこらでは終わらないだろう。だからなかなかクリアできない。ラスボス戦にはまとまった時間が必要で、その準備にはちまちました時間が必要になる。でも今はそれがめんどくさくてやる気がしない。いつまで経ってもラスボス戦の準備が整わないまま時間だけが過ぎていく。素材集めなどの作業をしている最中にラジオを聞いたりして、地道に強化していくしかないか。

この夏はエアリズムで乗り切った

去年は綿のTシャツとかも着ていたけど、今年の夏はエアリズムコットンとタンクトップだけで乗り切った。色は黒です。ついでに下も黒のハーフパンツだけで乗り切った。

ほぼ毎日、全身黒一色だった。これまで黒はなるべく避けていた。理由は暑いから。でもエアリズムやタンクトップなら平気だった。汗をかいても目立って色が変わらない黒のほうがいいと思い、黒を買った。おかげでこの夏はベタつきがなく、快適に過ごせたと思う。エアコンのかかっている室内だと寒いぐらい。

そんなにか?と思うかもしれないが、着てないのと変わらない感じ。僕は今年の夏の38℃の炎天下を、エアリズムコットン1枚で1時間ばかし快適に歩いていた。何度も。

もともとエアリズムを着るようになったのは、アトロク金曜パートナー山本さんの影響だった。山本さんはTBS社内をエアリズムでウロウロしている。僕は去年タイに旅行するときに、初めてエアリズムコットンの黒Tシャツ一枚と下着を購入した。使い勝手がよかったので、今年の夏に追加で同じエアリズムコットンの黒Tシャツを購入した。

一応夏が終わり、シーズンオフのセールで1,000円以下(税別)で売っているときがある。まだまだ30℃越えの日々は続くから、今買っても重宝するだろう。暑い日々があと一ヶ月だとしても、インナーとして着るか来年着ればいい。新しくエアリズムコットンオーバーサイズというのも出ている。こちらは値段が倍ぐらいするけどお好みで。

好きを説明するのは難しい

知人にロボットが好きという人がいる。「ロボットの何がどう好きなの?」と聞くと、何も返ってこない。ただ何となく好きとか、理由はないとか、かっこいいからとか、好きだから好きとかそういう返事になる。好きを説明するのは難しい。

僕が好きな本の一つに「ライ麦畑でつかまえて」がある。僕がこの小説をなぜ、どう好きなのか考えてみた。まず主人公が良い。不器用で潔癖なところ。表面的ではなく本質的なところ。憧れるし見習いたいし、彼の言動や思想は、僕が正しいと思う感性のヒントであり、答えでもある。

そして彼は物語中うまくいかない。世の中とすれ違い、失敗する。それがとても現実的で、自分と重なる。彼の考え方が世の中からどう見られるか、小説を通して追体験する。それが自分の現実と重なり、架空の物語がまるで他人事のように思えず、自分のための大切な空間になる。

そこに純粋な憧れも重なる。主人公に共感すると同時に、彼は自分が持っていない要素も持ち合わせている。背が高くて金持ちで頭が良くて、話すのも上手く、小説家の兄がいて、自分がこうだったらとは思わないにしても、理想的なフィクションで夢がある。

主人公はニューヨークの街を逃避行する。宿に泊まり、エレベーターですれ違った娼婦を部屋に呼ぶ。ロックフェラーセンターのスケートリンクで女の子とデートする。高校の恩師とバーでハイボールを飲む。そういうのがことごとく全部うまくいかないんだけど、場所と体験が既に憧れの対象となる。ニューヨークっ子は子供の頃からメトロポリタン美術館や自然史博物館にタダ同然で出入りできる。まるで自分の庭かのように、世界最大規模のミュージアムやセントラルパークで過ごす人生なんて!村上春樹の「ノルウェイの森」は台湾でも売れたらしいんだけど、読んだ台湾人たちは東京で暮らすことに憧れを抱いたらしい。それに近い。

僕が「ライ麦畑でつかまえて」を好きな理由を説明するとこんな感じになる。身近に感じる上にさらに先を行っていて、教えのように受け取れる。そこに憧れも重なる。心にいつも留めておきたい物語となっている。今挙げた好きな理由は事前に用意していたというより、即興で思いついたことを文章にまとめた。

