日記

帰国です

日本に帰ってきて一番最初にやったことがsimの契約とは、テクノロジーに毒されているというかなんというか、現代人であることを実感している。技術がなければ何もできない。そうでもないけれど、本当だったら歩いて探して道端で寝て、少しずつ進めばいいんだけどあった方がいろいろ便利で、焦りから来るものが多い。利便性を少しずつ切り離すと言ったって、文明の発展がここまで来てしまうとsimはその最後になるだろう。さて、そんな毒された生活を営むにあたりまず最初にやることは、免許証の更新から。去年切れている。身分証がパスポートしかない。パスポートには住所の記載がなくて(自筆で記入)何かを手続きするにあたり大抵は住所入りの身分証を求められる。次に住民票を入れること。住民票って何をするのに必要なんだろう。今調べてみたらどうやら免許証の更新に住民票が必要みたいだ。じゃあ先に住民票から。住所不定無職のままではいかなかった。住民票を入れるってことは住民税からも逃れられない。それはしょうがない。

京都府警察/免許証失効(有効期間切れ)手続き

マイナンバーってどうなっているんだ。まだ持っていないからネットで調べてみよう。海外送金にあたりマイナンバーが必要になってくるということを見た。健康保険は必要かもしれない。歯の治療をしたい。重要度は低いが髪なんかも切ったりしないといけない。自分で切ってもいいんだな、これ。オーストラリアで支払っていた税金の返金手続きは終わっているため、あとは返ってくるのを待つだけ。年金の返金手続きはオーストラリアを出国してからということでそろそろ始めないといけない。細々とした事務的なことがいくつかあるなあ。めんどくさい。何一つ取り掛かれない。

情報源について

日本に戻ってきて新しかったのが、みんなLINEニュースなんてものを見ていること。Yahoo!ニュースか何かから媒体が変わっただけでやってることは同じと言えるけれど、その市場に割り込んでいったLINEは強いなーもはや日本で敵無し、日本人はLINEに牛耳られてLINE無しで生きていけなくなっている気がする。年齢層は10代から30代が中心か。自分はニュースをどこで見ているかというと、うわ、はてなだ。はてなブックマーク、もしくはTwitterが情報源となっている。これはもう10年近く続いているな。そろそろ切り替えたい。そうは言っても手頃な読む媒体が見つからない。各ニュースなんかを総当りしているとそれだけで日が暮れる上にほとんどに関心を持てない。一昔前にキュレーションだかバイラルだかが流行ったけれど、あーいうところに欲しい情報はなかった。LINEニュースも同じ。情報にたどり着くには地道な作業が必要で、その慣れが効率に繋がるのかもしれない。お膳立てされた上に乗っかっていても、ただ流行っているだけだったり見せたいニュースを見せられているだけになってしまう。そう、もう一つ驚いたことは以前にも書いたけれど、一般人がTwitterを使っていること。僕が日本に長くいた2013年までは、まだそこまで一般に浸透していなかった。少なくとも電車の中で明らかにネットに疎い層がTwitterの話をしていることを耳にすることなんてなかった。彼らもまたスマートフォンからの参入層だろうけれど、日本においてTwitterはもう大衆の手に有り、最先端のツール、情報媒体ではなくなった。

日本でやりたい

そういうわけで、やっと日本にいます。日本にいなければできなかったことを少しずつやっていきたい。例えば日本の飯を食うとか、戻ってきて間もないけれど外国での乏しい食生活の反動で日本の飯を食いまくっている。特別感想はないが、これはまたすぐに体重が戻りそうだ。あと日本にいる人たちに会っていきたい。長らく会っていなかった日本の知り合い、外国で知り合って帰国している者同士もそうだけど、外国にいた間にスカイプやTwitterで交流なんかしていた人たちとも日本に帰ってきたら簡単に会う機会が作れる。あまり遠出はできないため近場から攻めていこう。用事があるわけではないから会話に詰まりそうで、何か口実を作っていきたい。テーマを持って対談、面談的な。そういうわけで暇してます。他には日本語の本だなあ。読みたい本はたくさんある。本屋にも行きたい。地元や近隣で訪れたい場所もいくつか。あと香港に行きたい。日本から近くて安い。

シェアハウスの話

ニューヨークで会い、一緒にキューバに行った小学校の同級生と日本で会った。「東京でゲストハウスやろうぜ」と言われた。僕はそういった試みを土地勘のある地元でできたらなーと思っていたが、東京の方が都合のいいことも多々ある。ただやはり、東京は土地勘もなく知り合いもいなくてそういうことをやる家を探すのも一段と大変な気がする。東京もしくは近郊で家が余っていてほったらかしていてタダかもしくは歩合で貸してくれる人いませんか。主に英語が話せる外国人、もしくは日本人を呼び込んで日本にいながらインターナショナルな環境やつながりを作る場にしたいと思います。自分にとってもある程度学んだ英語を手放すのは惜しくて、2週間も英語を使っていなければあっという間に忘れてしまうから。そういうのを僕は京都で考えていたんだけど、外国にいた時、外国人たちが「日本=東京」みたいなイメージをみんな持っていたことを知り、多くの外国人は東京に集まるためそういう点で東京は良いと思っている。おそらく自分が外国で知り合った人たちも多くは東京にしか行かないだろうから。方法は単純に家を借りて、シェアハウスとして何人か住み、空いている部屋をAirbnbで貸し、リビングはカウチサーフィンで外国人旅行者を呼びこむ。Airbnbについてはつい先日良いニュースもあり、許可制から届出制へとグレーだった部分も白くなってこれからますます簡単になっていくだろう。言うは易し、とにかく言うだけのところから初めて行く。

短歌

このままでいられなくなる日は、実は今その時であると信じる

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