スティーブン・ショア/スチール・タウン

仮想通貨を売っぱらったお金で(言い訳)またもや写真集を買った。アメリカンニューカラーのどれかをほしいと思っていて、結局スティーブン・ショアにした。アンコモン・プレイセスとトランスペアレンシーズとも迷ったけど、唯一サイン本が残っていたスチール・タウンにした。

スティーブン・ショアの作風からしてメジャーなのが、アンコモン・プレイセスやトランスペアレンシーズになってくるだろう。絵的にも鮮やかでわかりやすく映える。それに比べて僕が買ったスチール・タウンは、寂れていく町を撮っている分色合いも地味で、落ち着いている。どちらかというとマイナーではないだろうか。

それにしてもこの、なんてことない町の写真をポスターみたいに撮ってしまうのが、技術というか腕というか機材というか、目なんだろうなと思った。そこに特別なものは写っていないのに、部屋に飾りたくなるような。

Steel Town - Stephen Shore – MACK