週刊Letter from Kyoto

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母に写真を送った

もういい歳だから親もクソもないんだけど、写真を送るとかそういうわかりやすいのが一番親孝行だろうと思った。結婚とか無いし子供とか有り得ないから、こういう形でしかできない。親を大事にするとか親孝行なんてことは普段考えない。どちらかというと否定的だ。親であろうが誰であろうが一人の人間だ。親しければそれなりに仲良くするだろうし、そうでなければそうでないだけの話だ。それは他の誰にでも言えることだ。親だから、というのは何も特別な関係ではない。僕の友人の一人は幼年期の頃から親との関係が上手くいっておらず、大人になった今でも親と仲良くしている子供を見たら「何故自分たちはああじゃなかったのだろう」と涙が出てくるそうだ。親にも当然良し悪しがある。悪い親を特別だと思い続ける必要はない。

僕の家庭は普通だった。

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