もっと広いテーマだったらなんて答えるだろう。例えば僕はSF作品が好きで、よく見たり読んだりする。SFがなぜ好きなのか、どう好きなのか説明するとしたらどうなるか。

SFと言っても幅広いけれど、共通して言えるのは今の時点で存在しないけれど、実現するかもしれない新しい未来を感じるところ。例えば新製品や新技術に夢が広がる気持ちをもっと拡大したのがSFにあたる。SF作品はそれっぽい検証やディテールが命だと思う。いかに実現可能っぽくリアルに見せるか。本当にあり得ると思わせるか。

自分は新しいもの好きなのだと思う。価値観や領域が広がることに好奇心をそそられる。まだ知らないことを知りたい、それが当たり前になった世界を見たいと思う。そういうのを描かれているのがSFで、SFが好きなのは知識欲、知りたい欲求を刺激され、わかりやすく提示してくれる快感があるからかもしれない。

好きを説明するには、自分の内心を言葉に置き換える作業が必要で、得意不得意もあるかもしれないけれど、これは単純に慣れだと思う。訓練の賜物。好きだけじゃなく嫌いも、楽しいもおもしろいもきっと言葉で説明できる。「それの何がおもしろいの?」と聞かれて「自分にとってはこうだ」と言えると、聞いた人間も納得して理解が広がるかもしれない。

ワクワク感とかそういう一言で片付けるのもいいかもしれないが、自分の内心に言葉で向き合うことで、自分自身に対する理解も深まる。結局好きと言っていることに変わりはなく、自分の好みをいかに噛み砕けるか。好みを語る言葉の細分化が、自分の個性を言語化することにつながる。

「あなたの好きなものは何ですか?何故、どう好きなのですか?400字以内で説明しなさい」

お題「あなたの好きなものは何ですか?何故、どう好きなのですか?」

オーディオにこだわる人の気持ちがちょっとわかった

最近スピーカーを買った。おそらく今年のベストバイになるだろう。それぐらいよかった。音楽や音響に疎く、ずっとCDプレーヤーのスピーカーでレコードも聴いていた。しかし奥さんがもっといい音で聴きたいということで、新しくスピーカーを買うことになった。

どれを買ったらいいかわからない。たまたまはてなブックマークで話題になっていたスピーカーを買うことにした。話題になっていた文脈は「サウンドバーを買うならと言っておきながらサウンドバーじゃない」だったが。

これにした理由は単に話題になっていただけではなく、フォノイコライザー無しで直接レコードプレーヤーと繋げられる(フォノ端子がある)、Bluetoothにも対応しているなど、最近の仕様っぽいところが便利だと思ったから。値段も10万行かないぐらいで、ビギナーにはちょうどいいだろう。

買って聴いてみた感想。「同じレコードか?」と思うぐらい今まで聴いていた音と全然違った。箇条書きにしてみよう。

  • 楽器一つ一つの音がはっきりわかる
  • 音の強弱や伸びが明瞭
  • 人の歌声は、その場で歌っているみたい
  • デジタルとアナログの違いも明瞭になった(同じ楽曲の聴き比べをした)
  • レコードプレーヤーの違いもよりはっきりわかる
  • ライブ盤はそこでライブが開催される

「アナログの良さ」みたいなものが、音響環境を整えることでよりはっきりわかることを知った。これまではライブ盤の良さなんて正直ライブアレンジが聞けるぐらいにしか思っていなかったけど、アナログのライブ音源をいい環境で聴くと、目の前でステージが再現された。クラシックやジャズなどの生演奏を録音したものも、スピーカーを変えることでより真価を発揮することになった。

なるほどオーディオ環境にこだわる人がいるのも納得だ。この程度で全然違うのだから、オーディオマニアの人たちがもっと突き詰めていくのもわかる。僕はやらないけど。

でも僕も今後レコードを買うときは高音質盤がほしいと思った。高音質盤の価値みたいなものをより実感するようになった。

ヒトコトへの回答㊼:涙もろいか

このブログではGoogleフォームからご意見などを頂いております。それをときどき拾って回答してたりします。

97通目:涙もろいか

涙もろいですか?最近感動して泣いてしまった出来事、こんな事に涙もろいとか泣いたエピソードあったら教えてください

感動して泣くってあまり覚えていない。最近泣いたのは飼っている猫が癌になって泣くとか、去年は父親が癌で亡くなって泣くとか、そういう本気のしか覚えていない。涙もろいとか、自分ではあまりわからない。きっと違うのだろう。

