週刊日記

音声ブログ

(18分)

今回もオーディオブック的な試みで読み上げを行っております。いつも忘れてしまい、音声の方はときどきの更新になる。全部やるというのもさすがにめんどくさい。ときどき音声のみの配信もやっていて、主に人と話したときなんだけど、それらは書き起こしもしていない。

日本ではオーディオブックがあまり普及していないが、アメリカなんかは割りと多いらしい。それは英語が文字を読むよりも音を聞くことが中心になっているからとか、文盲が多いからとか、車社会で運転する時間が長いといった背景もあるみたい。オーディオブックは買ったことはないんだけど、そのへんのメリットとデメリットを思いつく範囲で挙げてみよう。

メリット

目が疲れない

オーディオブックは目が悪くなった人のためにあるとさえ言える。老眼になった人で本を読むのが大変になり、読書習慣をなくしたという話を聞いたことがある。ルーペを用いるのは両手が塞がって邪魔くさいし、老眼鏡も目が疲れる。ディスプレイで文字を拡大しても読む範囲が小さくなり、ページをめくる手間が増える。しかし音声で聞くだけなら負担が少ない。耳が悪くなっていても音量を上げればいいだけ。

ながら作業ができる

これは先程も挙げたように、運転しながらでも聞けるというもの。自転車に乗りながらでも手作業をしながらでも筋トレしながらでもラジオ的に活用できる。文字だと読む作業に目を使うため、ながら作業できることが非常に少ない。動画配信でも画面に縛られる。音声のみだからこそ可能なことだ。

受動的になれる

読むという作業は能動的な行動になるが、聞くのはただ流れている音声を耳にするだけで成り立つ。意味の分からない言葉がでてきたときなどは考えないといけないが、気に留めなくても流れていってくれるから楽だ。文章なら読む気にならないようなものでも、音声なら流しておくだけでとりあえず内容を把握できる。

デメリット

耳障り

声が不快だったりノイズが邪魔だったり、聞き苦しいことが多々ある。文字でも語調がキモいとかあるかもしれないが、音になるとそれがダイレクトに響いてくる。僕は京言葉だから、そもそも何言ってるかわからないってこともあるかもしれない。好みに左右されることも大きく、こればかりはごめんなさいとしか言いようがない。

時間を調整できない

文章は自分のペースで読むことができるが、音声は流れるものを聞くだけだから、向こうのペースに合わせないといけない。勝手に早口になったり遅くなったりしても、こっちからの調整は効かない。途中で止めたりはできるが、30分の音声なら30分きっかり縛られることになる。二倍速とかあるけど聞き取りにくい。文章の読み飛ばしならぬ聞き飛ばしもなかなか難しい。

検索できない

文字だとコピーアンドペーストですぐに検索できるが、音声はそうもいかない。また、ワード検索して当該文字列がある場所にたどり着くことも音声はできない。当然ながらGoogle検索でキーワードから音声にたどりつくこともない。気になるワードがあれば音声全体を聞いて該当の場所を探り当てないといけない。

とまあこのような特徴があります。最近はツイキャスで録音しているため音質が悪いです。そして誰もいないキャスの中で一人えんえんと朗読しているのがなかなかシュールです。Twitterでフォローしてくださればツイキャス録音の現場に立ち会っていただけることがあるかもしれませんので、その際は何か合いの手をお願いします。

映画の話

つい先日「時計じかけのオレンジ」が軽く話題になっていたが、「時計じかけのオレンジ」は中学生の頃に流行った。この映画が公開されたのは1971年でその当時僕が中学生だったというわけではない。「クーロンズ・ゲート」というプレイステーションのゲームが一部で話題になり、その世界観が「時計じかけのオレンジ」に似ているということに端を発し、周りでキューブリックブームが広がった。

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ちょうど同じ頃に「アイズ・ワイド・シャット」が公開され、キューブリックも死んだ。僕はキューブリック映画の中でこの「アイズ・ワイド・シャット」と「フルメタル・ジャケット」が好きで、「時計じかけのオレンジ」は3番目ぐらいだろうか。キューブリックボックスというDVDボックスがあり、友人が持っていたから借りて全部見た。

[asin:B00005MIO7:detail]

「アイズ・ワイド・シャット」は雰囲気がすごく好きだった。トム・クルーズ演じる善良な医者が自暴自棄になり、夜の街で羽目を外そうとするも、おっかなくて踏み出せない。あの夜の街がかもしだしている空気が良い。一歩間違えば途端に闇に取り込まれてしまいそうな、しかし表からそんなものは見えない、なんとなくの空気だけで伝わってくる。しかしこれは映画だから、実際に事件に巻き込まれることになる。普段生きている日常から、その裏にある非日常へ少しずつ足を踏み入れていく。派手な映画じゃないんだけど僕は好きです。あーいう雰囲気を現実に求めているところが大きい。

[asin:B003GQSYNA:detail]

実はこの映画には一見単純なストーリーに隠された謎があって、中学生の頃に普通に見ただけでは気づかなかった。この謎についても解説があるので、映画を見てもわからなかった人は読んでみよう。僕ももう一度見てみようと思う。

映画評論家・町山智浩による「難解映画 アイズ・ワイド・シャット」の謎解き | 世界は数字で出来ている

ヒトコトへの回答.19通目

インスタ停止記事でたどり着きました!あれ酷すぎですよね。私は顔写真は送ってません。ネットで情報収集中ですが、顔写真送った人が意外に多くてびっくり。とにかく酷い

これ久々だ。質問ではないけれど、反応があった。インスタ停止記事ってのはこれです。

内容から察するに、この人もアカウント停止されたんだろう。「顔写真送ってません」というのは、記事内に書いた「自撮り送ってくれたらアカウント復活してあげる」措置のこと。まあInstagram公式に対して顔写真送るぐらいは、僕は特に抵抗ない。どうせみんなInstagram上にあげてたりするんだから。

さて、このメッセージくれた人はまだネットで情報収集中みたいだけど、おそらくこれ以上の進展はないと思う。潔く自撮り送ってアカウント復活してもらわないことには前に進まないだろうし、それやったところで僕のようにSMS認証拒否されて詰む可能性がある。今後の方針はどうなっていくのかInstagram。

※当ブログではメッセージを受け付けております。