先日、kinfolkについて書いた。kinfolkはオレゴン州のライフスタイルを紹介するという雑誌だ。僕はオレゴンについて、ガスヴァンサント監督の映画にあるポートランドのイメージしかなかったので、とても暗い印象を持っていた。しかしkinfolkではのどかで落ち着いた、シンプルな印象だった。気になったので検索してみた。
オレゴン州にはDIYという習慣が根付いているそうだ。Do it yourselfの略ということで、元々はナチス空爆下のイギリスにおいて「自分たちで復興する」とかそういうスローガンから派生した日曜大工を指していたそうだ。
オレゴン州においては工作にとどまらず、ジャムといった調味料、食品、雑誌、衣類など、あらゆる場面においてこのDIYの習慣が定着している。
いろいろ見ているとオレゴンブームがあったんじゃないかというぐらい、多くの場面で紹介されている。やはりそのファッションやライフスタイルについて、注目が集まった。ポートランドにおいては都市計画の領域にまで、そのスタイルが浸透しているみたいだ。
アメリカにこんな場所があったのか、という雰囲気。まるで北欧のようだ。当初僕が抱いていたイメージはどこへ行った?