これまでのヒトコト、回答をまとめました。

2023.8.28

基本的にビールばかり飲んでいて、最近は差し入れでもらったイネディット・ダムというのを飲んでいた。初めて飲んだビール。スペインのビールらしい。スパイスが入っている。

暑い土地のビールが好きで、オーストラリアにいるときはコロナビールばかり飲んでいた。帰ってきてからもよく飲むようになった。でも普段は安いビールや発泡酒ばかり飲んでいる。タイのシンとかも好きです。高いけど。バドワイザーとかオリオンビールとか、たくさん飲む用ビール。チェコのピルスナーウルケルは日本で買うと高かったのであまり飲んでない。

以前にアトロクで紹介されたこともあり、カティーサークを買ってみた。スーパー・コンビニ・ドラッグストアなどには売ってないことが多く、酒屋で見かけて買った。ウイスキーのソーダ割りもよくやる。最近はクラフトコーラを混ぜてコークハイにしたりもする。カルディのコーラシロップは甘くないため、甘いお酒が苦手な人もいけるコークハイができる。

しつこくゼルダやってる

やっとマスターソードを手に入れた。これはもうさすがに終盤ではなかろうか。龍の泪を探すのがめんどくさすぎて、さすがに攻略を見た。アイテム集めにも攻略を見ている。攻略を見たのは今のところそれぐらいかな。

地下のイーガ団もけっこう最後まで行ったんじゃないか。ポゥで交換できるものもあらかた出揃った。マヨイの落とし物でもらえる精霊の装備も揃った。あと何かやること残っているだろうか。ラスボスなどを倒してしまうと一気に醒めるから、今のうちにやれることをやっておこう。今回のゼルダは全然お金がなくて、お金を貯めたり防具を集めて強くしたりはもう攻略を見てしまおう。防具を強くするための素材を集めるの大変すぎる。

こまごまとしたことはまだ残っている。祠も全然残っているし、お使いミッションもたくさんある。でも本編に関連するようなことは、もうあまりないかもしれない。橋の上とか雪原のデカい怪物はまだ倒してなかったから、強くして倒すぐらいが残りの課題か。

おすすめアルゴリズムが機能したことない

古い人間なのだろうか。バナー広告もミス以外で押したことなく、Netflixもおすすめで見たことがない。Amazonはかつて一度だけおすすめされた本を買ったことがあったけど、それ以外は一度もないからイレギュラーと言っていい。YouTubeはもはやどれがおすすめかわからない。基本は登録しているチャンネルか、検索からしか見ない。Spotifyのディスカバーウィークリーはおすすめアルゴリズムなのか?あれはある意味機能してるのか。基本的に情報は自分から取りに行く方。でもアルゴリズムではない、人のおすすめは聞くかなー。今僕のおすすめはイラク水滸伝です。

おすすめアルゴリズムは基本的に類似品しか提示してこないから、だいたい「それ知ってる」「持ってる」となって興味湧かないことが多い。「これが好きな人はこれも好きかも」を提示されたところで、似たりよったりのものが出てくるばかりで新しい発見がほとんどない。だから新鮮な体験ができず、興味湧かない、機能しないということになる。というか類似コンテンツが最初に見たものを上回ることってほとんどない。

冒険したくない、類似コンテンツばかり嗜んでいたいという人は、かっこうの餌食なのかも知れない。

2023.8.15

台風は去った。京都は確かに雨風強かった。それぐらい。宅配の予定がなくなり、いろんな店が閉まり、家から一歩も外に出ていない。

ティアキンやってた。ゲルドの籠城戦ムズすぎでしょ。攻略見ないと勝てる気しない。

飼っている猫の一頭が食事も水も受け付けなくなり、もう限界にきている。少し前に病気が発覚して、もう時間の問題ではあったが、今はいつそのときが来てもおかしくない気がする。僕はペットを飼ったことがなかったから、心構えがわからない。獣医はしょっちゅうこういう場面に出くわすんだな。人間を診る医者もそうだけど、すごいなと思う。

