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ジェットストリーム

今はボールペンを使うことってほとんどない。手帳は持たないし、メモはスマートフォンかGoogleKeepといったメモアプリに書く。それでもやはり、生活していればときどき手書きで何か書かなければいけないこともある。手続きなんかは今でも紙とペンが主流だ。僕が使っているボールペンは市販のもので、三菱鉛筆のジェットストリーム。いいボールペンはParkerの貰い物(いつどこで誰にもらったか忘れた)があったりするけれど、インクがなくなって以来使っていない。確かに書きやすかったが、太くて邪魔になるのと、単にインクを替えるのがめんどくさいこともある。そうはいいつつも、ジェットストリームはずっと使っている。いつから使っているかというと、この記事を読んで以来ずっと。

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この記事が書かれたのは2009年らしい。当時僕は会社員だった。デスクにて書類を書いたり電話のメモをとったり、ボールペンを日常的に使用していた。しかしあまり良い物に出会えなくて、ボールペンに対していつも不満があった。そして上記の記事を読んですぐに、会社の備品としてジェットストリームを注文してもらった。実際使ってみると水性のボールペンみたいに滲まないし、インクが出にくくなることもなく書きやすい。すぐに使い切ってしまい、今度は替えのインクだけ注文することにした。先輩にも勧めてみたら、先輩はガンダムファンだから「名前がいい」と言って使い始めた。(ガンダムには「黒い三連星」という敵が使うジェットストリームアタックという戦法があった。)そのうちジェットストリームは社内の標準ボールペンになっていて、いつの間にか会社のネーム入りボールペンまで作られていた。これは僕が広めたわけではなく、それだけジェットストリームが市民権を得て、どこでも当たり前に使われるようになったからだ。

会社を辞めてからもこのペンを使い続けていた。カナダへ行くことを予定していたから、外国は市販の文房具がしょぼいという話を聞いており、ジェットストリームを2本持っていった。インクもまとめて5本持っていった。カナダでは英語学校に通い、ペンを使用することも多かった。一度「筆記用具を持ってきていない」というカザフスタン人の女の子にペンを貸したら、そのままパクられてしまった。こっちでは替えのインクなんて手に入らないのに。そうやって残った1本のジェットストリームとともに帰国して、今でもときどき使っている。

あれから事務用品の市場がどれだけ変化しているのかは知らない。もしかしたら別のメーカーかどこかでブレイクスルーが起きて、今はあまりジェットストリームが使われていないかもしれない。それどころか「ボールペンで手書きするなんて古い」なんていう時代にはまだなっていないだろうな。一時期"消せるボールペン"が流行ったのは知っている。消せるっていうことは消えるっていうことだから、ボールペンで書く意味ないじゃないかと思ってしまった。今でもまだ消せるボールペンが主流なんだろうか、どうなんだろう。身の回りの使い捨てボールペンを見てみてください。

ジェットストリームのおすすめは、多機能ペンではなく標準のもの。こちらだとインクが多いため替える手間が少ない。ペン先は標準の0.7mmより少し細い0.5mmが使い勝手がいい。高校のときに「米粒に文字が書ける」というキャッチコピーの極細ペンが流行ったが、あれはインクが出にくくて使いづらかった。

お題「お気に入りの文房具」