僕はペットを人間と同じようには扱わないけれど、その苦しんでいる様子には心を痛める。猫は今呼吸が苦しそうで、僕はとても心苦しい。安らかな死、僕は安らかな死を見たことがない。楽に死んだ例を身近に知らない。みんな苦しんでのたうち回っている。楽に死ねるのは本当にラッキーなんじゃないかと思う。死ぬ間際とは限らないが、僕が直接関わった人はその前後に苦しんでいた。僕はその近くで生きる苦しみを味わっている。生きる苦しみはずっと味わったきたが、目の前で死に至る苦しみに悶えている人がいれば、それを受けるぐらいの業は背負ってもいいのだろう。何分の一かはわからないが。

2023.8.8

ままならない日々。猫を心配する毎日。ほぼ毎日連れて行っていた病院は、今とりあえず週一回になった。昨日おとついぐらいから涙を溜め、鼻水を垂らしてくしゃみを繰り返すようになった。ご飯もあまり食べず、水も飲まない。小便は多い。ほっといたらずっとベッドの上にいて、動かない。たまに動かして、おやつをあげる。食べるときもあれば、食べないときもある。あまりにも何も食べない日は、シリンジで無理やり食事を与える。今はステロイドを与えるタイミングであげている。

台風らしい。猫の病気に気分が持っていかれて体調が優れないのか、台風などの気候によるものなのか。僕の場合は飯が食えないとかではない。奥さんのほうがよほど体を壊している。室内にこもり切っているため、暑くてというわけではない。暑さもあまり感じていない。今年はまた厳しい夏だ。

呪術廻戦のアニメシーズン2が始まって、漫画の方がジャンプ+である程度読めるようになっていたから読み始めたら、明日までだった。多分全然読めるところまで読み終わらない。漫画を読んでいると時間が溶ける。バチェラー5、評判がけっこう厳しそう。今まで見ていた周りの人も見ていない。同じことの繰り返しだから、それでも好きな人は見続けられるだろうけど、テコ入れで違うことをやって従来のファンが離れた感じなのかな。

#イラク水滸伝 を読んで「あれ、もしかしてイラク行けんじゃねえの?」と思った

辺境作家、最近は普通にノンフィクション作家と名乗られている高野秀行の最新著書「イラク水滸伝」を読んだ率直な感想は「あれ、もしかしてイラク行けるんちゃうん?」だった。実は以前の著書「謎の独立国家ソマリランド」でも同じことを思った。僕は結局訪れなかったが、実際ソマリランド本を読んで現地を訪れたという人の話がネットにたくさん転がっている。今回のイラク本もきっとそうなるに違いない。「あれ、もしかしてイラク行けんじゃね?」と思ったのは、僕だけではなかったはずだから。

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レコードプレーヤーのブーン音が解決した

最近スピーカーを新しくして、音は良くなったんだけど、おかげで今まで以上にノイズが気になるようになった。スピーカーに繋いだらずっと鳴る、ブーンという音。ハムノイズとか言うらしい。

別のプレーヤーを繋ぐとノイズは鳴らないから、プレーヤーの問題なのか、それともRCAケーブルの接触の問題なのか。とりあえずRCAケーブルを交換してみようと思ったけれど、本体と直接繋がっており、外せない。ケーブルの接続部分を確認するべく、一度バラしてみた。

RCAケーブルはレコードプレーヤーの基盤にハンダ付けされていた。いったんあきらめる。せめて端子の部分だけでも交換できないか調べてみたら、RCAケーブルは端子を繋ぐときもハンダ付けが必要で、中に3本の線が通っており、これをうまく交換する自信がない。こちらもいったんあきらめる。

どうしたもんか、打つ手がないと思いつつもノイズの原因を検索していると、アース線を繋ぐことでノイズが軽減されると出てきた。アース線、確かこのプレーヤーにはついていた。全く使いどころがわからず、束にしてまとめていた。このアース線、他のプレーヤーにはなかったから珍しいと思っていた。先っちょを壁につけてみたり地面につけてみたりしてみたが、変化なし。どこか繋ぐところがあるかなと思って、試しにスピーカー裏面のケーブルを指す穴に付けてみると、なんとブーンノイズが消えた!

これで行けるのか?RCA端子を指すところにアースを固定すれば、ノイズがない状態で再生できる。でもどうやって固定しよう。そもそもこの線を固定するような場所はないのか?と思っていたら、ありました。これはGND端子というらしい。GNDとは何か、調べてみると線の方もアース線というよりGND線で、もともとGND端子につなぐためのものらしいです。これでノイズが消えた。最初から解決法が用意されていたのだ。

他に持っているレコードプレーヤーにはこのGND線がなく、ブーン音も鳴らなかった。だからGND線というものの存在とか意味とかを全く知らなかった。よく見たらミキサーにも線をつなぐらしき部分があった。

今はまたチリノイズが気になってます。針先をクリーニングしても盤面をクリーニングしてもおさまらない。針圧調整もやり直したが同じ。何か解決手段があるのだろうか。そろそろ針を交換しないといけないのかな。今使っている針の針先だけが売っている。なかなかする。

海の話

海日和だ。自分は海のない土地で生まれ育ったため、海には馴染みがなく憧れだけがある。海沿いに住みたいとか思っていた。理想はやっぱり西海岸か。サンタモニカとか、行ったことないけど、行ったことないなりに理想のベイエリア。マイアミとかキーウエストも行ったことない。海といってもそういうベタなところしか思い浮かばない。

いやもっとベタなところでハワイ、グアム、沖縄あたりは行ったことある。一番最近に行ったのはタイのサムイ島で、海水浴場ではなくホテルのビーチだったけどまあ良かった。宿泊客があまりいなかったのもよかった。その前は新婚旅行でモルディヴに行った。意外と行ってますね、海。

オーストラリアの海は当たり前のようによかった。でも全然泳いだりしなかった。今考えるともったいない。ゴールドコーストのサーファーズパラダイスも、バイロンベイもただビーチを歩いて終わった。その前はクロアチアのドゥブロヴニクで泳いだ。ビーチではなく岩場のようなところから海に入った特殊な体験だった。

海外ドラマで、カリフォルニアの海沿いのシェアハウスに麻薬捜査官が住む話があって、あの家はちょっとした憧れだった。今検索してみたらグレイスランドという名前のドラマだった。ドラマの内容自体はべつに普通だった。

今週のお題「やったことがあるアルバイト」

高校からいろんなアルバイトをやってきた。基本的に働くのは嫌いで、でもお金がないからしかたなくやっていた。大金がほしいわけではなく、安くてもいいから楽なバイトを探していた。なにか特技があるわけでもないため、できることは限られている。高校のときは近所の子の家庭教師と、マクドナルドの厨房でバイトしていた。それはだいたい当時の携帯代に消えた。

大学生になってからは最初飲食店のホールで働いていたが、当時付き合ってきた彼女と別れたショックで3ヶ月ほどで辞めた。その後に派遣の日雇いバイトをいろいろやった。運送業者の倉庫の仕分けや、ベルトコンベアの袋詰作業などはきつい割に半日働いて5,000円程度だった。楽だったのは飲み物にオマケを付ける作業。ボタンを押して電気がつくか確認しなければならない。親指の爪が痛くなった。交通量調査も、季節を選べば楽だった。3人でローテーションを組んで交代する。休憩時間中にそこで出会っただけの知らない人とずっと話していた。

一番長かったのはコンビニ店員で、2年続けた。客があまり多くなさそうな店を選んだら潰れて、忙しい店に回された。京都は大学生が多く、当時はアルバイトの競争率が異常に高かった。今は大学生はそんなにバイトなんかしないと聞いた。大学の同級生が商業施設の自販機を補充するバイトをしていた。待機時間もバイト代が出る上に暇だからポータブルゲーム機を買ったという話を聞いてうらやましかった。

自分は社会人ドロップアウト組だから、大人になってからもいろいろバイトをしている。ラーメン屋はすぐクビになった。

外国で日本語を教えていたこともあった。素人が勝手にやっていたことで、よくあんなので金とっていたなと今になって思う。畑で働いたり、コワーキングスペースのスタッフをやったりもしていた。働きたくないのに、金が必要だからしかたなく、そのうえ一芸もない、そういう状態でやるアルバイトはろくなもんじゃない。人生の浪費。なんかこう、少しでも興味があったりツテを頼ったり、有意義な時間を過ごしたほうがいいんだと思う。めんどくさいけど。

今週のお題「やったことがあるアルバイト」